教育学部
初等教育学科

Introduction学科の紹介

初等教育学科とは

教育・保育の専門家を目指して身に付けた知識や技能は、子供たちのことを第一に考えて発揮されなければなりません。初等教育学科では、教育現場の様々なケースに対応できるよう、見学実習やインターンシップなどの体験型授業を重視し、現場経験の豊富な教員と専門的知識をもった教員が協働して、実態に即した「教え導く」ための技術や心構えを指導しています。

Objective目指していること

「教育は人なり」

教え導くために必要な資質・能力を身につけましょう。

本学科では1年次の早い時期から見学実習やインターンシップなど多くの実習機会を用意しています。教育・保育現場に身を置くことで、どのような資質や能力が必要かを理解し、学ぶ意欲を高めてもらうことがねらいです。「教育は人なり」という言葉があります。子どもを教え導くには、先生自身の資質や能力が大事なのです。知識や技術だけでなく、教員・保育士になるために必要な社会人としての素養を磨きましょう。そして、今できることに一生懸命取り組み、充実した生活を送ることで「教え導く」専門家に必要な資質や能力を身につけてください。

初等教育学科

楠博文 教授

専門分野/算数教育

Three features初等教育学科の3つの特徴

充実した『環境』

模擬教室や模擬保育室など、保育・教育の実践力を高める設備を整っています。また、近隣に小学校・こども園が併設されており、体験的に子どもの発達段階や援助・支援の仕方を学ぶことが可能です。さらに、インターンシップや実習をはじめとした実践・体験型授業が1年次から設定されています。

支え合う『仲間』

「先生」を志す中で、自主的に学び合い、仲間を認め合い、そしてお互いを高め合う学生が集まっています。また、現場経験を積んだ教員、高い研究能力を持つ教員による指導体制も充実しています。学生と教員による“チーム初等”で「先生」になる夢を全力でサポートします。

信頼の『実績』

中国・四国地方を中心に、地元・故郷での高い採用実績があります。採用試験受験者に対する模擬面接・小論文対策・実技指導などの徹底した指導により、公立の採用試験合格率を高めています。また、既卒者に対しても同様の試験対策支援や保育・教育現場での悩みなどについての相談などへの対応も行なっています。

こんな人材を育成します。 乳幼児教育・初等教育に関する専門知識・技能を習得し、豊かな人間性や協同精神・奉仕精神を養います。それにより、人格形成の基礎を培う期間の子供を、広い視野と複数の観点を持って教え導くことに専門性と実勢的応用力を発揮できる教育者・保育者を育成します。 こんな人を求めています 『子どもが好き』で、子どもの教育活動に喜びを見出せる人、初等教育・保育の専門家を目指す人。また、子どもの幸せを願って専門技能を高め、知識や思考を深めたい人。人格や発達の多様性を受け入れ、一人ひとりの成長や可能性を信じられる人を求めています。 カリキュラムのねらい 小学校教諭一種免許状、幼稚園教諭一種免許状および保育士資格の資格取得に必要な科目を中心に編成しています。実践力を高めるために、学外実習や体験学習を含む演習・実習科目を充実。さらに、選択科目で各自の関心に応じた得意分野を伸ばし、学習意欲を高めます。

身につく知識・能力

1.保育・教育の専門家に必要な基本的知識・技能
2.他者と協調し、変化する時代や想定外の状況にも適応でき る問題解決能力
3.様々な経験を通して得られる、強さ・優しさ・謙虚さを備えた人間性

取得可能な資格

  • 小学校教諭一種免許状
  • 特別支援学校教諭一種免許状
  • 幼稚園教諭一種免許状
  • 保育士資格
  • 博物館学芸員資格
  • 図書館司書資格
  • 学校図書館司書教諭資格
  • 社会教育主事任用資格および社会教育士

主な就職先

Curriculumカリキュラム

卒業に必要な単位数

卒業に必要な単位数
総合教養教育科目20単位,外国語教育科目6単位,
専門教育科目62単位 以上を含め合計124単位以上

科目など詳細はこちら

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Faculty list学科教員一覧

楠 博文

教授

算数教育

  • 学位:

    修士(学校教育学)

  • 主要担当科目:

    算数Ⅰ・Ⅱ,算数科教育法

  • 算数Ⅰ・Ⅱでは、算数科における目標及び指導内容について具体的な指導事例を基に理解し、将来、小学校教諭となるために必要な算数科の基礎的・基本的な知識を身に付ける。算数科教育法では、算数の授業づくりの楽しさと奥深さを実感し、児童一人一人を大切にした「魅力ある算数の授業づくりができる教師」になるための、実践的指導力を身に付ける。

  • 主要業績:

    • 『20代で知っておきたい算数授業のつくり方』(単著、東洋館出版社,2020)
    • 小学校算数教科書『わくわく算数』第1学年〜第6学年(共著、啓林館、2019)
    • 『算数好きにする教科書プラス坪田算数ワークブック2年生』(編著、東洋館出版社、2011)
    • 「算数の学習場面における自己内対話に注目した主体的・対話的で深い学びに関する考察」(単著、『就実教育実践研究』第12巻、2019)
    • 「算数科における『統合的・発展的に考察する力』の育成を目指した実践的研究Ⅰ」(単著、『就実教育実践研究』第11巻、2018)

門原 眞佐子

教授

学校教育学 臨床心理学

  • 学位:

    修士(学校教育学)

  • 主要担当科目:

    学校経営論

  • 学校・園経営に係る基礎的な事項について学習し、マネジメントサイクルにつないで考える。その過程で管理職のリーダーシップのもと、人的・物的経営資源を有効に活用して、効果的に行われる学校・園経営について考える。

  • 主要業績:

    • 『実践!ソーシャルスキル教育 小学校』(共著,図書文化,2005)
    • 『キレやすい子へのソーシャルスキル教育』(共著,ほんの森出版,2007)
    • 「怒りの感情をコントロールするための児童に対する社会的スキル教育−予防・ 啓発的プログラムの効果の検討−」(単著,『財団法人岡山県教育弘済会教育研 究収録』第 14 号,2006)
    • 「次期『学習指導要領』と『幼稚園教育要領』改訂を控えての日本の学校園の課 題−人口減少と教育方法刷新に注目して−」(共著,『就実論叢』第 46 号,2017)
    • 「へき地の学校園を支える社会関係資本」(共著,『就実教育実践研究』第 10 巻,2017)

小西 淳子

教授

乳児保育 特別支援教育(障がい児保育を含む)

  • 学位:

    修士(社会福祉学)

  • 主要担当科目:

    乳児保育 特別支援教育(障がい児保育を含む) 

  • 乳児保育はその後の長い人生の土台である大切な時期であり、乳児保育の対象である0.1.2歳児を取り巻く人的・物的環境の重要性が近年、認識されその保育の担い手である保育者の質が問われている。乳児の発達を理解し、社会の動きを見極め、家庭と連携を取りながら子どもの発達をどのように保障していけばいいのか、どのような関わりをすればよいのかを学ぶ。また、手作りおもちゃの制作や指導計画の作成なども行う。
    特別支援教育(障がい児保育を含む)では、障がい児の子どもの特性を理解し、インクルーシブな保育・教育とは何かを考え、個別支援、クラスでの支援について具体的な事例を通して学ぶ。

  • 主要業績:

    • 『こぼれ落ちる子をつくらない聴く保育』(共著 岩崎学術出版社 2013)
    • 『保幼ー小が連携する特別支援教育』(編著 明治図書出版社 2008)
    • 『発達障害のある子の保育の手だて』(共著 岩崎学術出版 2007)
    • 『自閉症児のための絵で見る構造化パート2』(編著 学習研究社 2006)

福井 広和

教授

理科教育学

  • 学位:

    修士(学校教育学)

  • 主要担当科目:

    理科教育法

  • 小学校学習指導要領に基づき、理科学習指導案の作成方法について具体的事例から理解する。次いで小学校各領域(エネルギー・粒子・生命・地球)の学習について、模擬授業を通して理科授業を実践していくための基礎的な技能を身につける。

  • 主要業績:

    • 『文系教師のための理科授業ワークシート』(共著、明治図書,2019)
    • 『理科教育法 理論をふまえた理科の授業実践』(共著、大学教育出版、2015)
    • 『文系教師のための理科授業板書モデル』(共著、明治図書出版、2014)
    • 『ワークシートでらくらく科学クラブ』(共著、明治図書出版、2014)
    • 『文系教師のためのキットでバッチリ理科授業』(共著、明治図書出版、2013)

丹生 裕一

教授

国語教育 比較教育学

  • 学位:

    博士(教育学)

  • 主要担当科目:

    国語Ⅰ 国語科教育法 幼児の言葉 ほか

  • 国語Ⅰでは、前半は文章作成やロールプレイなどの演習を中心として授業をすすめる。後半は小学校の国語科の概要(特に低学年)や幼保との連続性などについて講義を中心に行う。
    国語科教育法では、小学校の授業を担当するのに最低限必要となる教材研究法・授業方法について具体的に理解するとともに、自ら実践する力量を高める。特に、授業の目的をどのように設定し、その達成のために児童の意欲や感性を刺激する言語活動をどのように指導するのかをテーマとする。
    幼児の言葉では、乳幼児期の言葉の発達、『保育所指導指針』『幼稚園指導要領』のねらいや内容、支援の在り方について講義する。また絵本などの文化財やことば遊びに関する演習も授業の中で行う。

  • 主要業績:

    • 「イングランドのある熟練教師はどのように創作活動を国語科の授業で運用するか」(単著,『国語科教育』第86集,2019)
    • 「ゆさぶり発問を生む授業者の思考・判断に関する事例研究―自身の実践の省察―」(単著,『国語教育研究』No.563,2019)
    • 「イングランドの“the Framework for Teaching”に準じたあるインスピレ―ショナルな教師の授業づくりの手法」(単著,『読書科学』第 55 巻第 3 号,2013)
    • 「イングランドの小学校国語科授業の実際 ―『フレ―ムワ―ク』下の授業実践例に着目して―」(単著,『国語教育研究』No.449,2009)
    • 「イングランド National Literacy Strategy の効果的な実践に関する一考察」(単著,『国語科教育』第 61 集,2007)

岡田 信吾

教授

特別支援教育

  • 学位:

    博士(学校教育学)

  • 主要担当科目:

    知的障害児教育1

  • 特別支援学校における知的障害児童・生徒の教育課程の概説を行う。知的障害児童・生徒の各教科、教科・領域をあわせた指導の概略と授業設計の基礎を理解することをねらいとする。

  • 主要業績:

    • 「高等学校において教師が気になる 特別な教育的支援の必要な生徒の分析」 (共著,『就実教育実践研究』,2014)
    • 「小学校長における特別支援教育推進に関わる意識調査」(単著,『就実教育 実践研究』,2013)
    • 「保育士を目指す大学生の,肢体不自由,病弱・虚弱,発達障害,知的障害に 関する意識調査」(共著,『就実論叢』2012)
    • 「日本特殊教育学会発表論文集における病弱児の心理・教育の研究動向と課 題」(共著,『就実論叢』,2011)
    • 「Effects of perspective sentences in Social StoriesTM on improving the adaptive behaviors of students with autism spectrum disorders and related disabilities」(共 著,Education and Training in Developmental Disabilities,2008)

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原 奈津子

教授

社会心理学

  • 学位:

    博士(心理学)

  • 主要担当科目:

    生徒・進路指導論

  • 生徒指導および進路指導の意義・目的についての理解を深め、”生きる力の育成”という視点に立った援助の原理・方法を学習する。生徒理解の方法・生徒および学校が直面している諸問題(いじめ・暴力行為・不登校・自殺など)について理解を深め、適切な生徒指導のあり方について考察する。さらに、生徒が自らのキャリアを主体的に選択・決定できるような進路指導のあり方について習得する。

  • 主要業績:

    • 『社会的認知研究 ―脳から文化まで―』(共編訳,北大路書房,2013)
    • 『他者を知る ―対人認知の心理学―』(共著,サイエンス社,2006)
    • 「説得における気分・感情の役割」(単著,『心理学評論』,2005)

渡邊 言美

准教授

日本教育史

  • 学位:

    修士(教育学)

  • 主要担当科目:

    教育学概論(中等)・教育の歴史

  • 現代日本の教育についての基本的事項の概説。政策・理念・制度・内容それぞれについての要点を提示し、これからの教育のありかたについて自分なりの考えをもつことを目指す。

  • 主要業績:

    • (共著)池田隆英他編著『なぜからはじめる教育原理』建帛社、2015
    • (共著)『開港と近代化する神戸』神戸新聞総合出版センター、2017
    • 「戦前期兵庫県におけるラジオ体操の普及実態に関する研究」『教育学研究ジ ャーナル』第 18 号、2016
    • 「昭和戦前期地域における生徒指導観―神戸市における『不良化』対策を中心 に―」『就実論叢』第 44 号、2015
    • 「神戸市教育課『生活指導の修身教育』にみる修身教育観―高等科部分を中 心に―」『就実論叢』第 43 号、2014

村田 恵子

准教授

教育史 児童福祉

  • 学位:

    修士(教育学)、修士(社会福祉学)

  • 主要担当科目:

    社会的養護

  • 児童養護の体系について説明した後,社会的養護の基本理念について,特に子供の権利保障という観点から整理する。さらに,今日の児童養護問題と社会的養護の仕組みや実践上の課題について考察する。

  • 主要業績:

    • 共著 中野菜穂子他編著『社会的養護の理念と実践(第2版)』みらい、2017
    • 「施設実習で保育学生に期待される学びに関する研究-施設ベテラン職員,保育士養成校実習指導担当教員への調査から-」(単著、『就実教育実践研究』第10号、2017)
    • 「対象理解の深化につながる実習日誌のあり方に関する一考察」(単著、『就実教育実践研究』第7号、2014)
    • 「実習施設と保育士養成校の協働による保育実習(施設)の試み ―実習日誌の指導を中心として―」(共著、『就実教育実践研究』第6号、2013年)

津島 靖子

准教授

特別支援教育

  • 学位:

    博士(学校教育学)

  • 主要担当科目:

    特別ニーズ教育総論 発達障害児の生理・病理

  • 特別な教育的ニーズのある子どもの言語・コミュニケーションの基盤や脳の発達と機能について学び,一人一人に応じた教育的支援を考えていくための基礎的力として,背景にある病態から障害特性に対する理解を深める。

  • 主要業績:

    • 「Developmental considerations of executive function evaluated using neuropsychological examinations.」(共著,『Childhood Studies』,4,2018)
    • Categorical perception and reading skill: a survey of Japanese second graders」(共著,『Chugokugakuen Journal』,13,2014)
    • 「Continuous Performance Testによる注意欠陥/多動性障害および広汎性発達障害の検討」(共著,『脳と発達』,43(5),2011)
    • 「注意機構の脳機能局在および脳機能システムに関する文献的研究―Continuous performance testを中心に―」(共著,『岡山大学大学院教育学研究科研究集録』,第147号,2011
    • 「健常児(者)におけるKiddie Continuous Performance Test成績の発達的変化とその適用年齢に関する検討」(共著,『脳と発達』,42(1),2010)

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藤田 知里

准教授

美術教育

  • 学位:

    博士(学校教育学)

  • 主要担当科目:

    図画工作科教育法

  • 小学校教育の指針である小学校学習指導要領における「図画工作」のねらいや内容の意味を理解し、実際の教育現場で教育者はどのように指導していくか、子どもの視座に立つ実践的な図画工作科の内容と指導方法を習得することを目的とする。

  • 主要業績:

    • 「子どもの造形表現理解の試み―「振り返りシート」から見る保育者の意識の変容―」(単著,『美術教育学研究』,2020)
    • 「子どもの造形活動と粘土硬度に関する一考察」(単書,『美術教育学研究』, 2017)
    • 「バ―ミンガム美術学校とア―ツ・アンド・クラフツ運動 ―ヴィクトリア期におけ る美術教育の研究②―」(単著,『大学美術教育学会誌』,2013)

小林 佐知子

准教授

音楽教育学 幼小接続

  • 学位:

    修士(教育学)

  • 主要担当科目:

    幼児の音楽表現、音楽科教育法、音楽、初等教育ゼミナール

  • 音楽に関わる教育内容と方法を内容とした講義を行う。講義を通して学んだことを基に模擬保育・授業に取り組み、実践力を身に付けることをめざす。

  • 主要業績:

    • 『日本伝統音楽カリキュラムと授業実践』(共著,音楽之友社,2017)
    • 『三訂版 小学校音楽科の学習指導』(共著,廣済堂あかつき,2018)
    • 『生活と文化をつなぐ「郷土の音楽」の教材開発と実践』(共著,黎明書房,2018)
    • 「音楽科授業における集団思考成立の条件―小学校1年生の「図形楽譜づくり」の場合―」(単著,『学校音楽教育研究』日本学校音楽教育実践学会紀要第19巻,2015)
    • 「わらべうたを教材とした幼児の表現活動における直接経験の意義」(単著,『畿央大学紀要』第15巻第2号,2018)

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飯田 智行

准教授

スポーツ科学 体育科教育 身体教育学

  • 学位:

    博士(健康科学)

  • 主要担当科目:

    体育Ⅰ〜Ⅳ、体育科教育、幼児の健康

  • 体育科教育の意義・目標や内容を理解する。小学校体育で取り扱われている内容の各運動領域の基礎的な運動技能の習得を目指すとともに、教材理解を深める。また、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」の領域の「健康」のねらい・内容等を踏まえ、健康な心身の発達を促す指導の在り方について解説し、生活習慣・健康にかかわる遊び・安全管理等に関する保護者の役割・環境の在り方など具体的な実践方法についても学ぶ。

  • 主要業績:

    • 「夏季暑熱環境下の野球観戦時における水分摂取量,発汗量および体重変化—ミネラルウォーターを飲料水とした場合の実践的調査—」(共著,『保健の科学』,2017)
    • 「岡山県離島地域の小中学生の体力に関する調査」(共著,『岡山体育学研究』,2014)
    • 「離島中学校への体育の出前授業の教育効果」(共著,『高専教育』,2011)
    • 「歩行度の違いがApproximate Entropy を用いた歩行中の頭部動揺周期の規則性に及ぼす影響」(共著,『体力科学』,2007)

田中 修敬

講師

幼児教育

  • 学位:

    修士(教育学)

  • 主要担当科目:

    保育内容総論,幼児の人間関係

  • 幼児が様々な体験を積み重ねながら,全体的,全人的に発達することを理解し,遊びを中心とした保育内容や総合的な指導のあり方について理解を深める。

  • 主要業績:

    • 気付き体験を活かして効力感を高める保育者支援プログラムの開発(共著,『応用教育心理学研究』第38巻第2号,2022)
    • 子どもの人と関わる力を育む保育者の集団に対する認知(共著,『応用教育心理学研究』第38巻第2号,2022)
    • 子どもの育ちを支える保育の計画と評価(共著,北大路書房,2022)
    • 保育内容「人間関係」に関わる保育者の幼児理解と力量形成(共著,『就実論叢』第50号,2021)
    • 保育者の長期的なアイデンティティの変化と自伝的記憶との関係(共著,『岡山大学大学院教育学研究科研究集録』第176号,2021)

長田 健一

講師

カリキュラム論 社会科教育

  • 学位:

    修士(教育学)

  • 主要担当科目:

    社会科教育法

  • 各人が主体的な選択・判断によって社会科授業を設計できるようになるため、①学習指導要領に示される小学校社会科のカリキュラム構成と原理、並びに社会科教育の主な理論類型とその具体的実践例を理解した上で、②受講者による学習指導案の作成を行う。

  • 主要業績:

    • 『社会科教育のルネサンス ―実践知を求めて―』(共著,保育出版社,2016)
    • 「論争問題学習における授業構成原理の『熟議的転回』―National Issues Forums の分析を通して―」(単著,『社会科研究』第 80 号,2014)
    • 「紛争解決能力を育成する学習方法論とその意義 ―“Conflict in Context”にお ける『安全』概念を中心に―」(共著,『社会系教科教育学研究』第 22 号,2010)
    • 「民主主義のあり方を追究する中学校社会科歴史授業開発 ―『輿論』と『世 論』の違いの探究を通じて―」(単著,『就実教育実践研究』第 8 巻,2015)

蘆田 智絵

講師

幼児教育支援論 幼児教育思想

  • 学位:

    博士(教育学)

  • 主要担当科目:

    保育原理Ⅰ・Ⅱ、保育者論

  • 乳幼児期における保育や教育について、幼稚園や保育所等における保育内容、幼児教育の歴史や教育思想、子育て支援、外国における保育・幼児教育のあり方など多様な観点から学びます。

  • 主要業績:

    • 『ともに生きる保育原理』(共著,みらい,2018)
    • 『教育課程論 広島大学教職課程シリーズ第6巻』(共著,協同出版,2014)
    • 「オーストリアの親教育 Elternbildung に関する一考察 ―シュタイアーマルク州の事例より―」(単著,『広島大学大学院教育学研究科紀要 第一部 学習開発関連領域』,2012)
    • 「ペスタロッチー教育思想における母性愛の機能の再検討 ―乳幼児期における「内的醇化」に着目して―」(単著,『人間教育の探究』,2009)

山本 多佳実

講師

特別支援教育 応用行動分析学

山本 多佳実

  • 学位:

    修士(学校教育学)

  • 主要担当科目:

    発達障害の心理学

  • 特別支援教育の中でも、近年、注目されている通常学級に在籍する発達障害のある子どもたちに対する支援方法を、心理学の知見から学びます。発達障害について理解を深めながら、インクルーシブな環境下でどのように支援していくのかを考えていくために、理論の基礎を学びます。

  • 主要業績:

    • 山本多佳実・井澤信三 (2021) 自閉スペクトラム症のある成人における上司との外食場面のソーシャルスキルプログラムの効果. 特殊教育学研究, 59 (2) , 121-132.
    • 山本多佳実・井澤信三 ( 2021)自閉スペクトラム症のある青年における「悪質商法の勧誘を断る行動」の獲得と般化の検討. 特殊教育学研究, 58(4), 269-282.
    • 山本多佳実・井澤信三 (2016) 自閉症スペクトラムのある成人における外食場面のソーシャルスキル獲得と般化の検討〜シミュレーション訓練とセルフマネジメント手続きを組み合わせた指導の効果〜. 特殊教育学研究, 54(3) , 179-187

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