薬学部での学び

Index

幅広い知識と技術、
深い洞察力と柔軟な発想を身につけた、
人間性豊かな薬剤師を育てます。

担任制度で学生一人ひとりに対応

担任制度で
学生一人ひとりに対応

学生5名程度に担任1名を置く少人数クラスを編成。個々の学習状況や進路希望を把握し、無理なく環境に適応できるよう、きめ細やかなアドバイスを行います。学習面や生活面について、気軽に相談することができます。

コミュニケーション能力を鍛える

コミュニケーション能力
を鍛える

薬剤師は技術に優れ、知識が豊富なだけでは不十分。患者さんや医師、看護師との間で、スムーズなコミュニケーションがとれなくてはなりません。本学科では、1年次からの対話演習で円滑な対人関係を築く力を養います。

自ら考え、解決する力を身につける

自ら考え、解決する力を
身につける

実習や演習に問題志向型の学習法(PBL:プロブレム・ベースド・ラーニング)を取り入れ、問題点を自ら発見し、解決していく力を養成しています。医療現場におけるチーム医療などでは必ず必要になる能力です。

先進の臨床薬学教育研究センター

先進の臨床薬学
教育研究センター

病院や薬局で5ヶ月間行う実務実習の前に、キャンパス内にある「臨床薬学教育研究センター」で事前学習を8ヶ月間行います。充実した設備と経験豊富な教授陣による本番さながらの実習で、実践力が養われます。

アドバンスト教育で専門性を高める

アドバンスト教育で
専門性を高める

4年次までにしっかりと基礎と応用力を身につけた後、5年次ではアドバンスト科目を選択します。薬学の中でも自分が興味をもった領域をさらに高度なレベルまで追求していく、専門的な内容となっています。

6年間の流れ Flow after admission

1年次

サイエンスコミュニケーション

サイエンスコミュニケーション

大学生として必要な一般教養も身につける。

薬学の基礎を固め、コミュニケーション能力向上を目指します。

「化学」を題材とした講義と小グループによる討議(Smallgroup discussion : SGD)を行い、薬剤師に必要なコミュニケーションスキルの基礎を学び、向上を図ります。

2年次

基礎薬学実習

基礎薬学実習

実習を通じて実践的に知識や技術を高める。

実験実習がスタート。学んだ知識を実験や実習を通じて定着させます。

専門科目の授業で薬学の基礎知識を高めつつ、物理系・化学系• 生物系など、各種分野の実験実習に取り組みます。薬剤師に必要な技能の基礎を修得する実験実習の始まりです。

3年次

臨床コミュニケーション演習

臨床コミュニケーション演習

1.2年次での学びを演習や実習で生かす。

応用分野のカリキュラム開始。 より専門的な知識と技術の修得を図ります。

対話演習では、小グループ討議やディベートなどを通じて人との対話や人前で話すことに慣れ、医療人にふさわしい態度や心構えを学びます。患者様との関係づくりや医療スタッフの一員としてのコミュニケーション能力を養います。

4年次

実務実習事前学習

実務実習事前学習

実務実習に必要な共用試験合格を目指す。

臨床系薬学で総合的な知識を学ぴ、後期の共用試験に臨みます。

5年次に5か月間行う「病院・薬局実務実習」に備えて、薬学棟併設の臨床薬学教育研究センターで本番さながらの実習を8か月間にわたり実施。現場に即した実習を体験します。

5年次

白衣授与式

白衣授与式

薬剤師の職場を体験し、臨床能力の向上を図る。

キャンパスを出て、病院・薬局実務実習を行います。

薬学教育6年制で義務付けられている長期実務実習で、病院と調剤薬局で5か月間、調剤や服薬指導などの薬剤師業務を習得。将来の進路選択の貴重な経験にもなっています。

6年次

卒業特別講義

卒業特別講義

目標達成を目指してラストスパート。

卒業研究を進めるとともに国家試験対策も実施します。

4年次に配属され、始めた研究室での活動の総まとめとなる卒業研究は、卒業論文発表会がある8月までに仕上げます。並行して、国家試験対策も終盤に向けて力が入ります。

卒業後

就実大学大学院

医療薬学研究科
疾病治療薬学専攻

  • 薬剤師
    国家試験
  • 薬剤師
    国家資格取得
  • 就職
  • 卒後研修

海外研修

薬学海外研修(アドバンスト科目・3~5年生)
英語で講義を受け、現地の薬剤師の仕事を知る
貴重な体験。

アドバンスト科目の一つとして、オーストラリアの大学での薬学海外研修を選択することができます。実施時期は、夏休みの2週間。
同大学薬学部の教員による英語での講義や、現地の病院・薬局、医療現場の見学などを通じて、実践的な薬学英語を身につけ、国際的な医療体制や日本との違いなどを学ぶことができます。
日本では真夏ですが、オーストラリアでは秋から春に移る涼しい時期で、ホームステイと現地アクティビティーを含めた盛りだくさんの 2 週間を経験してください。

入学前準備教育

入学前準備教育とは、入学予定の合格者に対して行う準備授業のことです。高校時代に履修していない科目および弱点科目を対象に「DVD映像授業受講+確認テスト
(記述式、添削・返却)+フォロー(電話による個人相談・指導)」を行います。

カリキュラム Curriculum

  • カリキュラムツリー

    カリキュラムの年次進行や、各授業科目と人材養成目的および3ポリシーとの関係を示したツリーマップです。

  • カリキュラム一覧

    各学年次の左列が「前期」、右列が「後期」を表します。

専門教育分野 Special education

  • 薬学総合教育科目

    各専門分野の知識・技能を蓄積するための基盤を構築するとともに、薬剤師に求められる倫理観や教養など人間性の涵養を図ります。

  • 物理系薬学

    医薬品や生体に関わる化学物質の性質や量の測定についての基本的な知識・技能と、影響を与える諸因子に関する基礎的知識・技能を修得します。

  • 化学系薬学

    医薬品に必要な化学物質の構造と反応性に関する一般則や生薬の薬効成分を理解し、生体分子の機能と医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解します。

  • 生物系薬学

    生命体の成り立ちを個体・器官・細胞レベルで理解し、生体構成物質の構造と生体内変化や機能調節、生体防御機構などの生命現象を解析する知識を修得します。また、病原微生物によって引き起こされる感染症や免疫疾患、各種遺伝子疾患の発症を分子レベルで理解し、疾患の予防・診断・治療・創薬の基礎を学びます。

  • 衛生系薬学

    栄養素や環境汚染物質など、ヒトや社会集団の健康維持・疾病予防に関わる諸因子を化学的側面から理解。食品の安全性や衛生管理などについても学習します。

  • 薬理・治療系薬学

    疾病の原因と病態、薬効プロセスに関する基礎知識を理解し、医薬品の適正使用に必要な知識・技能を修得。薬物治療を適切に行う能力を身につけます。

  • 薬剤系薬学

    薬物の吸収・分布・代謝・排泄機構を理解し、医薬品を有効かつ安全に使用するための品質保証、最適な剤形、投与方法、適正処方などの知識を修得します。

  • 臨床系薬学

    医薬品情報や患者情報に基づいた薬物治療の実践に必要な知識に加え、調剤や服薬指導、医薬品情報検索など薬剤師として必要な技能・態度を総合的に学びます。