最後まで自分を信じて頑張ってください。
高校時代に頑張ったことを教えてください。勉強・部活動・ボランティア・家事 等なんでも結構です。
高校時代は、生徒会執行部に入り副会長として文化祭を盛り上げることに貢献したり、体育祭ではリーダ―になってダンスを作ったりするなど学校行事に積極的に参加していました。部活のソフトテニスにも熱中していて、休みの日も時間があればチームメイトと打ち合ったり、トレーニングをしたりしていました。勉強と生徒会、部活に大変でしたが、何もしていないよりは確実に思い出や友達との楽しい時間を作れて今では、どれもやってよかったと思っています。後悔のないように積極的に挑戦する高校生活を過ごしました。
受験勉強を始めた時期はいつ頃からですか。また受験勉強を始めようと思ったきっかけを教えてください。
高校3年生になってから始めました。
きっかけは、将来の夢が定まってきたからです。養護教諭を目指し、大学進学を決めました。養護教諭は狭き門でライバルもたくさんいます。その中で、ライバルに差をつけたかったので、なるべく早く始めようと思ったのがきっかけです。ぎりぎりになって焦るのが嫌だったので学力の基盤を固めるために3年生になるとすぐに始めたのを覚えています。また、その頃から塾に通い始めたので、より勉強する時間ができ、先生と協力しながら見通しをもって受験勉強を進めることができました。
受験勉強ですが、1日の勉強時間と1週間の勉強時間を教えてください。
1日4時間 一週間48時間
受験勉強で特に注力したことを教えてください。
受験勉強で特に注力したことは、苦手な数学の勉強と単語の暗記です。数学は行きたい大学が定まり、大学の出題科目を見て数学IAに限定して勉強していました。数学はただひたすら問題を解くことが重要だと思います。いろんな問題形式に慣れるためにたくさん解きました。また、同じような問題を探してアウトプットができているのか確かめるために、学校にある教材を有効活用して解いていました。単語は、1日1unitというように一日に覚える単語を決めて計画的に覚えていました。
あなたが就実大学・就実短期大学を目指した理由を教えてください。
私は、養護教諭になりたいという夢をもっています。私立で養護教諭が目指せる大学であり、地元からなるべく近いところで探していた時、就実大学を見つけました。小さい時は、小学校の先生になりたいと考えていた時期もあったので、「教育心理学科」という学科名もとてもしっくりきました。まさに、自分の行きたい学科であり、学びたいことが学べる学科があると思ったので、私立は就実大学を受けようと決めました。その気持ちは、受験期最初の方から最後まで変わらずに過ごしました。
あなたが入学した学部・学科を受験した理由を教えてください。
養護教諭を目指せる学科だったからです。実際に、養護教諭採用試験の合格率も高かったので決めました。子供を心身ともに支えられる大人になりたいと思い養護教諭を目指した私は、教育と心理の両方を学べる点にとても魅力を感じました。学校制度を学びつつ、心理を専門とする先生から学べるのは他の大学にないところだと思いましたし、養護教諭のスキルを身に付けるのに環境が整っているので、教育心理学科に決めました。
受験対策として、おススメの勉強方法を教えてください。
おすすめの勉強法は、次の5つです。①その日にやるべき勉強内容をメモしておくこと②勉強モードが切れないように平日はそのまま学校に残って勉強すること③勉強アプリを入れて同じ大学を目指す人、勉強を頑張っている人を見て刺激をもらうこと④夜寝る前に暗記教材に目を通すこと⑤声に出して単語を覚えるために、目だけでなく口、耳も使う勉強をすること
とにかく受験への集中が切れないようにすることがおすすめの勉強方法です。
受験対策として、おススメの教材・グッズを教えてください。
受験期の初めのころは、授業で使った教科書の問題を解くなど基礎を積み上げ、受験が近づくにつれて過去問に手を付けていました。私が使っていたのは「マーク式総合問題集」。他にも赤本もおすすめです。また、毎月届いた問題集もひたすらに解きました。グッズはスマホです。ゲームをするのではなく、英単語読みあげるアプリを入れるなど、隙間時間できる勉強アプリを入れていました。
受験勉強時、ご自身が実践していた苦手科目の対策方法を教えてください。
苦手教科は数学でした。好んでやろうとしないので塾で勉強したり、先生に課題を出してもらったりして何とか数学に触れる機会を増やしていました。最初は強制的にやることが必要。段々解けるようになると楽しくなり、取り組もうと思えてきました。
また、数学が好きな友達と勉強して勉強のモチベーションを下げないようにしていました。数学が嫌いな人とやると「面倒くさい、できない、やる気ない」とネガティブな印象になりますが、それよりは積極的に数学を解く友達を見て勉強した方が効果的であると考えて勉強していました。
コロナ禍での受験で大変だったことを教えてください。
切り替えと勉強場所の確保が大変でした。家で、一人で、勉強するのが得意ではなく、コロナ禍になる前は地元の図書館に通っていましたが、コロナ禍では自習室の机の数に制限がかかったり、時間制限があったりと不便でした。他にも、部活の引退試合がなくなって、コロナの感染状況が良くないまま時が流れていきました。切り替え期間がなく、集中力を高めるのに苦労した記憶があります。
受験時にモチベーションを上げるためのお気に入りグッズがあれば教えてください。
私は、小学校の頃から父の影響でギターを始めました。独学で楽しみながら弾いていましたが、今では弾き語りができるくらいまでになりました。ずっと話さずに同じ姿勢で勉強している時の休憩にストレス発散で弾いていました。その時に、自分が元気になる歌を歌ったり、思いっきり弾いたりしていました。そうすると、うまく切り替えができるので、次の勉強は集中してできました。スマホを見なくてもいい休憩なので、誘惑に負けることなく頭にも目にも気持ち的にも最高の私の休憩グッズです。
受験勉強を頑張ってよかったことを教えてください。
受験期は今までの人生の中で一番大変でした。なかなか点数は上がらない状態で不安になり、家族もそれを心配して少しギクシャクしていました。友達ともライバル感覚になっていくのであまり楽しめない日々が続きました。人間関係に少し問題も生じました。また、推薦も受験して、うまくいかないこともありましたが、そのような経験をしたことであれだけ頑張れた、あの時失敗したから大学では頑張ろうという今の大学生活のモチベーションに繋がっています。今、頑張れる理由になっているという点では受験勉強を頑張ってよかったです。
就実大学・就実短期大学に入学してよかったことを教えてください。
就実大学に入ってよかったことは想像通りの大学であったということです。言い換えれば、理想通り。私は、養護教諭になりたいという夢をもって大学に入学し、授業もその夢を目指すという課程で進行されていることが多いので、同じ夢をもつ仲間が多くいるのはとてもいい環境です。また、養護教諭以外にも将来役立つ資格、例えば司書、医療秘書の資格取得を目指せることはとてもありがたいです。高校のように友達と話せる機会が、多いのも魅力的で、発言力や協調性を身に付けることができると思います。
就実大学・就実短期大学でこれから取り組みたいこと、目指していることを教えてください。
これから取り組みたいことは、資格取得と留学です。資格はまず、MOSを取りたいです。教員は資料作りの機会が多くあるため、この知識を身に付けたいと考えています。また、いろいろな国、様々な人種の人と交流して価値観の多様性を実感したいので留学もしたいです。自分の体験で気づきが得られるのは、一生残る思い出になると考えています。留学に行くために一人暮らしをしながら、節約してお金を貯めています。
これから受験を控える高校生・受験生にメッセージをお願いします。
進路がなかなか決まらなかったり、やりたいことが分からなかったりする人は多いと思います。そんな時は、最初から受かる可能性が高い大学を選ぶのではなく、もう少し頑張れば手が届くという大学を目指しておくべきです。勉強のモチベーションが上がります。
模試も点数で一喜一憂しないで本番の共通テストを見据えてください。直前の模試がどんなに良くできても本番で下がることもあるし、大幅に上がる人もいます。何が起きるかわからないので最後まで自分を信じてひたすら問題を解いて欲しいと思います。頑張ってください!
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