前を向こうと決めて
自分を信じて臨みました
内定先を選んだ理由について教えてください。
就職活動を始める前は「これが絶対やりたい」というものはありませんでした。両親に相談した際に「営業が向いていると思うよ」とアドバイスをもらって、それがきっかけで営業職を志すようになりました。その中でもカーディーラー(自動車販売店)の営業は花形のイメージがありました。そんな憧れからカーディーラーを中心にさまざまな会社の説明会や採用試験を受けていきました。
数ある企業の中で内定先を選んだ理由のひとつは、採用担当の方の情熱と丁寧なフォローに感銘を受けたからです。当時、就職活動があまりうまくいっておらず、その方はなぜ落ちたのかなどについて親身になって一緒に考えてくださいました。そして「まずは自分に自信をもったほうがいいよ」と、背中を押してくださいました。最後までその時のことが心に残りました。
入社後はどんなキャリアを描いていますか?
大きな目標としては、営業成績でトップになることです。負けず嫌いな性格なので、やるからには一番になりたいです。店舗もたくさんありますし、決して簡単に達成できる目標ではないですが、それでもそこを目指すべきだと思っています。
そのためには、社会人としての礼儀やマナー、販売する車の知識はもちろん、お客様との関係性を深めるコミュニケーションスキルも身に付ける必要があると思っています。今しているアルバイトでは初対面の方と接する機会が多いので、自分から話しかけるようにして、会話を続ける練習を意識的に行っています。
就職活動を振り返ってみてどうでしたか?
就職活動を始めた当初はなかなかうまくいかなかったこともあり、キャリア支援・開発部に一度相談に行きました。面接での話し方について、「淡々とした印象になりがちだから、もう少し抑揚をつけることを意識してみては?」というアドバイスをしてくださいました。その後の面接からはうまく改善できたと思います。キャリア支援・開発部の方の熱心なアドバイスや求人情報の紹介、また学業面ではゼミの先生のサポートがあったからこそ悔いのない就職活動ができました。
それと自分自身では、どんな時でも前を向こうと決めていました。昔は失敗するとくよくよしていましたが、内定先の採用担当の方の言葉にもあったように「自分なら絶対なんとかなる」と思うようにして。不採用通知が来た時も縁がなかったくらいにしか考えないようにしていました。ダメだったことを引きずるのではなく、良かったところを伸ばしていこうと心掛けて過ごしていました。
就職活動を通じて学んだことは何ですか?
私の場合はカーディーラーを軸に、それ以外の業種も含め10社ほどの説明会に参加しました。就職活動はたくさんの企業の説明会を受けることができて、かつ企業のトップの方々と直接話ができる絶好の機会です。そのため業種や業界関係なく、とにかくいろんな方のいろんな話を聞くようにしていました。そしてそのことが自分の人生について考えるきっかけにもなりました。それまではあまり先のことを考えないタイプでしたが、そういった経験を通じて、人生や将来のことに目を向けることの重要さを学びました。
最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。
私は採用選考で対面とオンラインの両方で面接を受けましたが、やはりオンラインでの面接は難しく感じました。カメラを見ていたら画面の様子が分かりづらくて、逆に画面を見ていたら面接官の方と目が合わなくなってしまうので。個人的には対面のほうがやりやすかったですね。
今後もコロナ禍が続いた場合、対面で行うとなるとマスクの着用は必須です。そうなった場合でも、自分の感情が伝わる話し方を身に付けておいたほうがよいです。口元はマスクで隠れてしまうので、目で訴える感じを意識するのもひとつの手ではないでしょうか。先が見通しづらい世の中ではありますが、いろんな状況を想定した対策はやっておいて損はないはずです。頑張ってください。
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