教育心理学科学生の活躍
2019-09-06
教育心理学科では、保健室ボランティアや学習支援ボランティアなど、日頃から一人一人が自分の希望するボランティアに積極的に参加しています。
今回は,養護教諭を目指して勉強中の2年O・Nさんのボランティア体験をご紹介します。
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私が就実の教育心理学科を志望した理由はいくつかありますが、そのうちの1つがボランティアでした。私は、日頃から子どもたちと関われるような機会があればいいなと思っていました。そんな時、高校の先生に、就実が学生のボランティア活動を大切にしていることや、学校の保健室や学習支援のボランティア活動では学生のうちから自分の夢に近い活動を通して実践的な学びが出来るということを教えていただき、就実に魅力を感じました。
1年生の時は慣れない大学生活や一人暮らし、アルバイトなどで余裕が無く、ボランティアにあまり参加できませんでしたが、2年生になり余裕が出てきたので、「発達に遅れのある就学前のお子さんの療育支援」などのいくつかのボランティアを始めました。
今回は、その中でも「あゆみの会」(小児血液・腫瘍患者の親の会)でのボランティア活動について報告します。「あゆみの会」は、小児がんや血液疾患などの病気を体験した子どもと家族の会です。
私があゆみの会を知ったきっかけは、教育心理学科の森口清美先生からの紹介でした。今まで私はがんの方と関わったことがありませんでした。そのことから、「どのように関わればいいのだろう」「ささいな言葉で傷つけてしまったらどうしよう」などの不安な気持ちがありました。
しかし、6/23(日)に岡山大学病院で行われた交流会に参加し、オリジナルクリップ作りやカルタなどで患児やきょうだいの子ども達と一緒に遊んでいくうちに、緊張はすっかり和らぎました。
そして、7/27(土)新見にてデイキャンプがありました。
40人を超える、たくさんの子どもたちと一緒に川遊びをしたり、BBQをしたり、とても楽しい1日でした。キャンプの中で子どもたちからたくさんの笑顔とパワーをもらい、私たちにとって貴重な経験になりました。
養護教諭を目指す上で不安を感じることもありますし、自分には向いていないのではないかと悩んだ時期もありました。しかし、いろいろなボランティアで子どもたちと関わっていく中で、「子どもに関わる仕事がしたい」という気持ちを再認識することが出来ました。
今後もいろいろなボランティアに参加していきたいと思います。
(2年 O・Nさん)
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※記事・写真の掲載をご承諾くださいましたあゆみの会様、ありがとうございました。