ひとつのきっかけが前に進むための原動力に

ひとつのきっかけが

前に進むための原動力に

2020年度卒
内定先 株式会社香川銀行
学部・学科 短期大学 生活実践科学科
出身校 岡山県/就実高等学校

内定先を選んだ理由について教えてください。

もともと金融業界には興味を持っていたのですが、内定をいただいた香川銀行をキャリアセンターの方に勧めてもらったことがきっかけでした。自分の希望する業界、職種だったので、思い切ってチャレンジしてみようと思いました。合同企業説明会ではいくつかの企業の話を聞くこともありましたが、実際にエントリーシートを提出して試験を受けたのは内定先の1社のみでした。

就職活動を意識し始めた時期はいつからですか?

1年生の1月です。その頃、すでに内々定をもらっているクラスメイトが数名いたんです。周りの友人たちも、まだ就職活動をしている様子はなかったので、「決まるの早くない?」と思ったのと同時に少し焦るようにもなりました。みんな着実に就職活動を始めていっているんだ‥‥‥。自分から動き出さない限り就職先は一生決まらないと思い始めるようになって、意識が変わりました。

就職活動を意識し始めた時期はいつからですか?

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?

私は短大生なので、大学4年生の人たちと比較した時に、インターンシップの経験がないことが不安に感じていました。それでも、採用試験の面接では笑顔でいることを大切にして、精一杯頑張りました。
また、面接試験では数名の面接官から順番に質問をされましたが、質問者の方にきちんと体を向けて話すようにも心掛けました。何事にも真摯に向き合うこと、就職活動を通じてその大切さを改めて学ぶことができました。

面接ではどんな質問があったのですか?

たとえば、学校生活で頑張ったことや、アルバイトでの経験についてなどです。今までで困難だったことと、それをどうやって乗り越えたかという質問もありました。基本的には、学校生活に関することが多かったように思います。聞かれるであろうことを事前に調べたり、想定したりしながら練習をしていたので、しっかり答えることができました。
私は、学友会に所属しているので、その活動の中で頑張ったことを伝えたり、アルバイトではお金を間違えないように慎重に扱うようにしたりしていたので、そのことをアピールしました。
また、短大の授業で、人前で発表する経験を積んでいたので、度胸がつき、面接ではその経験が役に立ったと思います。授業の時の人数に比べたら大したことないと開き直って臨めたのもよかったのかもしれません。

キャリアセンターを利用することはありましたか?

キャリアセンターの方に履歴書を添削してもらいました。「この文章は少し直したほうがいいよ」という感じでアドバイスをくださいました。
履歴書を添削してもらう時に、「時間があるからついでにやってみない?」と声を掛けてくださり、面接の練習も何度かしました。面接の基本的な流れから教えてくださり、気をつけること、意識すべきことをイメージできるようになりました。もし、その時声を掛けてくださらなかったら、きっと自分からはお願いしていなかったので、面接練習することなく試験に臨んでいたかもしれません。就職先を決めるきっかけを与えてくださったこともそうですし、キャリアセンターの方にはいろいろとお世話になりました。

就職活動を振り返ってみてどうでしたか?
キャリアセンターを利用することはありましたか?

大学生活で頑張ったと思うことは何ですか?

1年生の時に受けた「秘書学概論」と「プレゼンテーション概論」の授業、この二つは特に頑張りました。どちらの授業にも学生が発表をする時間が設けられていて。秘書学概論でいえば、新聞記事を自分で見つけて、その記事の概要と、それに対する感想やコメントを発表します。たとえば、何かの事件に関することなら、その事件を再発させないためにはどうしたらよいかを考えてまとめます。そして、それを授業で発表します。これらの授業に頑張って取り組んだことで、社会人に必要なスキルやプレゼンテーション能力が養われたと思います。
今後は、金融業界で活かせる専門的な資格や、簿記の資格取得に向けての勉強にも取り組んでいきたいと考えています。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

短大にしても、4年制大学にしても、大学に入るならサークル活動と資格取得はしておいた方がいいと思います。いずれ、就職活動をすることを考えればなおさらです。サークルでこんなことを頑張った、勉強してこんな資格を取得したと面接の時に話せますから。もし、そういうところで頑張っていなかったら、貴重な学生生活をただ過ごしただけになりかねません。自分の強みを見つけ出すのにも苦労すると思います。
きっかけはなんでもいいと思うので、自分が興味を持ったことに対して積極的に取り組んでみてください。

これから大学に入学する高校生に伝えたいことはありますか?

最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。

不安や疑問があったら早めにキャリアセンターの方に相談するのがいいと思います。私のときは、新型コロナウイルスの影響で学校に通えない期間があったこともあり、周りの状況が余計に把握しづらい状況でした。センターの方がおられなかったら、危機感を感じにくかったと思いますし、就職活動のスタートが遅れて今とは違った結果になっていたかもしれません。そう考えるとみなさんにもぜひキャリアセンターを活用してもらいたいです。
焦りや不安が出ることもあると思いますが、健康に気をつけて笑顔で頑張ってください。

トップに戻る