どんな時もプラス思考で課題をクリアしていく

どんな時もプラス思考で

課題をクリアしていく

2020年度卒
内定先 帝人ナカシマメディカル株式会社
学部・学科 人文科学部 実践英語学科
出身校 広島県/近畿大学附属広島高等学校 福山校

内定先を選んだ理由について教えてください。

内定先の帝人ナカシマメディカル株式会社はタイに現地法人を設立しており、どの部署でも英語を使う機会があることや、部署によっては海外にも頻繁に出張に行くと聞いて、英語を活かせると思ったのが理由のひとつです。
また、私は英語を活かせることの他に、人や社会への貢献度が高い企業であること、そして自分が成長できる環境があることを就職活動の軸に据えていました。帝人ナカシマメディカルは人工関節や骨接合材料などを扱っているメーカーで、医療が必要な人々の生活を直接的に支える製品を製造しています。さらに、自己啓発支援の一環として、オンライン英会話を会社負担で受けさせてくれることができるなど、入社後も自己のスキルを伸ばせる機会があることも魅力の一つです。
この会社と出会った時に、これまで自分が頑張ってきたことを一番活かせて、なおかつ会社の求めている人物像に一番自分がマッチしていると思いました。

英語を学びたいと思ったきっかけは何ですか?

小さい頃から英語に親しむ機会がありました。母の同級生にイギリス人の方と結婚した方がいて、その方の娘と息子が私と私の弟と同い年だったんです。彼らは英語が母語だったので難なく英語を話せる一方、私は英語が話せなくて。幼いながらにもどかしさを感じていました。中学生だった時の担任の先生が6か国語を喋れる方だったりして、思えば英語に触れる機会には常に恵まれていました。そういうこともあって、いつか私も本格的に英語を勉強したいと思うようになっていました。就実大学を選んだのも、実践英語学科があったことが最大の理由です。

英語を学びたいと思ったきっかけは何ですか?

就職活動を意識し始めた時期はいつからですか?

3年生の春頃だったので、比較的早い方だったかもしれませんね。合同企業説明会やインターンシップの情報が入ってきたタイミングでした。ただその後、10月に事故に遭って背骨を折ってしまい、3ヵ月間就職活動ができなくなってしまったんです。それが内定先の製品を知る機会にもなったので少し複雑ですが……。周りより先に始めたはずが、結局いくらか出遅れてしまいました。

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

合説を含め企業説明会はとにかく数をこなしていった感じで、すべて合わせると50社以上参加しましたね。その頃はまだ新型コロナウイルスの流行前だったので、たくさんの説明会に参加することができました。
いろんな企業の説明会に参加することで、自分に合う、または合わない企業がよく分かりました。また就職活動を始めた当初は、とにかく英語を使う職種をと思っていたので、キャビンアテンダントや空港グランドスタッフ、英語教師など、特定の職業しか見えていませんでした。しかし、メーカーであっても海外営業といった部署があったりして、深く見ていくと英語を使う企業は意外とあるんですよね。そうやって、英語力が必要とされる職種、企業はたくさんあることに気づけたのがよかったです。
コロナ流行後は、説明会に参加して企業のことを直接知ることができる機会がなくなってしまったので、早めに就職活動を始めておいてよかったとも思いました。

就職活動で役に立った大学での学び・経験は何ですか?

大学のプレゼンの授業は就職活動でとても役に立ったと思います。先生方がプレゼンのノウハウを一から教えてくださったのですが、最初は日本語でプレゼンするだけでも難しかったですね。さらに英語の場合は、日本語のとき以上に抑揚をつけたり、ジェスチャーを交えたりして。そういった授業のおかげで、言語を問わず人に伝える能力が伸びたと思いますし、面接やグループワークなど、人前で話す場面に対して抵抗がなくなりました。
また就職活動に限らず、オープンキャンパスのスタッフを務めたときや、全国学生英語プレゼンテーションコンテストに出場したときにも、その授業で身に付けたプレゼンのスキルが活かされました。もちろん入社後もそのスキルは伸ばしていきたいと思っています。

就職活動を意識し始めた時期はいつからですか?
就職活動で役に立った大学での学び・経験は何ですか?

キャリアセンターを利用することはありましたか?

キャリアセンターの方には、エントリーシートや履歴書の添削を丁寧にしてくださいました。私の場合はケガの影響で就職活動の進行が想定よりも遅れてしまったので、退院した翌日に駆け込み寺のように頼りに行きました。遅れを取り戻さないとと不安でいっぱいだった私に寄り添って親身に相談を聞いてくださいました。気持ちの面でもとても支えてもらったと思っています。

就実大学はどんな大学でしたか?

いろんなチャンスを散りばめてくれる大学だという印象ですね。英語力が未熟な1年生の時にはステップ1として、国際交流関連のボランティアを紹介してもらい、留学生の支援をしながら少し英語が使えるようになりました。2年生の時には他大学や海外の大学の学生も参加する合宿に参加させてもらったり、英語力が向上してきた3年生の時には海外留学をしたり。自分から求めれば適切なステップを用意してくれて、成長できるチャンスをいっぱいくれる。そんな大学だったからこそ自分が成長し続けられたと思っています。

就実大学はどんな大学でしたか?

最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。

就職活動はスタートダッシュが肝心です。結果論ではありますが、コロナ禍になって、スロースタートだった学生の中には就職先がなかなか決まらず困っている人もいました。
就活セミナーや企業説明会が開催され始めたら、まずは足を使って情報収集することをおすすめします。そうすると自分に必要なものが何なのかが見えてくると思います。そして、その都度出てきた課題をひとつずつクリアしていく。私の場合はそれの繰り返しでした。とりあえず自分のできることを早めに始めてみるのがいいと思います。
不安なこともあると思いますが、自分の努力や経験をしっかりと見てくれる人はいるので、できることを精一杯頑張ってください!

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