経営学部の特徴

Think Globally, Act Locally

グローバルな視野とローカルなニーズに対応できる思考力、積極的に新しい課題にチャレンジする行動力をもった人材。
世界中で必要とされる“グローカル”人材を経営学部は育てます。

経営学を基盤に3つの能力を磨く3つのコース

国際経営コース

グローバルな視野と経営学の知識・技能をあわせ持ち、外国語での実践的なコミュニケーション能力を駆使して海外との取引や交渉にあたるなど、企業の中枢でグローバル戦略や海外展開を担えるグローカルな人材をめざします。
2年次後期の4ヶ月間、全員がアジアや欧米に留学し、外国語での専門科目を受講することで、実践的な語学の習得と異文化への理解を深めます。帰国後は、充実した国際経営系科目を履修して、留学先での経験と知識を体系的に理解しながら、専門性を深めます。

地域経営コース

地域からの視点に経営学の知識・技能を融合させ、多面的な視野からローカルなニーズや課題に取り組み、地域企業や行政、NPOやNGOなどの幅広い分野でリーダー的役割を担えるグローカル人材を養成します。
2年次後期から15週間、県内の優良企業・団体でインターンシップをおこない、企業経営や地域の課題について学びます。実習後は、地域に根ざした経営に関わる科目やビジネスプラン・コンテストなどを通じて、理論と実践の総合力を醸成します。

経営実践コース

グローバルな視野をもち、調査分析手法やマネジメント、データサイエンスの知識・技能を駆使して、データに基づいた課題解決策の立案できる人材を育てます。
2年次後期から15週間、県内の自治体や企業などから与えられた実際の課題を用いて、調査分析手法や課題解決方法について学びます。実習後は、課題解決のアイデアやビジネスプランをコンテスト等へ応募して、実社会への問いかけを行い、課題解決の実践力を高めます。

4カ月間の海外留学とインターンシップ、PBL実習

経営学部経営学科では、2年次以降、学生は国際経営コースと地域経営コース、経営実践コースのいずれかに所属し、海外留学か長期インターンシップ、PBL実習を経験します。

海外留学と長期インターンシップ、PBL実習は、2年次後期(10月~1月)の4カ月にわたり、海外生活やビジネスの現場、プロジェクトの実践を経験してもらいます。海外やビジネスの現場、PBL実習を通じて、語学力や経営学の知識を実践することで、3年次以降の学修のための指針を獲得します。

未来につながる
2年次後期
15週間の
インターンシップ

地域経営コースでは、インターンシップに参加します。多くのインターンシップは、3年次の1週間から1ヶ月程度ですが、経営学部は2年次後期、期間も15週間にわたります。

実践的なインターンシップを通じて、社会人としてのコミュニケーション力や実践力、問題解決力を養います。また、将来の仕事を選ぶための知識や経験を身につけながら、3年次以降に学ぶべき課題を具体化します。


インターンシップ先は
県内67社・団体

インターンシップ先は岡山県下の67社・団体(2023年度の提携先・2024年度派遣予定)。いずれも県を代表する優良企業で、業種・業界も多種多様。岡山の地域経済と経営を学ぶのにはうってつけの環境です。

インターンシップ期間中は実習だけでなく、金曜日には大学でゼミに出席。指導教員と相談したり、学生同士で情報交換をしたりと、長いインターンシップを丁寧にサポートします。


長期インターンシップ2023年度提携先、
2024年度派遣予定(2024年3月時点)

認定特定非営利活動法人 アムダ:AMDA/学校法人アジアの風岡山外語学院/株式会社イーアールディー/株式会社イタミアート/株式会社いのうえ/井原精機株式会社/一般社団法人ウェル/内山工業株式会社/株式会社エイチ・エス・ピー/有限会社エヌティ・クリエイト/株式会社OHKエンタープライズ/特定非営利活動法人岡山NPOセンター/岡山ガス株式会社/岡山県生涯学習センター 人と科学の未来館 サイピア/一般財団法人岡山県青年館/特定非営利活動法人岡山高等学院/岡山市中区役所/岡山商工会議所/地方独立行政法人 岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院/岡山土地倉庫株式会社/岡山トヨタ自動車株式会社/岡山プラザホテル株式会社/株式会社カイタックホールディングス/笠岡市役所/菅公学生服株式会社/カンコーマナボネクト株式会社/キミセ醤油株式会社/株式会社倉敷アイビースクエア/株式会社倉敷ケーブルテレビ/倉敷成人病センター/株式会社暮らしと珈琲/株式会社グロップ/株式会社ケイプラビジョン/株式会社サンヨープレジャー(おもちゃ王国)/株式会社システムズナカシマ/株式会社シャンテ/就実生活協同組合/就実大学・就実短期大学/奨農土地株式会社/株式会社 ストライプインターナショナル/瀬戸内市役所/株式会社せとのわ/ダイヤ工業株式会社/大和クレス株式会社/一般社団法人高梁川流域学校/NPO法人だっぴ/株式会社ダブルツリーホールディングス/NPOチャリティーサンタ/ティーエスアルフレッサ株式会社/一般社団法人データクレイドル/株式会社トミヤコーポレーション/株式会社凪物流/西尾レントオール株式会社/株式会社日産サティオ岡山/日進ゴム株式会社/ NPOハーモニーネット未来/萩原工業株式会社/株式会社はるやまホールディングス/株式会社ホテルグランヴィア岡山/一般社団法人MASC/株式会社源吉兆庵ホールディングス/三乗工業株式会社/株式会社三松(MAKER Bridal Café)/宮下酒造株式会社/公益財団法人みんなでつくる財団おかやま/両備ホールディングス株式会社/株式会社レイ(ANAクラウンプラザホテル岡山)

※並びは50音順

より実践的な4カ月間の海外留学

国際経営コースの学生は、全員が2年次後期に4ヶ月間、留学します。留学は、世界各国の提携校でさまざまな専門科目を受講して、本格的に海外の経営学を学ぶアドバンストクラスと、実践的な語学力やコミュニケーション能力を学ぶコミュニケーションクラスが選べます。
※コース選択にあたっては、アドバンストクラスでは海外の学生と一緒に経営学を学べるレベルの語学力、コミュニケーションクラスでは留学生活に支障のないレベルの語学力が求められます。
海外の人々や異なる文化に接することで、実践的な語学力やコミュニケーション能力、豊かな教養を養います。


各国のトップスクールを含む、
提携大学10ヶ国・地域16校

経営学部の提携先はアジア諸国のトップスクールと欧米の名門校。各国の優秀な学生たちと交流するまたとないチャンスです。

さらに、アドバンストクラスの提携大学では授業料は不要。渡航費や生活費(4ヶ月間)が最低限必要な費用です。一方、コミュニケーションクラスでは提携する語学学校の費用が必要です。


留学プログラム提携大学
(2024年3月時点)

  • 韓国 … 公州大学(A)、祥明大学(A)、慶星大学(A)、釜慶大学(A)
  • タイ … カセサート大学(A)
  • ベトナム … フエ大学(A)
  • インドネシア … ウダヤナ大学(A)
  • 中国 … 中国薬科大学(A)
  • 英国 … カンタベリー・クライスト・チャーチ大学(C)
  • カナダ … ビクトリア大学(C)、ロイヤルローズ大学(C)
  • アメリカ … カリフォルニア州立大学チコ校(C)、カリフォルニア州立大学サンマルコス校(C)、ハワイ大学マノア校(C)
  • オーストラリア … アデレード大学(C)
  • ニュージーランド … マッセイ大学(C)

※(A)はアドバンストクラス提携大学。
アドバンストクラスでは、各校で求められる語学力基準を満たす必要があります。

※(C)はコミュニケーションクラス提携大学。
コミュニケーションクラスでは、現地の語学学校で学生の語学力に応じたクラスで学びます。

課題解決型学修を重視した
4か月間のPBL実習

経営実践コースでは、2年次後期に、5名前後のグループに分かれてPBL実習を行います。岡山県内の提携企業や自治体等から提示された課題に対して、課題を多角的に掘り下げ、課題解決に繋がるアイデアや工夫を考え、これらを取り入れた新たなプロジェクトやビジネスモデルの提案を行います。PBL実習を通じて、問題の探求や解決に主体的、創造的、共同的に取り組む態度を養います。

4年間の徹底した少人数
ゼミナール制

1年次から4~8名程度の少人数ゼミナール教育をおこないます。

ゼミでは少人数という特長を活かし、大学での学びの基礎からプレゼンテーションやディスカッションの作法、経営学の専門分野まで幅広く学びます。

少人数のゼミナールは、学生同士、あるいは学生と教員のコミュニケーションを促進し、学びの場だけではなく、学生生活の拠点として機能します。

6.0人

教員1人当たり
学生数平均6.0人

「使える」英語を身につける

グローバルな視野を持つには語学力が必要不可欠。
1年次からの語学教育を通じて、グローバル社会に不可欠なコミュニケーションスキルとしての実践的な英語力を備え、国際社会で活躍できる人材の育成をめざします。

週4日の講義と
充実の学習支援

経営学部では、1年次に週4日、ネイティブの教員によるGeneral Englishを履修します。

General Englishは3クラス編成で、入学時のTOEICスコアによってレベル別の英語教育をおこないます。1年次の後期からは、ネイティブの教員による英会話を中心とした講義に加え、英文法の講義も始まり、語学力をさらに高めていきます。

さらに、授業外でも英語に触れる機会となる英字新聞や電子ジャーナルも準備しています。

学ぶ英語から使う英語へ

経営学部では、1年次の夏季休暇にEnglish Camp をおこないます。

Campではネイティブの教員の援助を受けながら、英語でグループワークに取り組みます。英語を使うことで、学ぶだけでは気づかない課題に気づき、学習へのモチベーションを高めます。

Campはハードワークばかりではありません。より英語に親しむため、ゲームやアトラクションといったレクリエーションもおこないます。

4年間の流れ

4年間のカリキュラム内容

理論と実践の
くり返しで
グローカルな能力を
身につける

拡大画像はこちら(PDF)

科目紹介

経営学部では基礎から発展、理論から実践まで 多様な科目が提供され、グローカル人材として必要な知識と能力を身につけていきます。

受講できる専門科目例

経営学入門

ビジネスの現実のイメージを豊富にしながら経営学の理論体系の初歩を学んでいきます。毎回具体的な産業を取り上げ、その産業の概要と代表的企業の経営行動を概観していきます。

経営戦略論

世の中にはなぜ、業績が良い企業とそうでない企業があるのか。こうした問いに答えを出すための考え方を提供するのが経営戦略論です。経営戦略の基本的な考え方を学んでいきます。

会計学入門

会計の全体像を理解するために、専門用語の意味や基礎的理論について丁寧に説明が行なわれます。はじめて会計について学ぶ学生でも会計の面白さを知ることができるでしょう。

国際ビジネス入門

あらゆる企業が海外とのかかわりを持つようになりました。国際ビジネスの基礎理論を中心に、国際経営の戦略論・組織論、グローバル戦略提携、国際経営と異文化等を学習します。

マーケティング戦略論

激しい競争市場で生き残るためには企業のマーケティング活動が欠かせません。マーケティングの基本的な考え方について事例を交えて紹介し、グループワークで理解を深めます。

観光マネジメント

観光を通じた地域の活性化をビジネスとして組み立てられる人材が求められています。その地域にしかない資産を活用して戦略的にレジャーをつくり出すための戦略論を学びます。

社会統計学

社会で必要とされる統計に関わる基本的な知識を学びます。私たちは、日常やビジネスの現場で、多くの統計数値を目にします。そうした統計を正しく理解するための考え方とテクニックを身につけます。

製品戦略論

新製品の導入が成功するためにはどのような点に留意する必要があるのか、その基本的な理論を学びます。製品開発のシミュレーション・ゲームをグループで行い、理解を深めます。

中小企業論

地域で活動する中小企業の経営に関わる理論と、地域経済を活性化する方法について学びます。企業見学や現地調査などもおこないながら、地域経済と中小企業の未来とその方向性について考えます。

教員紹介

学部長メッセージ

経営学部では、「グローバルな視野を持ちながらローカルな視点を併せ持ち、社会の諸課題にチャレンジし実践することのできるグローカル人材を養成する」という教育理念の実現を目標として、地域に生きる社会人として求められる基本的な人材を育成することを目指しています。

そのために、学則に定める所定の期間在学し、単位を修得し、かつ次の基準を満たした学生に卒業を認定します。
1.社会でビジネスプロフェッショナルとして責任を果たせること
2.社会の複雑な事象を多角的な視点から理解し、分析し、自ら解決できること
3.グローバルな視野をもちローカルな視点で実践できる「グローカル人材」であること


すなわち、自ら課題を見つけ、情報収集し、それを分析することにより課題を解決していくことのできる人材を育成することを目指しています。

それらを達成するために、経営学部では1年次から4年次までアクティブラーニングを取り入れた少人数教育を実施するとともに、論理的・批判的思考力とコミュニケーション能力を育成するカリキュラムを編成しています。また、2年次には長期インターンシップと留学プログラム、PBL実習を設置し、社会の諸課題を認識・体験できるような工夫をしています。

このような教育プログラムを受け入れて、社会の諸課題に積極的に自らチャレンジする人を経営学部は待っています。

経営学部長

       福森 護 教授

フクモリ マモル

データサイエンス

岡山大学大学院博士課程修了
博士(学術)

青山 允隆 准教授

アオヤマ ミツタカ

産業財マーケティング

一橋大学大学院修士課程修了
修士(商学)

経営学の最大の魅力は身近なところだと私は思います。学生時代は消費者の立場から考えることができ、社会人になってからは企業人の立場から考えられる、生涯にわたって付き合える学問です。大学でしかできない、大学にいるからこそできる勉強に、共に楽しみながら取り組みましょう。

伊庭 治彦 教授

イバ ハルヒコ

農業経済学入門、農業経営論

京都大学大学院農学研究科博士後期課程中途退学
博士(農学)京都大学

いつの時代の社会も改善すべき事柄があふれています。なぜなら,時代とともに社会が変化するとき既存の社会システムが非効率化し、現実との齟齬が生じるからです。一方,どのような改善策もトレードオフを伴っています。つまり,長所と短所が表裏の関係として存在し,長所だけの改善策はありません。あるいは,その長所もいずれ短所化します。大学で学ぶことの一つは,このような改善策のトレードオフの構造と,その長所と短所のバランスの取り方だと考えます。

王 睿 講師

オウ エイ

会計学入門

神戸大学大学院博士課程修了
博士(経営学)

論語にある『これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず』という言葉が表しているように、大学での学びは興味を持って楽しめる状況が最も望ましいです。大学での学びは学問に限らず、多様な経験を通じて将来の自己成長にも繋がります。知的好奇心を持ちながら自己主導的に学び、学問の魅力を体感しつつ、サークルや地域活動などで充実した大学生活を楽しみましょう。

大倉 健准教授

オオクラ ケン

生産システム論

一橋大学大学院修士課程修了
修士(商学)

ビジネスには無数の仕事と人が関わるので、たとえ社会人になったとしても自分の関わるビジネスについて直接「見る」「触れる」ことができるのは全体のうちわずかなものです。残りの圧倒的大部分については、限られた経験と情報を元に「正しく考え」「正しく想像する」ことで補わなくてはなりません。講義やゼミを通じ、みなさんの思考力と想像力の訓練に貢献できればと存じます。

大塚 祐一准教授

オオツカ ユウイチ

企業倫理

麗澤大学大学院博士課程修了
博士(経営学)

良い企業の条件は何か・企業にとっての究極的な目的は何か・人は何のために働くのかと問われたら、皆さんは何と答えますか?そこには無数の答えがあり、もしかすると唯一絶対の答えなど存在しないかもしれません。大学での学びとは、単に事実や正解を暗記するのではなく、それぞれが自由な発想で自分なりの答えを探求する所に大きな特徴があります。皆さんと一緒に上記のような問いの答えを議論・発見することを楽しみにしています。

古安 理英子講師

コヤス リエコ

消費者行動論

鳥取大学大学院博士課程修了
博士(農学)

大学では、講義はもちろんですが、仲間との交流、サークル活動、留学、地域での活動などを通してさまざまな学びがあります。自分の興味・関心に応じて、こうした学びをさらに深く探求できることが大学の魅力のひとつです。興味・関心をもつことが成長の第一歩です。ぜひさまざまなことに興味をもち、多くの経験をして充実した大学生活を送ってください。

小柳 智裕准教授

コヤナギ トモヒロ

経営史

甲南大学大学院博士課程修了
博士(経営学)

大学という場所では、高等学校までと違い、授業に関しては定められた教科書があるわけでなく、先生方それぞれが特色を持った授業を展開しています。また、時間割編成にしても卒業論文作成にしても、自ら考え自ら行動することが求められます。言い換えればそれだけ自由であり、自己責任であるということです。遊ぶこと勉強することも自由です。4年間という時間を有意義に使ってください。

須佐 淳司 教授

スサ ジュンジ

観光・中小企業経営

兵庫県立大学大学院博士課程修了
博士(経営学)

学生へのわたしの教育モットーは、「学生一人ひとりが将来幸せで豊かな人生をおくるため、その応援をすること」です。好きな言葉は、「宿命に生まれ、運命に挑み、使命に生きる」「人に勝つより、自分に克て」「人間万事塞翁が馬」で、これまでを振り返ると人生は山あり谷の連続です。まずはみなさんが楽しく充実した大学生活となるように、サポートすることからはじめたいとおもいます。どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木 新 准教授

スズキ アラタ

管理会計、原価計算

神戸大学大学院博士課程修了
博士(経営学)

大学は自由な所です。でも自由とはどういう事でしょう?人間は,誰でも楽な方,安易な方に流される傾向を持っています。しかし,それを自由だと思って油断していると,後々,単位・就職・人生の様々な場面で,かえって不自由なことになります。そうではなくて,人間の自由とは,自ら一本の筋を立てて,その傾向に立ち向かうことではないでしょうか。あるがままではなく自分で決めてやることができること。その自由を大切にして欲しいと思います。

千田 雅之 教授

センダ マサユキ

アグリビジネス、フードシステム

岡山大学
博士(農学)岡山大学

わが国の人口減少と少子高齢化、アジアを中心とする世界の人口増加のなかで、海外から移民をたくさん受け入れ、共に仕事を行い暮らす社会が訪れるかもわかりません。また、テクノロジーの進歩によってタスクの多くがロボットやAIに代替されることも考えられます。グローバル化や技術進歩の進む中で、私たちのできること、果たすべきミッションは何でしょうか。価値観の異なる他者や異文化を理解しつつ、自身についての理解を深めることが重要な時代になると思われます。これからの時代を良く生きていく学びの基礎を一緒に養っていきましょう。

日高 靖和教授

ヒダカ ヤスカズ

経営組織・人的資源管理

大阪大学大学院博士課程修了
博士(経営学)

変化の激しい現代社会では,様々な状況の中で直面する問題を多角的にとらえ,合理的な意思決定を行う判断力が求められます。一般的なオフィスワークでさえもその判断力の優劣が仕事の質を左右します。そこで、その判断力を養うために、学問領域にとらわれない豊富な知識と柔軟な思考力を身につけましょう。大学では、皆さんの好奇心のアンテナのおもむくままに学ぶことができます。また、授業だけではなく、学生生活で取り組む全ての活動が学びの対象です。

堀 圭介准教授

ホリ ケイスケ

経営管理

一橋大学大学院修士課程修了
修士(商学)

月並みな表現ですが、大学ではよく学びよく遊んでください。4年間の学生生活で得られる様々な知識や経験は、その後の皆さんの人生に大きく役立つはずです。大学の勉強ではモノの見方や考え方、分析する能力、専門知識を身に付けることができますが、それ以外の生活でも色々な経験をしてください。皆さんが卒業後に振り返って「この大学に行って良かった」と思えるような学生生活を送れるよう、私もサポートしていきたいと思います。

増子 和起准教授

マスコ カズキ

会計学

神戸大学大学院博士課程後期課修了
博士(経営学)

大学に入ったら是非何か夢中になれるものを見つけてください。その夢中になったものをとことん突き詰められる場所、それが大学です。夢中になったものを突き詰めていけば、まだ誰も見つけていないことが見つかるかも知れません。今社会の中に広まっている知識を単に覚えて消費していくのではなく、常に常識を疑い、新しいアイデアや価値を生み出す力を養っていきましょう。

水ノ上 智邦教授

ミズノウエ トモクニ

ビジネス・エコノミクス

同志社大学大学院修士課程修了
修士(経済学)

「答えのない問題の解き方」を学んでいきましょう。高校時代とは異なり,あなたが大学で直面する問題は未解決で正しい答えがないことがあります。大学では,本やネットで検索しても答えがわからない問題に何度も挑戦しましょう。それらの経験は,どんな分野の知見が手助けになるのか,誰と協同すれば答えに近づけるのかを教えてくれるはずです。未体験の課題に取り組む力は,不確実で先を見通すことが困難な現在には不可欠です。ともに学んで行きましょう。

劉 沁嫻講師

リュウ シンカン

マーケティング入門

一橋大学大学院博士後期課程修了
博士(商学)

現代社会はデジタル技術の発展により激変しています。時には自分自身が将来AIに置き換えられることを心配することがあるかもしれませんが、大学の4年間は自己充実と成長のための素晴らしい機会です。マーケティングは、消費者に自社商品を買ってもらうための仕組みですが、そこで学ぶのは専門知識だけではありません。課題発見・分析・解決するまで一連の考え方を育成するのが重要です。ぜひ、この4年間、自分の能力を伸ばしながら、大学生活を楽しんでください。

宮前 善充教授/経営学科長

ミヤマエ ヨシミツ

マクロ経済学

早稲田大学卒
修士(実務教育学・専門職)
社会構想大学院大学

受験志願者の皆さんにとって,経済学はイメージしにくい学業だと思います。しかし,ネットニュースやテレビなどをみると,毎日のように情報があふれ,変化しています。経済は国内,海外に複雑に絡み合っているため、こうした経済情報は,単純にその出来事だけの結果に留まらず,幅広い範囲で影響が及びます。経営学の見識を活かすためにも,経済への関心を高め,本質や物事の関連を見極め,一歩を踏み出しましょう。

八巻 惠子 教授

ヤマキ ケイコ

文化人類学

放送大学卒
博士(文学)総合研究大学院大学

先進諸国の経済においては,(広義の)サービス産業のウェイトが拡大を続けています。このようなサービス経済化の進展とグローバル社会についての理解を深めながら,サービス・ビジネスとサービスの仕事について考えてみます。具体的には観光産業やホスピタリティの仕事について学びます。

校舎・施設

2015年春、新校舎が完成しました

i-café

新校舎(S館)には、情報収集やミーティング、あるいは学生同士が楽しく交流するスペースとしてi-caféがあります。2台の大型ディスプレイが設置され、株価情報や海外ニュースがリアルタイムで流され、その他にも経済記事検索データベースやビジネス雑誌なども豊富に用意されています。また3Dプリンタも設置されており、アイデアを具体的な形にするプロセスを体験できます。

agora

経営学部の学生には、ゼミナール単位で自由に使用できる部屋、agoraが割り当てられています。広場を意味するagoraは、その名の通り日常的に学生たちが集い、学びを深めるための場所として自由に利用できます。各agoraにはプロジェクタや壁面ホワイトボードが設置されており、快適な空間で時間や周囲を気にすることなく、予習・復習や仲間との作業に取り組めます。

S-commons

新校舎(S館)の1階には、大きなLearning Commons(ラーニング・コモンズ)であるS-commonsが設置されています。S-Commonsは、学生が自由に主体的に学ぶためのスペースであり、目的別にいくつかのスペースに分かれています。例えば、グループ・ワーク用のスペースもあれば、自習用のカウンターテーブルも設置されています。またプレゼンテーション・ルームやラウンジも用意されています。

進路・就職

主な進路・就職先

公務員、NPO・NGO・公益団体等職員、外資系企業、商社、海外展開を進める民間企業(メーカー・金融・流通・観光・情報通信・報道等)、地元で活躍する民間企業(メーカー・金融・流通・観光・情報通信・報道等)、起業家、国内外の大学院進学 など

就職決定率 99.0

(2022年3月卒業生の実績)

就実大学・就実短期大学 入試課

お問い合わせは
086-271-8118