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表現文化学科 学科行事

表現文化のつどい2017 「うごく…世界や人間・社会にどう向き合うのか、自らに問い実践する挑みの一つとしてダンスで探求する」

2017-05-29

5月27日(土)13時〜16時、 T608&T611において本年度のつどい(当日のパンプレットはこちらをクリック)を開催した。

講師は、紫綬褒章、旭日小綬章受章の舞踊家折田克子氏。我が国のモダンダンス界のパイオニア石井みどりの娘として生まれ、5歳で舞台に立ち、以来活発な表現活動を経て舞踊家に贈られる数々の重要な賞を受賞。79歳の今もなお現役として招かれて世界を巡る舞踊家である。

今回、日頃は舞踊家を指導する折田氏が一般に開いた本学の企画において強調されたことは、身体で表現する前提として「自分の身体を知ること」の重要性であった。呼吸とリズム、重力に抵抗した立ち方や「重心」の滑らかな移しによって自由度の増す動き、意識のポイントを全身へ巡らせると同時に、他者や場といった外の空間に開いていくワークは、「頭は身体の一部として身体で知っていくこと」そのものであった。受講者は身体を発見していくたびに驚きの声をあげた。私たちは日頃いかに無自覚に自らの身体を、自分を生きているか、あらためて問われたひと時であった。

 

 

受講者は、実技60人、講義100人と定員を大きく超え、県内外から舞踊に関心を寄せる学生や教育者、舞踊家が集まった。