「過去に学び、それを現在・未来に生かす」ことを学びの基本とする就実大学人文科学部において、とくに実践英語学科は、国際社会に生きる人間として過去に学んで現在・未来に生かすプロセスをすべて英語で行います。本学科には英語コミュニケーションコース、英米文化コース、通訳翻訳コースの3つのコースがあります。(英語学を専攻することも可能です。)
実践英語学科の卒業生は特定の分野に縛られること無く、グローバル商社、大手旅行会社、英語教員、公務員、テレビ局、空港グランドスタッフ、有名ホテル、大手証券会社、大手銀行など、さまざまな業界の第一線で活躍しています。
就実一の徹底的な英語漬けを標榜する実践英語学科。初年次から外国人教員が担当するAll Englishの授業が毎日設定され、少人数(15名前後)で実践的な英語の4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)を粘り強く徹底的に鍛え上げます。本気で英語を学ぶ唯一の学科です。
在学中に英語圏で海外経験を——実践英語学科は英語を専門とするため、海外語学研修で修得する多くの単位と互換性を持ちます。3週間から半年間、そして最長で1年間、海外経験を積んだとしても、卒業年次を延長する必要はありません。これは実践英語学科だけのメリットです。
実践英語学科ではTOEIC IPテストの定期的な受験を義務付けています。自らの英語力を数値化して客観的に振り返り、次の目標に向けて取り組むPDCAサイクルを形成しています。英語にまつわる多様な専門知識に加えて、実践的な英語運用能力の「見える化」を推進しています。
実践英語学科は、英米文化・文学、英語学、コミュニケーション、通訳・翻訳、英語教育といった英語関連領域の専門的・学際的研究を通して、実践的な英語運用能力だけではなく、英語圏の人々、その人々を取り巻く社会・文化・思想・価値観についての教養を深化させ、それらを主体的に駆使・応用することで、グローバル化の進む諸領域の創生・発展に貢献できる人物を育成することを目標としています。
※いずれも必要な科目を履修すれば卒業と同時に取得できます。
卒業に必要な単位数
総合教育科目20単位
外国語教育科目12単位
専門教育科目82単位、以上を含め合計124単位
小田 希望
教授
英語学(とくに語用論)
学位:
博士(文学)
主要担当科目:
英語学研究入門
英語学とは、英語という言語がどのような仕組みで動き、どのような特徴を持つのかを考える言語学の一領域である。授業では、統語論、形態論、意味論などをはじめとしたおもな研究分野における基本的なトピックを紹介し、英語というひとつの言語を通して、英語話者がどのように世界を捉えるのかを考察する。
主要業績:
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渡辺 浩
教授
イギリス文学
学位:
文学修士
主要担当科目:
イギリス文化研究
ヨーロッパとアジアの違いはあるが、同じ島国としてイギリスと日本の文化を比べてみることも興味深い。16世紀以降20世紀にわたる世界への版図の拡大と、現在再びヨーロッパの端に位置しながら大きな影響力を保つ、イギリス独特の文化的特色を学び考察する。
主要業績:
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和栗 了
教授
アメリカ文学
学位:
博士(文学)
主要担当科目:
アメリカ文化研究
アメリカ合衆国の根本を形成しているものは何かを、理性と宗教という二つの点から講義する。年度によって扱う題材は異なるが、基本となる見方は不変である。合衆国は合理主義的な国でありながら極めて不合理である。その矛盾を探求する。
主要業績:
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中野 修一
教授
教科教育法(英語)Ⅰ~Ⅳ
学位:
修士(教育学)
主要担当科目:
教科教育法(英語)Ⅰ~Ⅳ
第二言語習得や英語教授法についての基本的な知識を身に付ける。これらの理論や方法論から学んだ知見を基に中・高等学校の授業を科学的に考察し、授業デザインができるようになる。模擬授業等を通して知識・技能を活用する言語活動の場を創造できる教育者の育成を目指す。
主要業績:
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Laurence Dante
教授
教育学
学位:
アジア学科修士・教育学修士
主要担当科目:
Cross-cultural Understanding and Interaction(異文化理解と交流)
Minorities in the U.S. will be a main theme of the course. The three main minorities covered will be African Americans, Native Americans, and Mexican Americans. American history and culture will be explored and analyzed, particularly in regard to issues and events related to ethnic minority groups.
主要業績:
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武部 好子
教授
演劇論・通訳翻訳論
学位:
演劇学修士・英文学修士
主要担当科目:
通訳・翻訳ゼミ
声を通して「聴く」「話す」通訳と、文字を通して「読む」「書く」翻訳について、それらが社会の中で通時的かつ共時的に果たす役割の意義と効果を探求する。演劇や映像を通して、言葉に置き換えられない非言語の重要性にも焦点を当てる。
主要業績:
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David Townsend
准教授
外国語教育(TESOL)
学位:
政治学修士号,言語学修士号,政治学・歴史学位
主要担当科目:
Communication Strategies (英語コミュニケーション)
In this class, students will examine specially chosen themes designed to help address communication problem areas that past students frequently encountered when traveling abroad. Special focus will be given to acquiring essential communication strategies that will make communication more natural and therefore more effective.
主要業績:
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西谷 工平
准教授
英語学
学位:
博士(文学)
主要担当科目:
英文法
これまでに学習してきた英文法について、とくに英語学の知見を交えながら再考する。文法といえばルールのリストを連想するかもしれない。しかし、実はそのひとつひとつのルールに、私たちの認識の在り方が如実に反映されている。そのからくりを考察することで、真の英文法を身につける。
主要業績:
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雨森 未来
准教授
イギリス文学
学位:
博士(文学)
主要担当科目:
English Reading, 英文講読, 検定英語
イギリスの文学、文化、そして社会に通じる英文を読解する。必要に応じてリーディングの手法を変え、基礎的な文章やパラグラフライティングを正しく読み取る能力を鍛える。その他に、文学作品の原書を扱い、専門的な英語と文体を味読し、理論的思考に基づく批評の手段を学ぶ。
主要業績:
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原田 昂
講師
イギリス文学
学位:
博士(文学)
主要担当科目:
英文講読
英国の文学作品を原文で読み解くことで、英国の文化や文学作品から生まれた語彙を学び、また客観的な視点や論理的に考える力を養う。ただ英文を読むだけでなく、英語を学ぶ現代人にとって必要な能力を身につけてほしい。
主要業績:
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苫米地 夏緒
講師
アメリカ文化研究
学位:
博士(アメリカ学)
主要担当科目:
アメリカ文化研究
この講義では人種に焦点を当て、raceやracismとは何かを学びながらアメリカの社会や文化、そして歴史の在り方について探求する。白人(性)や白人特権を始め、人種の社会的構築、構造的人種差別、人種的マイノリティのステレオタイプなどについての知識を身に着けることで、それらがこれまでに現代アメリカ社会と文化にどのような影響を与え、今も尚与え続けているのかを検証する。
主要業績:
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D. J. MacAnthony
講師
Applied Linguistics
学位:
Masters in Applied Linguistics
主要担当科目:
English Proficiency(英語表現演習)
I hope that my students will be able to find and understand information concerning class topics. They will also be able to express their opinions and effectively carry out group discussions and make well-organized presentations.
主要業績:
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Benjamin Listen
講師
通訳翻訳論
学位:
修士(翻訳)
主要担当科目:
English Writing
I’m currently involved in research related to technical translation, specifically involving new fields such as speedrunning, AI, and things like that. I worked as a freelance translator for a long time, so I’m currently teaching a lot of writing classes to help with style, revision, templating, editing/proofing, etc.
主要業績:
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Aaron
Asmann
講師
教育学
学位:
修士(教育学)
主要担当科目:
Oral Communication
In this course, students will develop practical speaking and listening skills, in a student-centered environment. Students will learn language and vocabulary related to each unit topic, with particular attention paid to natural pronunciation and usage. Students will learn language and strategies to increase speaking fluency and comprehensibility, and prevent and repair breakdowns in communication. Students will have frequent and extended pair conversation practice. Students are expected to study for vocabulary tests, and to make written notes in preparation for speaking activities. Students are expected to actively participate in pair and group activities, and to work independently.
主要業績: