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表現文化学科在学生・卒業生の活躍

留学体験記が届きました!

2023-09-08

 

 就実大学は世界の大学・各種語学学校で学べる語学研修制度を設けており、毎年有志の学生が各地へ学びに行っています。表現文化学科2年生の小川なな子さんも、現在オーストラリア東部の都市ブリスベンで学んでいます。小川さんが留学体験記を書いてくださいました。画像も送ってくださいましたので、併せてこちらへ掲載します。小川さん、どうもありがとうございました。(松本潤一郎/表現文化学科教員)

 

 

オーストラリア留学体験記 小川なな子(表現文化学科2年生)

 私は現在、語学研修のためオーストラリアへ留学しています。ブリスベンのLangports English Language Collegeという語学学校へ通っています。学校には世界各国の人々が集まっており、日々新しい学びを発見しています。

 授業では、日本の教育方法と比べるとディスカッションに多くの時間をかけており、グループワークが頻繁に行われます。他の国の学生の多様な意見、考え方を学ぶことができ、たいへん興味深いです。

 学校独自のアクティビティも頻繁に開催されます。スポーツを観戦しに競技場〔球場?〕へ行ったり、各国の料理を出身地の学生がつくってふるまったり、互いの国の文化を知るための交流機会としてインターナショナルデーを行ったりと、留学生活でしかできない経験をしています。

 私はダンスが好きで、岡山にいた頃から踊っていました。或るアクティビティの際に参加者全員の前で踊る機会があり、その場でダンスを披露したところ、先生から「よければ生徒にダンスを教えてみない?」とオファーしていただき、ダンスのアクティビティが開かれました。私は以前、岡山の〈うらじゃ連〉に所属していたので〈うらじゃ〉の総踊りを学生たちに教えました。英語で教えるのはたいへん難しかったのですが、先生と周囲の友人の助けによって、なんとか教えることができました。小さい頃から馴染みのある〈うらじゃ〉をオーストラリアで広めることができ、とても感慨深かったです。私がだれかにダンスを教える機会が来るとは全く予想していませんでした。このような貴重な体験ができて、すごくうれしかったです。私の通っている語学学校は、自分の個性をしっかり輝かせてくれるすてきな場所であることを実感しました。

 留学から5ヶ月が経ち、友人もたくさんできました。どなたもほんとうにすてきな人たちです。留学当初は語学力の向上のみを重視していたのですが、他国の人たちと友情を深める中で、その国の文化を学び、今しかいっしょにすごすことができないその時間を大切にすること、人と関わることが、私にとってとてもたいせつなことであり、そもそも語学力を向上する目的はそこにあったのだと気づきました。残りの留学生活においても後悔のないよういろいろなことに挑戦し、さらに自分の行動の幅を広げ、経験を積み重ねて成長していきたいと考えています。

 

 

(写真 ダンス・アクティビティの様子/ブリスベンの夜景/語学学校の友人たちと)