これからの目標は子供たちの第二の母になること

これからの目標は

子供たちの第二の母になること

2020年度卒
内定先 岡山県養護教諭
学部・学科 教育学部 教育心理学科
出身校 岡山県立玉島高等学校

内定先を選んだ理由について教えてください。

養護教諭、いわゆる保健室の先生としての採用が決まったのですが、保健室の先生になるのは高校生の頃から私の夢でした。きっかけは中学生の時の保健室の先生の対応がすごく素敵だったことです。それから高校に進学して、次の進路を決める時に養護教諭の資格が取れるところを探し、就実大学に入学したんです。
その時から描いていた夢の一つが叶ったので、これからはまず基礎的な応急処置の技術を身に付け、子供たちと信頼関係を築けるようにしていきたいです。

どんな先生になりたいですか?

実習先での経験から、愛情のある養護教諭になりたいと思っています。全校児童300人規模の学校に実習に行ったのですが、そこの学校の保健室の先生は児童全員の名前と顔を把握されているようで、児童が保健室に入ってきた時に「○○ちゃん」と話しかけていたのがとても印象的でした。先生と児童とのやり取りがアットホームに感じられて、理想的だなと思ったんです。また、私が担当させていただいた学級の担任の先生は些細なことでも「ありがとう」と言って児童たちを褒める方で、そんな姿を見てあったかいなと。
また、行く行くは「がん教育」にも取り組んでいきたいですね。これは大学のゼミの先生の影響が大きいです。命を大切にしようという道徳的な意味合いもありますし、「もし友達ががんになったとしたら、その子に対してあなたは何ができるのかな」と子供たちに問いかけながら大学で学んだことを伝えていきたいと思っています。

どんな先生になりたいですか?

採用試験を意識し始めた時期はいつからですか?

3年生の時に養護実習に行き始めてからですね。実習ではさまざまな場面でいろんなことを経験しましたが、その中でも職員室で過ごす時間が先生という職業を一番実感できた瞬間だったと思います。先生方が子供たちの話をしているのを聞くなどいろんな情報に触れる中で、教育現場というものを知ることができました。そこから実際に働くことを強く意識するようになりました。

採用試験の流れについて教えてください。

採用試験の申し込みをしたのは4年生の4月~5月頃でした。その後一次試験が7月にあって、その時は筆記試験と面接がありました。それに合格してから二次試験は8月に行われて、面接と場面指導、実際に授業をしました。
採用の通知があったのは10月です。結果が出るまでは全然自信がなかったので、実際に採用の通知を見た時はびっくりしましたね。

保育・教職支援センターを利用することはありましたか?

3年生の3月くらいからずっと通っていました。その頃はまだ新型コロナウイルスの影響はそこまでなくて、対面で面接の練習などをしていただいていました。センターの方が元教師だったこともあり、教師時代のクラスの雰囲気や生徒の話をしてくれたり、面接とは関係ない日常の話をしてくれたりすることもありました。実際に現場で働いていた方の意見はとても参考になりましたし、何気ない会話で気持ちをほぐしてもらえてそれが私の心の支えになりましたな。
また、ゼミや学科の先生にも大変お世話になりました。ゼミの先生からは定期的に、試験は「こういう問題が出ると思うよ」とか、「この前こういう講演会に行ったんだよね」という話を聞かせていただきました。試験では先生が言われていたような問題が出たり、先生から聞いた話をきっかけに面接でしっかり答えることができたり、とても参考になる情報をいただけたと思います。

採用試験を意識し始めた時期はいつからですか?
保育・教職支援センターを利用することはありましたか?

採用試験で大切にしたことは何ですか?

人との繋がりです。もし自分が独りぼっちだったら、採用試験対策も勉強もしんどくてやり切れなかったと思うんです。何か分からないことがあったらまず友人に聞いて教えてもらっていましたし、それがあったから最後まで頑張ることができたと思っています。友人の存在は本当にありがたかったです。友人や周りの方との繋がりがなかったら、きっと試験には合格していなかったと思います。心から感謝の気持ちを伝えたいですね。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

大学の単位は取れる時に取っておくことが大切です。特に1年生の時にできるだけ多くの単位を取ることをおすすめします。そうすれば2年、3年と学年が上がった時に余裕が持て、就職活動にも注力できると思います。逆に1年、2年の時に勉強をサボってしまうと、就職活動どころではなくなってしまうかもしれませんので気をつけてくださいね。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。

就実は先生方のバックアップはもちろん、キャリアセンター、保育・教職支援センターのサポートが充実していますので、安心して就職活動に臨んでください。
私が面接の指導をお願いしたくて保育・教職支援センターを利用した時のことですが、「次はいつにしますか?」とセンターの方から声をかけてくださいました。新型コロナウイルスの影響でメールでのやり取りも多かったのですが、もし大学に来るのが怖かったらオンラインでもいいですよと言っていただけたので、安心して対策をすることができました。また、願書の内容を添削していただきたいと思い、自己PR文をメールで送ったら、その日のうちに返信していただきとても助かりました。
自分から相談に行くのは大事なことだと思いますが、自分から行かなくても歩み寄って来てくださる感じがあって。自分のことを気にしてくれているのが伝わって、私自身すごく安心できました。
大学のサポートを最大限活用して、自分のしたいことや、なりたいものをしっかり叶えてください!

トップに戻る