就実大学・就実短期大学 教育学部 初等教育学科

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2024.02.12 

第2回 【特別支援】実に就くプロジェクトを行いました

学科行事・授業など

 今回の「実に就くプロジェクト」では、特別支援教育を学ぶ有志の学生たちで、特別支援学校の児童生徒の皆さんに歯磨きを楽しく丁寧にしてもらうために動画をいくつか作成しました。

 

 あるグループは、歯磨き、うがい、アフレコ、撮影の四人で役割分担をして動画を作成しました。役割ごとに工夫したところなどを紹介します。

歯磨き担当:どこを磨いているのかがわかるように大きく口を開けたり、歯ブラシを大きく動かしたりして磨いている様子が伝わるように工夫しました。そして歯ブラシを動かす時間を決めてどのくらい間、磨けばよいかという目安があるとわかりやすいと思いアフレコと合わせながら撮影を行いました。

 

うがい担当:うがいをすることが難しいと知ったので水を口に含んでから吐き出すところまでの流れも動画に入れました。衛生面から片付けまでも入れました。うがいをしているところがわかりやすいように大きく口を動かしたり、動きをゆっくり行ったりしました。みんなが楽しんで歯磨きができるように明るい表情にも心がけました。

 

アフレコ担当:実際に動画を見ながら歯磨きをする児童生徒の皆さんに分かりやすいように、なるべく長い文章にならないように注意しました。また、歯磨きをすることが楽しくなるように声のトーンをあげて話したり、聞き取りやすいようにはっきりと話したりすることを心がけました。 言葉だけでなく擬音語を取り入れ、動画と一緒に取り組みやすいようにしました。

 

撮影担当:撮影するときに画角を変えすぎると動作がはっきりと見えなくなるので、動かす時はできるだけゆっくり動かして、歯磨きする人の動きに合わせてカメラを動かすことに気をつけました。また、動画を編集するときに効果音を工夫して付けることで、見る時や動画に合わせて歯磨きする時でも楽しい気持ちにできるようにしました。

 

 実際に動画を作成してみて、普段当たり前にしていることを誰かに伝えようとするのは難しかったです。うまく伝わるかなという不安もありますが、この動画を見て歯磨きを楽しく行ってくれるといいなと思います。

 

記事作成:初等教育学科2年生 中道心優 冨田愛 白石華奈 重松京花 

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