私が就職活動の軸としていた「自分の強みと経験を活かして成長できる企業」に最も合致していたからです。

中学時代からアパレル関係に興味があったのですが、大学在学中、自分がデザインした服を実際に販売する機会に恵まれました。この経験が、アパレル関係の職業に改めて魅力を感じるきっかけになりました。カイタックホールディングスは事業展開も幅広く、自分の好きなことをもっと学び、成長させられると感じ入社を決めました。また、地元である岡山で働けることや、社内外問わずさまざまな人と関わりながら仕事ができることも大きかったです。

アパレルブランドの運営に携わったことです。私を含む数名でオリジナルブランドのECサイトを立ち上げ、インターネットで販売を行っていました。私は約2年間デザイン担当を務めました。自分のデザインがカタチになるのは面白かったですし、服を販売する一連の流れを経験できたことは大きな糧になりました。

また、お客様と直接対面して接客や販売をしてみたいという気持ちから、倉敷市の美観地区にテナントを借りての販売イベントも行いました。販売ノウハウについては独学で勉強したほか、イベント運営に詳しい方を紹介していただき、販売について学ばせていただきました。アパレルブランド運営をきっかけに多方面でつながりができ、自分の視野が大きく広がり、非常に良い経験になりました。

本格的に就職活動を始めたのは3年生の冬頃で、周囲と比べて動き出しは遅い方だったと思います。2年間運営に携わったアパレルブランドで引き続きデザイナーとしてやっていくのか、企業に就職するのか悩みましたが、私はこれまで培ってきた力をもっと成長させられる環境に身を置きたいと考え、最終的に企業への就職を選択しました。

アパレル関係で仕事がしたいという軸が定まっていたので、企業探しにブレが生じることはなかったです。まずは合同企業説明会や会社説明会に参加して情報を集め、興味のある企業を絞っていきました。

就職活動を終え、今振り返ってみると、自己分析をしっかりすることと、自信をもって臨むことの大切さを改めて感じます。自分が何をしていきたいか、どんなことに興味があるのかをはっきりさせておくと、その後の企業探しが楽になります。自分の軸が定まっていれば自信につながりますし、その姿勢は企業にもきちんと伝わると思います。