教育実習を経験して目指すべき道が見えた

教育実習を経験して

目指すべき道が見えた

2021年度卒
内定先 四国中央市
学部・学科 教育学部 教育心理学科
出身校 愛媛県立三島高等学校

内定先を選んだ理由について教えてください。

人の暮らしの部分を支える仕事ができるからです。もともと私は特別支援学校の先生を目指していて、特別支援教育について学べる大学をと思い就実大学を選びました。ですが、大学で特別支援学校の教育実習に行った際に、家庭環境が複雑な子供に出会いました。その時に、教育も大切だけどもっと根本の生活や暮らしにも目を向けたほうがいいのではと感じました。私が出会ったような子供たちの暮らしをよい方向にもっていく、そんな支援、仕事をやってみたいと思うようになり、市役所で福祉に関われる仕事がしたいという気持ちに変わっていきました。

キャリア支援・開発部を利用することはありましたか?

就職活動を始めた最初の頃に、履歴書の添削をしていただきました。当時は民間企業への就職も選択肢にはあったので、ちょうど教育実習の時期と重なっていたこともあり、実際には受けてはいないですが、愛媛県の企業も紹介していただきました。その時に「ハローワークも行ってみたらいいよ」とアドバイスしていただき、そこからハローワークに通って情報収集などをするようにもなりましたね。ハローワークでは一週間に2回くらいのペースで市役所対策の面接練習をしてもらっていました。担当の方が市役所に勤めた経験のある方で、参考になるお話を聞くことができ本番でも活かせました。

キャリア支援・開発部を利用することはありましたか?

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

私は就職活動をするにあたっては、「自分のやりたいことと合っているか」を一番大切にしていました。一つの内定が出るまでは不安でしたが、それでも「福祉に携わる」ということは自分の中で譲れない部分だったので、そこは最後まで意識していましたね。また就職活動では、自分の発言や行動に責任をもつことの大切さを学びました。面接では「自分が何を頑張ってきたか」について深堀りされることがあり、話の内容やエピソードに一貫性がないとアピールは難しいことを実感しました。それから自分の言動には気を付けようと心掛けるようになりました。

大学生活で頑張ったことは何ですか?

サークル活動やボランティアです。サークルはSCO同好会(消費者教育イベントを運営するサークル)に所属していて、職業体験型テーマパークの簡易版のようなイベントを企画・運営していました。具体的には、小学生の子供たちを対象に、お仕事体験をして、お給料を稼いで、納税して、税金が貯まったら公共事業ができる「小さな街」を作り上げてイベントを開催するというものです。イベント内で使用できるお金を作ったり、説明書を作ったり、企業と折衝して品物を段取りしたりすることなどを経験しました。人前で話をする機会が多かったので、その経験が就職活動でも役に立ちました。

最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。

私の場合、大学に入学してからしばらくの間、将来は特別支援学校の先生になることだけを目指していたので、他の資格は全く取っていませんでした。今思えばもっといろいろ勉強して経験を積んでおけばよかったなと。だからこそ、ボランティア、旅行、サークル、資格勉強など、少しでも興味があることにはたくさん挑戦してほしいです。

また就職活動は自分との戦いですが、あまり自分を追い詰めすぎず、仲間と励まし合いながら頑張ってください。

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

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