
ブレない就活軸があれば
それが自信に繋がる
内定先を選んだ理由について教えてください。
就職活動を始めた時には「絶対に金融がいい」というのはなくて、その代わりに「多くの人と関われる仕事」であることと、「地元の地域活性化に貢献できる仕事」であることを就職活動の軸にしていました。内定先はその2つを叶えることができると思い、私の中では第一志望でした。また、学生に対しても一人ひとりをちゃんと見てくださる雰囲気の良さも含めて魅力に感じました。将来結婚をしたとしても仕事は続けていきたいと考えています。
大学生活での一番の思い出は何ですか?
コロナ禍になり、勉強のスタイルが変わったことです。表現文化学科は図書館での勉強が必要なことも多く、貸出禁止の書籍をよく読みに行っていたのですが、それがコロナ禍でできなくなってしまったためです。「どうやって勉強をしようか」「卒論の作成できるかな」という不安がありました。ただそういう状況の中で、どうにか自宅でできることを工夫しながらやっていくうちに、いろんな勉強法を見つけられました。逆にオンライン授業になって、私の場合は往復3時間くらいかかっていた移動時間がなくなって時間を有効活用できたので、よかった面もありました。

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?
大学3年生の夏頃に、友人と一緒に気になる企業のインターンシップに参加しました。コロナの影響もあり私が参加したインターンシップは、長いところで3日間、そのほかは1dayや、オンラインの場合は数時間といった具合でした。そのこともあって、会社説明会とさほど変わらない感じで、特にオンラインでは実際の雰囲気が伝わりづらい部分がありました。それでも複数社のインターンシップに参加したことで、自分のやりたいことなどが絞られたのでよかったです。
また就職活動を行うにあたっては、キャリア支援・開発部のほか、地元の就活専用サイトも利用しました。サイト上に合同企業説明会の情報などが掲載されていたので、それをチェックして実際に参加することもありました。
全体を通して、家族に相談にのってもらったり、なかなか会えませんでしたが友人とSNSで情報共有をしたり、「頑張ろうね」と励まし合えたことが私の支えでした。
就職活動で大事にしたことは何ですか?
採用面接では、自分の言葉で話すこと、自然体でいることを意識しました。最初からそうしていたわけではないのですが、実際の面接は自分が想像していたほど堅苦しい感じはなくて。雑談のような雰囲気の企業も多かったので、それなら自然体でコミュニケーションを取るようにしようと思いました。2次面接に進んだ時に面接官の方が、「自分の言葉で喋ろうとしてくれたのがよかったです」と1次面接のフィードバックをしてくださることもあり、それからそういうところを大切にしていきました。
最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。
一番は“就活軸”をもつことです。私は業界を絞らずさまざまな企業の採用選考を受けていたので、面接でも「どういう共通点があるのですか?」とか、「どんな軸をもって就職活動をしていますか?」と聞かれることが多くありました。就職活動において、「こうしたい」という軸は絶対にもっていたほうがいいですし、その軸がしっかりしていれば履歴書でも面接でも伝えることが一貫してきます。最後まで自分が決めた軸をぶれさせず頑張ってください。


その他の就活体験記
-
人文科学部 総合歴史学科2021年度卒
芯をもつことの大切さを知った就職活動
内定先 岡山市中学校教諭(社会科)出身校 岡山県立西大寺高等学校 -
人文科学部 表現文化学科2022年度卒
「私のやりたいこと」に全力で向き合いました
内定先 公益財団法人 岡山文化芸術創造出身校 岡山県立岡山南高等学校 -
教育学部 教育心理学科2020年度卒
日々の積み重ねがプレッシャーをチカラに変える
進学先 就実大学大学院 教育学研究科出身校 香川県立坂出高等学校 -
薬学部 薬学科2022年度卒
幼い頃に憧れた「悩みに向き合える薬剤師」になりたい
内定先 学校法人川崎学園出身校 岡山県立岡山朝日高等学校