慣れ親しんだ岡山の地で、
人々の暮らしを支えたい
内定先を選んだ理由について教えてください。
人々の生活をサポートできる仕事内容に惹かれたからです。もともとこの業種へのこだわりがあったわけではないのですが、在学中に「トラブルが起きたとき、保険という側面から助けてくれることの大切さ」を実感する機会がありました。この体験が保障や保険の分野に興味をもつきっかけになりました。調べていくうちに、人々の暮らしを助け、寄り添っていく仕事のかたちに魅力を感じました。
岡山を選んだのは、自分が暮らす場所であり、ここで地元の人々の生活を支えていきたいと思ったからです。また、福利厚生など従業員が安心して働ける環境が整っていることや、社内の雰囲気がよかったことも大きな理由です。
大学生活での一番の思い出は何ですか?
コロナウイルスによる制限が少し緩和された3年生の頃に、友人と遊びに出かけたことです。いつもは一人で好きなアーティストのライブによく行くのですが、大学の友人とたまたま音楽の趣味が合うことが分かり、友人と一緒にライブや観光に行くようになりました。大学で授業を受けた後、そのまま新幹線に乗って出発して日帰りで帰ってきたり、友人の家に泊まったり……一人で参加するときとはまた違った面白さがあって、自分のなかでとても良い思い出になっています。
就職活動を振り返ってみてどうでしたか?
教職課程を履修していたので4年生の夏に教育実習があるため、3年生の秋頃から就職について本格的に考えるようになりました。祖父が教員として働いていたこともあって教員に魅力を感じていたのですが、教育実習を経て、「これから先、何十年も教員として働いていけるだろうか。もっと自分に合う仕事があるのではないか」と考えるようになりました。そんな折に友人から合同企業説明会に誘われ、「とにかく情報収集をしてみよう」という気持ちで一般就職も視野に入れて動き始めました。インターンシップに参加したり、興味のある企業について調べるうちに徐々に気持ちが固まりました。「ずっと仕事をしていくうえで、後悔しないのはどちらか」をよく考え、納得のいく決定ができたと思っています。
キャリア支援・開発部を利用することはありましたか?
大学の就職セミナーに参加した際に、キャリア支援・開発部の存在を知り、3年生の冬から、主に履歴書の添削で利用していました。履歴書の書き方が全く分からなかったので、サポートしていただければいいなという気持ちで訪ねたのが始まりです。
それまでは第三者に添削してもらうことの重要性をあまり理解していなかったのですが、実際に見ていただいてとても助けになりました。書き方や表現の指導だけでなく、内容も厚みのあるものになるよう一緒に考えてくださいました。出来上がったものを何度も音読して確認し選考に臨み、その甲斐あって面接ではしっかりとした受け答えができました。
最後に、これから大学に入学する学生へアドバイスやメッセージをお願いします。
「交友関係を広げよう」という意識をもつと良いと思います。自分が所属する学部や学科以外の友人や、アルバイト先の人などとの交流は日々の刺激になり、授業以外で新たな知識や気づきを得られる貴重な機会です。私自身、「うちの学科にはこういう資料がある」「こんな調べ方をしたよ」など、課題の解決方法や就職活動の進め方についてさまざまな側面からの意見を取り入れることができました。これまでの友人関係や交流の場は大切にしつつ、外の方にも意識を向けると見聞が広がり、毎日がもっと面白くなると思います。
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