薬学部 河野講師らの研究グループによる研究成果「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる人材の育成を目指した臨床準備教育におけるオンライン服薬指導実習の試み」が日本薬学会の学術誌「YAKUGAKU ZASSHI」に掲載されました。

　本研究は、本学で臨床準備教育の一環として実施しているオンライン服薬指導実習の学習方略と学習効果を報告したもので、学生を薬剤師役、患者役に小教室に分け、それぞれの教室をオンラインで結び、ニプロハートライン™をインストールしたカメラ付きPCを用いて、服薬指導のロールプレイを行いました。その結果、学生はオンライン特有の音声データの遅延時などのコミュニケーション方法について実習することができました。このような能力は従来化型の対面のみの服薬指導実習では獲得が困難であり、今後普及することが期待されているオンライン服薬指導に対応できる薬剤師養成に寄与することが期待されます。

■論文情報
論文名：ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる人材の育成を目指した臨床準備教育におけるオンライン服薬指導実習の試み
掲載誌：YAKUGAKU ZASSHI
著者：河野 奨，加地 弘明，毎熊 隆誉，吉井 圭佑，田坂 祐一，出石 恭久．北村 佳久，名和 秀起，島田 憲一，中西 徹，森 秀治，洲崎 悦子，塩田 澄子

薬学部インスタグラムでも実習の様子を紹介しています。ぜひご覧ください。

 

 

 

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