就活を成功に導くカギは「軸」をもつこと

就活を成功に導くカギは

「軸」をもつこと

2020年度卒
内定先 井原精機株式会社
学部・学科 経営学部 経営学科
出身校 岡山県立笠岡商業高等学校

内定先を選んだ理由について教えてください。

もともと地元の企業で働きたいという思いがあり、岡山県内の企業に絞って就職活動をしていました。内定をいただいた井原精機株式会社は家族や周りからよく話を聞いていた地元の企業で、そういう声を聞いているうちに自然とここで働けたらいいなと思うようになりました。また、私が就職活動をする際に軸として大切にしていたことの一つが「仕事とプライベートを両立させられること」だったので、それを実現できる企業だと思えたことも大きかったです。

就職活動で気をつけたことはありますか?

就職活動をしていると、すべてが順風満帆にいくわけもなく正直落ち込んでしまうこともありました。そんな中で自己肯定感をキープするために、定期的に友人と情報交換をしたり、励まし合ったりしていました。キャリアセンターの方へも、「今日は褒めてください‥‥‥!」と励ましていただきに行ったこともありました。(笑)
今では笑い話にもできますが、当時は不安や焦りでいっぱいだったんです。とにかく悩み事は、自分ひとりで抱え込みすぎないことが一番です。周りにいる方に頼ることも大事だと思いながら取り組んでいました。

就職活動で気をつけたことはありますか?

インターンシップに参加されたのですね。

就実大学の経営学科では、15週間の長期インターンシップが2年次のカリキュラムに組み込まれています。私がこの学科を選んだ理由もまさにそれがあったからでした。
その長期インターンシップでは、業界トップクラスのシェアを誇る岡山県内の企業で働かせていただくことができました。通常の事務作業に加え、東京・大阪・名古屋・福岡で開催される展示会にも同行させていただき、来場された方に対してプレゼンを行うなどいろんな経験を積むことできました。私にとっては何もかもが大変でしたが、周りの社員の方が流暢に説明している姿を見て、私も社会人になったらあんなふうになりたいなと思うようになりました。2年生という早期のインターンシップだったので、自分に足りない能力を残りの2年間で勉強できるのも魅力の一つです。
さらに、3年生でインターンシップに全部で10社ほど参加しました。その時は特に業界を絞らず様々な業種のインターンシップへ参加したことが、逆にいろんな業界のことを知るきっかけになったのでよかったと思います。

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

今年ならではだと思うのですが、筆記試験や面接をオンラインで受ける機会が多かったです。対面での面接なら会場に向かう前や入室する前に雰囲気から自然と気合が入りますが、オンラインの場合は、自宅で受けるのでどうしても緊張が緩みがちになるというか。気持ちの切り替えがしづらいことがあったりしてそこに難しさを感じました。

キャリアセンターを利用することはありましたか?

分からないことがあったらその都度キャリアセンターを利用していました。就職活動の進め方や企業に提出する封筒の書き方、OB・OG訪問をした方がよいのかなど、いろんなことを教えてもらいました。自分で書いた履歴書を持って行って、志望理由はこんな感じでよいかなども見てもらっていました。そうするとここをもっと具体的にとか、あなたがどんな人か想像できるように書いてみてと、ていねいにアドバイスをいただきました。キャリアセンターの方の添削があったからこそ、内定先の企業に自分のことを伝えられたのだと思います。

インターンシップに参加されたのですね。
キャリアセンターを利用することはありましたか?

就職活動を通じて学んだことは何ですか?

就職活動で気をつけたことにも通じますが、自己肯定感を高めることの大切さです。自分で自分はダメだと思ったら、気持ちがどんどんネガティブな方向へと向かっていってしまったので。就職活動をする中では、「自分は大丈夫、いけるんだ」と自信をもつことが何より大事だと実感しました。自分のことを強く信じてあげる。周りに流されない芯の強さや軸をこれからも持ち続けたいです。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

自分の判断で自由に勉強や、遊びをできるのが大学生の醍醐味の一つです。だからこそ自分から積極的に学んだり、いろんな人と関わろうとしたりすることが一層大切になってくると思います。
私はサークルに所属していなくて同じ学部の学生との交流が主だったので、もっといろんな人と関わりたかったと今では思っています。ただ、その分アルバイト先のオーナーや店長にいろんなお店に連れて行ってもらっていたので、大学では関われないような方と出会う機会はありました。世の中って自分の知らないことの方が多いんだなと気づきました。同級生だけでなくさまざまな年代の方と関わることも勉強になるので、ぜひ自ら一歩踏み出すことを心掛けてみてください。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。

これは絶対に譲れないという就職活動の軸を決めて自分のペースで頑張ってください。自分の中の軸を見つけるためにも、動き出しは早ければ早いほどいいと思います。インターンシップや合同企業説明会への参加を通じていろんな企業を見ていくと、自分はこれだというものが洗い出されてくるはずです。軸を決めるタイミングとしては、就職活動解禁前の1月~2月頃がいいのではないでしょうか。そうすれば解禁後の就職活動が断然やりやすくなると思います。大学1年生や2年生であれば、今のうちにこういうところで働きたいなというイメージだけでも持つといいと思いますね。

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