周りに流されない勇気と強い意志をもって挑む

周りに流されない勇気と

強い意志をもって挑む

2020年度卒
内定先 株式会社中国銀行
学部・学科 人文科学部 総合歴史学科
出身校 広島県/盈進高等学校

内定先を選んだ理由について教えてください。

私は高校までを地元の福山で過ごし、大学進学後は岡山で暮らすことになったのですが、その間それぞれの地域でたくさんの方にお世話になりました。社会人になったら自分がこれまでお世話になった方々に恩返しをしたい。そう考えた時に、中国銀行こそ私が過ごしてきた地域に密着した企業だと思ったんです。中学3年生の時にドラマ「半沢直樹」をみて、ドラマの主人公のように多くの人々を救えることができる銀行員に憧れを持ち、金融業界で働いてみたいと考えていました。大学生になり実際にインターシップに行ってみると、お客様との会話から真のニーズを引き出すことの大切さなど多くのことを教わり、自分の長所が一番活かせるのではないかと気づき、金融業界で働きたいと再認識しました。その中で、たくさんの人の支えになれる仕事だと改めて感じたのも大きな理由ですね。人と話すことが好きという自分の強みを活かして、地元に貢献できる企業だと考えています。

入社後はどんなキャリアを描いていますか?

基礎スキルや知識を身に付けることが第一ですが、少しでも早く地域の人々の生活を支えられる人材になりたいです。具体的には課題解決型の営業に挑戦してみたいです。たとえば、今で言うと新型コロナウイルスの流行により慣れ親しんだ地域の人々が影響を受けていると言われています。
そんな中自分が担当する企業を融資等により、より良い方向へと導けるような銀行員になることが目標です。

入社後はどんなキャリアを描いていますか?

就職活動を意識し始めた時期はいつからですか?

3年生の6月頃です。周りの友人が学内の業界研究会やインターンシップに参加するようになってからでした。当初は精力的に活動するわけではなく、どちらかというとアバウトな感じで始めたと思います。友人からの誘いでまずは業界研究会に一緒に参加して、それから自分の興味のある企業を中心に4社のインターンシップに参加しました。なかでも中国銀行のインターンシップでは、銀行業務の魅力は「お客様から選ばれ、信頼され、必要とされる」存在になることで、多くの人の生活を支えることができるということを説明されとても印象に残っています。インターンシップではそれぞれの企業の内面を知れ、いろんな気づきがありましたね。

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

採用試験を受けた企業の半分くらいがオンライン面接だったんです。会社や会場に行くまでの独特の緊張感がないので、気持ちが高まっていく感じがなくて。家の中でモチベーションを上げるのが大変でしたね。これは慣れるしかないなと思い、オンラインで説明会をしている企業を受けたり、友人にコツなどを聞いたりしながら場数を増やしていきました。就職活動を振り返って改めて感じるのは、友人や周りの方の支えがいかに大きかったかということです。自分だけでやろうと思ったらもっと不安になっていたでしょうし、苦しかったと思います。

キャリアセンターを利用することはありましたか?

エントリーシートを書く際に、自分の長所や短所って何だろうかと悩むことがあり、キャリアセンターの方に振り返りを手伝ってもらいました。そのおかげで自分の長所と短所が明確になったので、それは面接の時にも役立ちましたね。
また、書き方の指導もお願いしました。志望動機の締めを「~志望しました」としていたのですが、「○○という私の強みを生かして必ず貴社に貢献できます」というような書き方にしたほうが企業の方に響くのではと教えてもらって。すぐに直して、友人にも教えました。そうしたらみんなその書き方をマネしていましたね。(笑)
それとキャリアセンターでは、就職活動のことだけでなく、さまざまな相談にも乗ってもらえてリラックスさせてくれました。私は最終的に7社から内定を頂くことができたのですが、そういった指導があったからこその結果だと思っています。キャリアセンターを利用させてもらえて本当に良かったです。

就職活動を意識し始めた時期はいつからですか?
キャリアセンターを利用することはありましたか?

就職活動で大切にしたことは何ですか?

自分の意志を貫くことです。自分とは異なる業界を志望していた友人は早々に内定をもらっていて、周りでもどんどん就職活動を終えていく人たちがいました。私もその時すでに内定を頂いていた企業があったので、そこで終えて就職活動から解放される選択肢もありました。そうすれば友人と一緒に自由な時間を手に入れられる。そんな誘惑もありましたが、それに負けず自分は金融業界で働きたいんだという意志を最後まで貫いて粘り強く就職活動を続けることにしました。途中で妥協しなかったからこそ第一志望の企業から内定をいただけたと思います。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

個人的に思うのは英語の学習にチャレンジすることですね。私の高校時代の友人が大学2年生の時に海外に留学して、その留学先の大学の試験にも合格して今も在籍しているのですが、英語で授業したり、ノートも全部英語で取ったり。そういう姿を見たら自分も学生のうちに英語をもっと勉強して話せるくらいになりたかったなと思います。英語が話せるようになれば世界中の人とコミュニケーションが取れるようになりますしね。ぜひ、大学生活を楽しみつつ英語の勉強にも励んでもらいたいです。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。

私自身の話になりますが、コロナ禍によって外に出て人と会うことすら難しい状況になり、特に就職活動では大変な思いをしました。でも、そういう状況があったからこそ、会社説明会や採用試験を通じて人とコミュニケーションを取れること自体が嬉しかったですし、より真摯に向き合うことができ、新たな学びも得られました。最初は不安な思いがあり辛かったですが、結果がついてくると楽しくもなってきて。今しかできない経験だと思うので最後まで諦めず頑張ってください。来年度もコロナウイルスの影響があるかもしれませんが、自分が納得できるまでとことん追い込んで就職活動を有意義なものにしていただければと思います。応援しています。

トップに戻る