闘っているのはあなた一人ではない。
2021年度 入学
教育学部 教育心理学科 1年生

闘っているのはあなた一人ではない。

入試区分 総合型選抜(基礎学力型)
出身校 島根県立隠岐島前高等学校 普通科
高校時代の部活動 女子ソフトテニス部
高校時代の得意科目 国語、芸術
高校時代の苦手科目 数学、政治・経済

高校時代に頑張ったことを教えてください。勉強・部活動・ボランティア・家事 等なんでも結構です。

高校3年間、部活動を頑張りました。プレーを通して、忍耐強く熱心に物事に取り組む力や、自分の欠点から目を背けず反省し、自分を高めていく力をつけることができました。また、私の高校のテニス部は少人数だったため、部全体がどうやったら良くなっていくかを部員全員が自分ごとだと思って考えていく力や、先輩後輩に関わらず、自分の役割は何なのかを考えて行動する力が身に付きました。部員全員がとにかく仲が良く、活気にあふれていた部活であったため、苦しいことも悔しいことも仲間と共に乗り越え、成長できた経験となりました。

受験勉強を始めた時期はいつ頃からですか。また受験勉強を始めようと思ったきっかけを教えてください。

受験勉強を始めた時期は高校3年生の夏頃だったと思います。始めようと思ったきっかけは、周りの同級生で3年生になった途端に勉強の量や熱量が高まった人たちが複数おり、その人たちに触発されたことがきっかけです。今までと同じペースで勉強していては、間に合わないのではないか、楽しくて居心地の良い今に浸っているだけでなく、自分も将来に向き合わなければならないと気付かされた瞬間でした。それに加えて、進学先を調べているタイミングだったので、受験のために勉強するというよりは、高校までの復習等の勉強時間を増やすよう意識していました。

受験勉強ですが、1日の勉強時間と1週間の勉強時間を教えてください。

1日5~7時間、一週間50時間くらい

受験勉強で特に注力したことを教えてください。

私が特に不安を感じていたのは学科試験だったので、受験科目の現代文と英語の勉強に特に力を入れました。現代文も英語も文法や単語の復習を基礎から行うことから始めました。そして、基礎が身に付いた後に、就実大学の過去問や国公立の練習問題などをひたすら解いていく勉強をしていました。ひたすら解いていく中で、時間配分や問題を解くコツ、自分なりの解き方を発見することができました。また、間違えた問題は間違えた理由を自分で理解するまで友達や先生に聞いて、次に活かせるようにしていました。

あなたが就実大学・就実短期大学を目指した理由を教えてください。

就実大学は心理について学びながら養護教諭の資格取得を目指すことができる大学で、一人ひとりの口調や視線、顔色などから無言のメッセージを受け取ることのできる人材の育成が行われているということを、就実大学に進んだ同じ出身校の先輩に教えていただいたことがきっかけで、そこで学びたいという気持ちが強くなっていました。私は一人ひとりと向き合い、子供の成長を支えることができる養護教諭を目指しています。養護教諭の仕事内容を調べ、養護教諭として実際働いている人の話を聞いた際、心のケアについて興味をもったので、私の学びたいことと学べる内容が一致する大学だと感じ、就実を目指そうと思いました。

あなたが入学した学部・学科を受験した理由を教えてください。

養護教諭一種免許状を取得することのできる学部・学科が教育学部教育心理学科であったため、受験しました。また、就実大学の教育心理学科では、教員が教えるだけでなく子供自身に学びを気づかせる方法や、相手の気持ちを引き出すにはどのようなことをしたらよいのかなど、心について多く学ぶことができ、他の教員とは違った視点で成長の手助けができるようになれるのではないかと思い、受験しました。

受験時の面接で、特に気を付けたことを教えてください。

受験の面接で特に気をつけたことは、姿勢と自信をもって話すことです。態度で自信がないように見えると、話す内容にも自信がないように感じとられるのではないかと考えたので、この二つを特に意識していました。

受験を迎えるまでのあなたの意識・志望の変化を時期も併せて具体的に教えてください。

受験先がこの就実大学に決まってから志望先が変更することはなく、もし一度落ちてももう一度別の受験方法で受験しよう、絶対合格しようという意識で勉強に取り組んでいました。気持ちの変化として特に意識が高まったのは受験のある月で、倍率が発表された際に、「どんな倍率でも受かる人は受かる」、「自分がやるべきことをやっていれば良い」と言われたことで気持ちが引き締まり、本気度がより高まったことを覚えています。

受験対策として、おすすめの勉強方法を教えてください。

受験する大学の過去問を解くことをおすすめします。私の受験方法は総合型選抜(基礎学力型)で、就実大学の問題傾向を知り、対策をしておくことが大切だと考え、取り組んでいました。そのおかげで、本番も出題形式が似た傾向の問題だったので、焦ることなく普段を意識して受験することができました。また、過去問以外でも、参考書や問題集でひたすら問題を解いて問題慣れしておくことをおすすめします。

受験対策として、おすすめの教材・グッズを教えてください。

「赤本」と呼ばれる教学社の大学過去問題集や英単語を勉強できるユメタンという教材をおすすめします。とにかく問題を解きまくることが私の勉強法だったので、問題集がおすすめです。なかでも赤本は受験する大学の過去問なので、受験する時を想像しながら同じ緊張感で問題を解くことができると思います。もう一つのユメタンという教材は、高校の英語の授業で使っていた単語帳で、親しみやすい絵が入っていて、レベルに合わせてコツコツ勉強できる仕組みになっているので、覚えやすいのではないかと思います。

受験勉強時、ご自身が実践していた苦手科目の対策方法を教えてください。

私は受験科目の中では英語が苦手で、特に長文読解に苦手意識をもっていたため、問題集で読解の訓練をしていました。初めは比較的簡単で短く、読みやすい文の問題から解いていき、徐々に文の量や難易度を上げていくようにしていました。しかし、「今から英語の勉強をやるぞ」と思って教材を開いても読解のやる気が起きない時は、英単語や会話文の問題から始めていき、英語の脳を作っていくとその流れで読解も取り組めるようになりました。総括すると、自分の取り組みやすい問題から初めていくという方法が私の対策方法です。

コロナ禍での受験で大変だったことを教えてください。

私の場合、受験日や受験場所にコロナ禍の影響による変更はなかったため、受験当日に大変だったことは特にありません。しかし、どのような受験状況になるか分からない状況だったため、いろんな可能性を考えたり不安に思うことが増えたという点では、少々大変だったかなと思います。また、コロナ禍の影響でオープンキャンパスの内容が限られていて、人数制限があったことや、大学内をしっかり見て回れなかったことが残念だったなと思います。

受験時にモチベーションを上げるためのお気に入りグッズがあれば教えてください。

受験時に私のモチベーションを上げたのは、手作りのお守りです。友達と一緒に作ったもので、仲の良い友達4人でお揃いで持つようにしていました。そのお守りは四人それぞれの顔に似せて作り、頑張っているのは自分一人ではなく、皆んなも同じように頑張っているんだと思うことができたので勉強の励みになりました。また、一人で受験するのではなく、応援してくれている仲間がいることを再確認させてくてるものでもあったため、心の支えになりました。

受験勉強を頑張ってよかったことを教えてください。

本番で焦らずに自分をコントロールしながら問題を解くことができたことです。見たことのない問題や経験したことのない面接内容だと冷静さを忘れて自分の力が発揮できない可能性が高いと思います。しかし、本番を想定した受験勉強をしてきたことで、自分の経験を信じて自分のペースで受験をすることができたので、本当に良かったと感じています。また、受験勉強をする前に比べて勉強習慣が身についたので、長く集中して勉強に取り組むことに抵抗が少なくなったことが良かったなと思います。

就実大学・就実短期大学に入学してよかったことを教えてください。

就実大学に入学して良かったことは、同じ夢を目指す仲間と出会えたことと、私が学びたかったこと・興味のある知識を学べることです。目的のために学び、高めあったり助け合ったりすることができる仲間に出会えたおかげで向上心をもって生活ができているし、自分の軸を見失わないでいられると思っています。そして、様々な専門的な知識を学び、職業に対する考えや視野を広げられる学びができていることが良かったと感じています。

就実大学・就実短期大学でこれから取り組みたいこと、目指していることを教えてください。

これから取り組みたいことはボランティアと、一人ひとりの力を信じて成長を支える養護教諭になることです。ボランティアは、自分の世界を広げ、経験と学びを増やすために行いたいと思っています。前期は行動に移すことができていなかったので、これから行動に移して自分に吸収できるものを見つけたいと考えています。目指すところはいつも変わらず養護教諭になって子供の成長を支えることであり、私が大学で学ぶ意味はそこにあるので、目的を常に心に持って大学生活を送りたいです。

これから受験を控える高校生・受験生にメッセージをお願いします。

毎日おつかれさまです。勉強を苦に感じる方はたくさんいるのではないかと思います。でも、闘っているのはあなた一人ではなくて、全国の高校3年生が同じ思いで頑張っています。もし、勉強が苦しくなった時は、自分は何のために勉強しているのか、自分のやりたいことは何だったのかをもう一度思い出してみてください。そして、自分を応援してくれている人も思い出してください。自分のペースで、将来の自分のために今を踏ん張ってください。心から応援していますし、私も皆さんと同じように自分を鼓舞してこれからの大学生活頑張っていきます。

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