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お知らせ

平成25年度笠岡市民大学教養講座

2014-03-24

 

【笠岡市民大学教養講座 第4回】

タイトル: 岡山県における産業観光

日  時: 平成26年3月22日(土)10:00~11:30

場  所: 笠岡中央公民館4階 集会室

講  師: 吉本 勇(人文科学部 総合歴史学科 教授)

 

 近年、土地に根付いた地場産業を中心とした「産業観光」が注目されています。JR西日本では「日本のジーンズ発祥の地 倉敷児島」のパンフレットが作成され、美観地区とともに同市児島地区のジーンズメーカーや関連工場をジーンズバスで巡るプランを紹介しています。本講座では最近「学習」、「体験」の場を提供することで年齢、性別を問わず注目される岡山県内の倉敷市児島地区のジーンズ、高梁市吹屋地区のベンガラ、備前市伊部地区の備前焼を例に取り上げ、それぞれの地域の「産業観光」の魅力や取り組み方法について紹介しました。

 

【笠岡市民大学教養講座 第3回】

タイトル:健康長寿は「お腹」から

日 時:平成26年3月15日(土) 10:00~11:30

場  所:笠岡中央公民館4階 集会室

講  師:洲崎 悦子 (薬学部 薬学科 教授)

 

 現在の日本において死亡数が最も多いのは、「お腹」のがんです。また、「お腹」は腎臓に並ぶ老化しやすい臓器でもあることから、「お腹」を大切にすることが、健康と長寿の秘訣と言えそうです。また、解剖学的観点からも、私達日本人はとても長い小腸をもつ民族であり、つまりは肉食よりも草食に適した「お腹」をもっています。従って、食物繊維が豊富な和食中心の食事によって善玉菌の割合が高い良好な腸内フローラを形成できれば、「お腹」の免疫力、ビタミン力、幸せ物質がアップして、「お腹」から健康と長寿を達成できることになることを説明しました。また、そのために、プレバイオティクス食品の代表であるオリゴ糖を日常生活に摂り入れることを提案しました。

 

【笠岡市民大学教養講座 第2回】

タイトル: 現代のイスラーム:日本からの視座

日  時: 平成26年3月2日(土)10:00~11:30

場  所: 笠岡中央公民館4階 集会室

講  師: 井上 あえか(人文科学部 総合歴史学科 教授)

 

    3月1日 土曜日、笠岡市公民館において、市民大学講座の一講座として、「現代のイスラーム:日本からの視座」と題して講演させていただく機会を得ました。同講座は従来日本史や日本社会論あるいは生活に密着したテーマなどが中心に取り上げられてきたとのことですが、日本の一般的な関心からは遠いイスラームについて論じる機会をつくってくださったことに感謝しつつ、お話をさせていただきました。

 当日は40名程度の聴衆がおあつまりくださり、ほとんどはご高齢の方々で、改めて生涯教育の重要性と需要の大きさを感じました。このような催しをつうじて、地域社会に貢献することは今後、大学が担うべき役割として重要性を増すことと思います。また、話をさせていただく側としても、日常の授業とは違った関心や知識・経験を持つ聴衆を前にすることで、緊張感を新たにすることのできる意義深い機会でした。

 

【笠岡市民大学教養講座 第1回】

 タイトル: 熊沢蕃山の思想について

 日  時: 平成26年2月22日(土)10:00~11:30

 場  所: 笠岡中央公民館4階 集会室

 講  師: 山田 芳則(人文科学部 総合歴史学科 教授)

 

  熊沢蕃山の思想について、時間的(古代・中世・近世)、空間的(インド・中国・日本)の相対化の視点から、『集義外書』を検討し、その思想が朱子学と陽明学の中間から政治思想については神道に変化したことを指摘しました。