「ひとりじゃない」という気持ちが力をくれました

「ひとりじゃない」という気持ちが

力をくれました

2022年度卒
内定先 小田象製粉株式会社
学部・学科 経営学部 経営学科
出身校 岡山県/就実高等学校

内定先を選んだ理由について教えてください。

私は就職活動において「スキルアップができる企業で長く働きたい」「営業の仕事がしたい」という二つの軸をもっていました。内定先ではそのどちらも叶うと感じたからです。入社すると1年間の研修期間があり、しっかりとステップアップしていける環境が整っています。2年目以降は先輩社員の指導のもと営業として働くことができます。まずはしっかりと知識・スキルを身に付けて一人前の営業になり、いずれは既存の顧客だけでなく新規のお客様の獲得にも挑戦していきたいと思っています。

大学生活で頑張ったと思うことは何ですか?

2年生の時にコンサルティング会社で経営学科の長期インターンシップを経験したことです。「奉還町商店街を大学生の街にする」というプロジェクトに携わり、Instagramで奉還町商店街の公式アカウントを作成して、商店街の活性化に注力しました。アカウントを運用するにあたり、「どうすればもっと若者の利用者を獲得できるか」という視点で考えるのは非常に難しかったです。提案と調整を繰り返し、店舗紹介と共に期間限定のクーポンを掲載するというかたちで投稿していくことになりました。事前に店舗の方とは直接交渉を行い、自分よりもずっと年上の方に意見や希望を伝えるという場面も多くありました。今後の営業の仕事にも活かせる貴重な体験だったと思います。

嬉しいことに、Instagramの投稿には反響がありました。アカウントはインターンシップ終了後も次の代の学生に引き継いで運営され、商店街活性化プロジェクトは続いていくことになりました。自分が第一弾として成果を残せたことを嬉しく思っています。

 

大学生活で頑張ったと思うことは何ですか?

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

サークルやゼミの先輩方から「早めに始めたほうがいいよ」と繰り返し言われていたこともあり、3年生の6月から就職活動をスタートしました。コロナウイルスの影響で企業説明会はほとんどオンラインで開催され、直接企業の様子を見ることができなかったのは不安でした。反対にオンライン開催で良かったのは、移動の必要がなく予定を組みやすかったことです。

「営業をやりたい」という気持ちがあったので、住宅や金融、食品関係など、まずは業種を絞らずできるだけ説明会に参加し、いいなと思った企業には必ずエントリーするようにしていました。

面接やSPIで思うような結果が出せず落ち込むこともたくさんありましたが、同じように頑張っている友人と励まし合うことで前向きな気持ちになれました。家に帰ればいつも温かく迎えてくれる家族も大きな支えでした。人との繋がりの大切さ、有難さを再確認できた時期でもあったと思います。

 

キャリア支援・開発部を利用することはありましたか?

主に履歴書の書き方について、週に2、3回キャリア支援・開発部で指導していただきました。自分が通っている大学なので、相談もしやすかったです。書いてきた履歴書をキャリア支援・開発部の方に添削してもらい、一緒に修正をしていくというかたちでした。話しやすい雰囲気の中で私の考えや思いを引き出し、それを履歴書にどう書けばいいのかを一緒に考えてくださいました。「自分はこう思っていたんだ」と改めて気がつく場面もあり、自己分析の機会にもなったと感じます。

 

最後に、就職活動を控える在学生に向けてアドバイスやメッセージをお願いします。

働く上でやりたいこと、大切にしたいことをよく考え、しっかりとした軸をもって就職活動に臨むことが重要だと思います。

ですがたくさんの企業と出会ううちに、「自分は何がしたいんだっけ?」という不安に駆られることがあるかもしれません。私自身もそうでした。そんな時は家族や友人といった身近な人や、キャリア支援・開発部の方、ゼミの先生などに気持ちを話してみてください。人と思いを共有することで不安を軽減できるだけでなく、自分の考えを見つめなおし、軸を再確認するきっかけになると思います。壁にぶつかってもひとりで抱え込む必要はない、一緒に考えてくれる人がきっといるということを覚えていてください。

 

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

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