11月18日（土）13時から、約30名の参加者を迎えて、第12回図書館セミナーを実施しました。

　川崎剛志図書館長の開会の辞で幕を開けました。この日の開会前には強風が吹き荒れておりましたが、熱心な参加者の方々にも恵まれ、有意義なセミナーを開催することができました。

　基調講演では、『「蘭読」の楽しみ～岡山蘭学からフェルメール、アンネ・フランクまで～』と題し、就実大学人文科学部名誉教授の櫻田美津夫先生にご講演いただきました。先生のお勧めの図書リストをもとに、シーボルトとおいねの関係性からホロコースト記念館がどのようにして建てられたかなど様々な切り口でご講演いただきました。　日本とオランダの関わりが良く分かり、今後の読書生活に役立つものとなりました。

　櫻田先生の基調講演後は、図書館サポーターの司会による、蘭・英・日「ことわざ」クイズを行いました。参加者の皆さんと一緒に、オランダ語と英語のことわざを聞き、日本語のことわざを当てるものでしたが、活気にあふれ、参加者のみなさんの学ぶきっかけとなりました。一例を取り上げます。Lachen　is　gezond.（蘭語で笑いは健康）は、英語ではLaugh　and　grow　fat.　日本語では「笑う門には福来たる。」といいます。

　次回も地域の皆さんの期待に応えられるよう、図書館サポーターとともに、より充実させていきたいと思います。どうぞご参加ください。