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表現文化学科教員の研究・社会活動

丸井貴史講師が『信長徹底解読』(文学通信)に論考を執筆しました

2020-07-23

7月、文学通信から堀新・井上泰至編『信長徹底解読 ここまでわかった本当の姿』が刊行されました。本書は織田信長の事績を14のトピックにわけ、そのそれぞれを歴史学研究者(実像編)と文学研究者(虚像編)が論じたものです。丸井講師は、第3章「美濃攻め(虚像編)」を担当しました。

 

信長の美濃攻めは、司馬遼太郎『国盗り物語』『新史太閤記』などに描かれるように、しばしば豊臣秀吉の活躍と不可分のものとして語られますが、丸井講師はその「伝説」がいつ生み出され、どのように展開していったのかを、江戸時代の文献を検討することによって明らかにしました。また、美濃を治めていた斎藤道三との関係性が、文学の中でどのように描かれてきたかについても論じられています。

 

詳細は、文学通信のホームページをご覧ください。

https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-909658-31-9.html