子どもを中心とした人の心と行動、心身の健康状態を科学的視点から理解することを学科の理念としています。この理念を基本として、公認心理師、認定心理士、養護教諭の資格課程を有し、「人を受容し支えケアする」ことのできる人材を育成します。
「心理学」は、人を理解すること、人を支えること、人と関わることのすべてに役立つ実学です。この修得により、教育・福祉のみならず広く社会で求められる人材となることが期待できます。
教育心理学科では、「心理学」の学修を基盤として、公認心理師、認定心理士、養護教諭それぞれの資格取得のための学修が提供されます。これらの学びをとおして、多様な人を深く理解し、今日の教育問題に対処できる人材を育てます。
教育心理学科では、実習やアクティブラーニングを基本とする学習者主体の学びが充実しています。 実習科目の例:心理学実験実習(学内),心理検査法実習(学内),心理実習(学外)、養護実習(小・中学校),看護学臨床実習(病院等) アクティブラーニング科目の例:初年次教育、カウンセリング演習など
授業の受講は各自の専門性に合わせて制限される場合があります。
○子どもの心と身体に寄り添える、「保健室の先生」としての
知識と実践力
○現代の教育問題や家庭問題に心理的アプローチで向き合える、心理専門職としての知識と実践力
○多様な分野で心理学・養護分野の学びを活かせる、職業人としての知識と実践力
卒業に必要な単位数
総合教養教育科目20単位,外国語教育科目6単位,
専門教育科目62単位,以上を含め合計124単位以上
鈴木 国威
教授
発達心理学、知覚・認知心理学
学位:
博士(理学)
主要担当科目:
発達心理学、心理学概論、知覚・認知心理学
知覚は見ることや感じることで、認知は理解することと、一般的には考えられています。見ることや感じること、理解することは、誰もができることなので、あえて研究することはないと皆さんは感じるかもしれません。しかし、知覚や認知の問題は、人による外部の出来事や物体の理解から、人や外部(世界)の存在の論証にまで関わっています。この講義では、このような広いテーマを視野に入れつつ、情報処理の観点から、人の知覚・認知を学んでいきたいと思います。
主要業績:
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桑原 和美
教授
舞踊教育学
学位:
博士(文学)
主要担当科目:
主要業績:
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石原 みちる
教授
臨床心理学
学位:
博士(学校教育学)
主要担当科目:
臨床心理実践演習、教職実践演習、教育心理学特論(大学院)
専門分野は臨床心理学で、その中でも学校臨床が専門です。臨床心理学は、研究と実践が往還する学問領域です。私は20数年前からスクールカウンセラーとしての実践を重ね、現在も続けていますが、そこでの経験から特にコンサルテーションについての研究を行っています。また担当している心理専門職養成に関わる科目、養護教諭の実践演習では、「チーム学校」におけるスクールカウンセラーと養護教諭の連携や、教育や学校に限らず心理専門職として基本的な力を身に付けてもらうことを目指しています。
主要業績:
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森 宏樹
教授
微生物学、分子生物学
学位:
博士(理学)
主要担当科目:
微生物学、免疫学
学校における感染症の発生や感染拡大は学習環境の悪化を招く.学校や教職員は感染症の発生を予防し,感染拡大を防ぐ必要があり,その中心的な役割を果たす養護教諭として病原微生物の構造や性質,感染症の病態や予防・対策の方法を理解します。併せて,感染症に関する健康教育の基礎知識を習得します.
主要業績:
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森口 清美
教授
学校看護学、小児看護、小児保健
学位:
博士(看護)
主要担当科目:
看護学概論、小児看護、学校救急処置
<小児保健> 養護教諭1種免許取得のための看護学関係の科目である。学校において健康管理の専門家である養護教諭に必要な看護能力を身につける。また、医学的な知識を元に判断し、適切な処置と保健指導ができるよう,講義,演習,実習を通して学んでいく。
主要業績:
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桑原 晴子
教授
臨床心理学
学位:
博士(学校教育学)
主要担当科目:
心理療法演習
こころもからだも含めた全体存在としての他者の語りを聴く力を身につけるために、様々なワークを行います。また心理療法のプロセスに応じた関わりの基本を理解することを目指す授業です。
主要業績:
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永田 忍
准教授
臨床心理学
学位:
博士(医学)
主要担当科目:
健康・医療心理学
「ストレスと心身の疾病との関係」及び「心身の健康を維持するための方法」,「心身の不調をきたしている人への心理社会的支援」,「メンタルケアの展開の仕方」の基礎知識について学び,その視点から心理社会的課題を検討するスキルを身につけます。
主要業績:
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森村 和浩
准教授
運動生理学、応用健康科学
学位:
博士(スポーツ健康科学)
主要担当科目:
身体運動と健康の科学、スポーツ1~4、初年次教育Ⅰ・Ⅱ
人間は何にために動くのか?人間は、動くことによって生活し、表現し、文化を創造してきました。身体運動は、私たちの生命や生活を根本から支えています。「身体運動と健康の科学」の科目では、身体運動に関する最新の知見や運動が心身に及ぼす影響について解説すると共に、なぜ動く必要があるのかについて考えていきます。
主要業績:
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加納 亜紀
准教授
学校保健、養護教育
学位:
博士(学校教育学)
主要担当科目:
学校保健、養護学概論、養護活動論、保健教育論、保健教育演習など
学校保健は,学校における保健活動について学ぶ科目である.学校保健に関する基本的な知識や考え方を身につけるために,現代の子どもの健康問題の実情や学校保健活動の概要について講義を主体に理解を深め,学校保健が地域保健,職域(産業)保健と並ぶ公衆衛生活動の一分野であるのと同時に,学校において教育活動として展開される活動であることの意義を考える.
主要業績:
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井芹 聖文
准教授
臨床心理学
学位:
博士(教育学)
主要担当科目:
カウンセリング概論
カウンセリングにおける代表的なアプローチと技法、カウンセラーに必要な基本的態度を学ぶことで、対人援助職に求められる基礎的な知識と技能を身につける。
主要業績:
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堀田 裕司
准教授
臨床心理学、産業・組織心理学
学位:
博士(心理学)
主要担当科目:
産業・組織心理学
組織における個人や集団の心理特性や行動特性等について学び,産業領域における心理職,職業人として活動するために必要な知識や基本的姿勢を身につける。
主要業績:
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林 秀樹
講師
臨床心理学、精神分析的心理療法
学位:
博士(臨床心理学)
主要担当科目:
カウンセリング演習
カウンセリングの基本的姿勢は,あらゆる対人援助専門職にとって不可欠なスキルです。この科目では実践的な演習を通して,主に非言語的な傾聴のスキルの基礎を習得します。
主要業績:
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内田 直義
講師
比較教育学
学位:
博士(教育学)
主要担当科目:
教職論、教育課程論
私はこれまでアラブ・中東地域の教育について研究してきました。メインの研究対象はエジプトにある、イスラームの宗教学の最高学府アズハルです。外国の教育を研究していると、世界には多様な学びの可能性があることに気がつきます。それと同時に、一見遠くにあるように思える彼/彼女らの学びの風景の中にも、実は私たちと共通する教育への期待や悩みがあることがわかります。授業では、日本の教職を目指すみなさんにとって実践的な力となる内容を学ぶことを軸としながら、教育制度やカリキュラムを国際比較する機会も取り入れ、日本の教育を相対化してみる視点を大切にしたいと考えています。
主要業績:
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石井 佳葉
講師
臨床心理学
学位:
博士(教育学)
主要担当科目:
心理検査法実習
発達検査,知能検査についてロールプレイを通じて体験的に学ぶ。さらに,模擬事例を用いた心理検査結果の検討を通じて,対人援助職に求められる視点を身につける。
主要業績:
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山西 健斗
助教
臨床心理学
学位:
修士 (教育学)
主要担当科目:
心理検査法実習
心理検査は対象となる個人や集団を理解するために用いられます。実際に発達検査,知能検査のロールプレイや解釈を行う中で,心理学的な人間理解の考え方を身につけます。
主要業績:
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