
「今できること」の積み重ねが
実を結ぶ
内定先を選んだ理由について教えてください。
私は「英語が使える職場で働きたい」という思いを軸に据えて就職活動をしていました。内定先ではどの部署でも必ず英語を使う場面があると聞き、自分の理想とする働き方が適うと感じたので入社を決めました。数ある業種のなかから製造業を選んだのは父の影響です。父も製造業で働いており、その姿を見て「人々の生活を支える製品を生み出す会社っていいな」と考えるようになりました。
入社後はどんなキャリアを描いていますか?
まずは仕事を覚えて、少しでも早く会社の役に立てるよう努めたいです。分からないことはしっかり聞いて、なんでも率先して動いていきたいと思います。
英語においては、スピーキングの分野で「まだ自分の気持ちを的確に伝えきれない」と不安を感じることがあります。ですが、不安だからこそしっかりと向き合って努力し、自身のスピーキング力をもっと向上させていきたいです。入社後は臆することなく、積極的に英語を話す場に関わっていこうと考えています。

実践英語学科はどんなところですか?
外国人教員による授業が毎日設けられていて、いつも本場の英語に触れながら勉強していました。英語を常に身近に感じられる環境だったおかげで、自然と英語力が身に付いたように思います。
コロナウイルスの影響で開催回数は少なかったですが、季節ごとに学科内でイベントがあり、学年関係なく交流の機会がもてたことも良かったです。またTOEICテストの定期的な受験が義務付けられているので、今の自分の英語力がどのくらいなのかを確認しながら学んでいくことができます。私は現在、「卒業までにTOEICで900点以上を取得する」という目標を達成するべく頑張っています。卒業論文に取り組んでいたため期間が空いてしまいましたが、残された時間でしっかり勉強して挑戦したいと思います。
就職活動を振り返ってみてどうでしたか?
就職活動を意識し始めたのは3年生の前期で、大学での就職ガイダンスが始まった頃です。私は3年生の後期から4か月間交換留学に行っていたため、本格的に就職活動を始めたのは帰国してからでした。積極的に大学のキャリア支援・開発部を利用し、オンラインでの個人面談や面接練習、履歴書の添削などをしていただきました。
たとえば面接練習では、本番のような雰囲気で何度も模擬面接を行っていただきました。面接に対しては苦手意識がありましたが、回数を重ねるうちに自信がつき、本番の選考では自分の強みや会社への思いをしっかりと伝えることができました。
内定先は日常的に英語を使う会社なので、選考の筆記試験では英語の問題が出題されました。TOEICや留学経験といった、大学での学びを活かせたと思います。
就職活動において不安だったのは、長期間の交換留学により、就職活動のスタート時期に出遅れてしまったことです。ですがワンデイで参加できるインターンシップを探したり、SPIの対策に取り組んだりと、今できることをしようと努めました。辛いと感じることもありましたが、日々の努力の積み重ねが良い結果を生んだと思います。
最後に、就職活動を控える在学生に向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
最初は分からないことだらけで、不安もたくさんあると思います。ひとりで何とかしようとするより、大学のキャリア支援・開発部の方や周囲の友人、家族に相談してみてください。みんなで支え合い、時には息抜きもしながら臨んでほしいと思います。後悔のないよう、まずはたくさんチャレンジしてみてください。応援しています。


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