就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2020.03.24 

【教員採用試験】合格者2名(中学校社会科)のメッセージを掲載しました。

在学生・卒業生の活動

***************

教員採用試験合格

(中学校社会科)

 ***************

 

 総合歴史学科4年の今岡奨也さん(岡山県中学校社会科)と花田茜さん(佐賀県中学校社会科)が、2020年度採用の教員採用試験に合格しました。お二人に、教員採用試験合格までの道のりを報告してもらいました。 

総合歴史学科4年 今岡奨也さん

 

 私が教職という生き方に関心を持ったのは、中学生のときでした。当時、担任を受け持ってくださった先生はとても生き生きとしていて、私にはその姿が輝いて見えました。さらに高校で世界史に興味を持ち、「教師になりたい」という漠然とした夢は、高校世界史の教員というはっきりした目標に変わりました。

 大学に入った当初は、高校の教員になりたいと考えていました。しかし、採用試験の合格者数がとても少なく、競争倍率が非常に高いという現実に直面しました。そこで、私は夢の原点に返りました。このとき、あらためて「中学校で出会った先生の生き方に魅力を感じ、教員になりたいと思っていた」ことに気づくことができました。自分の中で妥協もあったと思いますが、このときの選択は積極的な判断であったと考えています。

 本格的に勉強を開始したのは、3年次の夏休みからです。すべての講義に出席し、レポートやテストに真剣に取り組むという、学生として当然のことをしていました。それからはしばらく、字を丁寧に描く練習をしたり、教科の勉強をしたりしました。後期から東京アカデミーの学内講座が始まり、それを主軸として試験対策を行いました。アルバイトやボランティア活動などの予定がない日は、基本的には大学で、毎日9時から21時まで一次試験の対策をしていました。

 4年次までに教職教養の勉強は終わらせ、それ以降は専門教科の勉強に取り組みました。採用試験は7月からですが、6月の教育実習終了からほとんど時間がないため、専門教科の勉強は教育実習前に一通り終わらせておきました。一次試験の勉強には過去問や東京アカデミーのテキスト、それまでに受験した模擬試験の問題を活用しました。

 一次試験終了後は、すぐに二次試験対策を行いました。個人面接の練習は保育・教職支援センターで、グループワーク対策は実践英語学科や教育心理学科など他学科の学生と一緒に、小論文対策は教育学部の丹生先生のもとで、模擬授業・口頭試問の練習は総合歴史学科の受験者と一緒に、それぞれ行いました。私にとっては、この二次試験対策が最も大変でした。何度も他人と向かい合い、練習を重ねるため、精神的な消耗が激しく、帰宅後は何もできずに眠ってしまうほどでした。こうした疲労と不安の中でも、最後まで戦うことができたのは、周囲の支えがあったからだと感じています。

 最後に二つだけ伝えたいことがあります。一つ目は決して無理をせず、自分に適したやり方で取り組んでくださいということです。私にとっては、コツコツと地道に取り組むことが最善の勉強方法でした。最善の方法が見つからないという人は、結果に結びついている人の真似から始めてはいかがでしょうか。二つ目は、周囲の人との関わりを大切にしてくださいということです。少なくとも私は、自分一人の力で合格できたとは思っていません。親身になって関わってくださった先生方や仲間、友人、教育実習でお世話になった先生方、ボランティア活動で出会った子どもたちなど多くの人に力をもらいました。日々の中で人との出会いや触れ合い、関わりを大切にし、良い関係を築くよう努めてください。私の体験が、皆さんの参考になれば幸いです。

 

 

***

 

総合歴史学科4年 花田茜さん

 

 私は、中学1年生の時、「友達にものを教えるのが上手だから、教師になるのはどうか」と周囲に勧められたことがきっかけで、教員を目指し始めました。それでも当時は、どの教科の教員になるのか迷っていました。高校入学時は理数系の分野を深く学びたいと思い、理数科に所属しました。しかし、未来を考えられる力を身に付けるためには社会科が重要であると考えるようになり、高校3年生の秋に文系に転科することにしました。

 大学1年次には、教採模擬試験(無料)を受験することで、否応なく自分の実力を思い知らされました。大学の講義では、教職教養について学んでいきました。2年次には模擬授業作りが始まり、専門性を向上させることに取り組みました。3年次には複数のボランティアに参加し、NPO法人の学修支援にも取り組みました。介護等体験を通して、特別支援の視点を意識した授業作りに取り組み、道徳や生徒指導について学びました。4年次には教員採用試験の対策に加え、3週間の教育実習を経験しました。

 本格的に教員採用試験対策に取り組み始めたのは、大学3年生の2月からです。受験を予定していた自治体(佐賀県)では、1次試験で教職教養・一般教養・専門教科の試験が行われるため、東京アカデミーの学内講座を、朝から夕方まで週5~6コマ受講していました。受講後や空いている日は、教育学部の友達と大学のスタディールームを借り、自主的に勉強に取り組んでいました。一緒に頑張る仲間がいることで、継続的に勉強することができたと思っています。

 2次試験対策に本格的に取り組み始めたのは、1次試験に合格してからです。面接対策は保育・教職支援センターに、小論文は教育学部の先生に、模擬授業対策は学部の先生にお世話になりました。自分では、学習指導要領や生徒指導提要など、文部科学省発行の書籍や自治体のホームページに載っている資料の読み込みを行いました。友達とは、口頭試問の対策として、様々な学校の課題について話し合うことで、問題解決能力を高めました。

 採用試験に合格してからは、教職実践演習の授業を中心に、春から教員として働くうえで大切な力について具体的に考えるようになりました。さらに、教育実習を経て克服すべき課題として挙げたものに取り組みました。現在は、佐賀県の採用事前説明会も終わり、4月の着任に向けて、専門性の向上に取り組んでいます。さらに見聞を深めることで、授業で使えそうな資料集めや、生徒の学ぶ意欲を高められる授業作りを行っています。

おめでとうございます。活躍を期待します。

→総合歴史学科の情報はこちら

→総合歴史学科特設サイトはこちら

戻る