就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2023.08.28 

8月のオープンキャンパスの記事を掲載しました。

オープンキャンパス

2023年8月オープンキャンパス(8月19・20日)

 

 2023年8月19日(土)・20日(日)10時よりオープンキャンパスを行いました。学科ガイダンスとミニ講義(D館301大講義室)に続いて、「学科在学生・教員に聞く!学科別相談コーナー」を設けました。また、総合型選抜(自己アピール型)の説明会・登録面談も行いました。

【学科ガイダンス】

 学科ガイダンスでは、19日は松﨑博子准教授、20日は中山穂孝講師が学科の特色などを説明しました。続いて在学生(19日は2年生:黒田晶久さん、3年生:小谷和葉さん、4年生:中務順方さん。20日は2年生:黒田晶久さん・竹本裕香さん、3年生:小谷和葉さん、4年生:中務順方さん)が、さまざまな学外研修や、クラブ・サークル活動の様子を紹介しました。7月のオープンキャンパスに引き続き、今回も在学生に学科ガイダンスの一部を担当してもらいました。学外研修を在学生が感想を交えて説明することで、学科の様子を具体的にお伝えすることができたようで、参加してくださった皆さんにも好評でした。

【ミニ講義】

 19日は中塚朋子准教授が「なぜ薬害について学ぶのか-社会学的視点から考える」という題でミニ講義を行いました。中学校や高校で薬害を学ぶために厚生労働省が作成したリーフレットをもとに、薬害とはどのようなものか、被害者の思い、などが説明されました。さらに、教育用リーフレットの制作や改訂の経緯も説明され、薬害教育はどうあるべきかという関係者間の意見のやり取りが紹介されました。薬害が起きない社会を実現するには、私たち一人一人の意識を高める必要があることも説明されました。

 20日はヨーロッパ・アメリカ史コースの山本航平講師が「野球から読み解くキューバの歴史」という題でミニ講義を行いました。社会主義国家であるキューバで、なぜアメリカから伝わった野球が国民的スポーツとして定着しているのか? この問いに対して、16世紀以降のスペインによる統治への反発が背景にあり、スペインに由来をもつ闘牛ではなく、野球が好まれるようになったこと、そしてこれが19世紀末のキューバ独立戦争にもつながってゆくことが説明されました。

 ミニ講義では様々な観点から、過去の出来事に触れていく方法とそこから導き出される事柄が紹介され、参加してくださった皆さんにも大きな刺激となったことと思います。

【学科別相談コーナー】

 両日とも「学科在学生・教員に聞く!学科別相談コーナー」では、ガイダンスも担当した在学生が来場した高校生からの質問に応じました。今回も、会場内にアジア史に関する歴史資料や、学科生の卒業研究を展示しました。高校生の皆さんは興味深そうに見学してくれ、在学生に様々な質問をするきっかけにもなっていました。在学生たちは、普段の大学生活や授業の様子などについて自分の体験に基づき熱心に答えていました。

【フォト・コンテスト】

 7月のオープンキャンパスに引き続き、新入生研修旅行で学生が撮影した写真の「フォト・コンテスト」を開催しました。7月とあわせて200人以上の方に投票いただきました。結果は近日中に発表いたします。ご協力ありがとうございました!

 8月は合計101名(19日58名、20日43名)にご参加いただき、皆さんに学科の特色や雰囲気を知っていただく機会となりました。オープンキャンパスを通して関心を深められた受験生の皆さんには、総合歴史学科への出願をぜひご検討ください。

【次回のオープンキャンパス】

  次回は来年2024年3月9日(土)に開催予定です。開催が近づきましたら、大学HPにて内容をご確認ください。多数のご参加をお待ちしております。

(文責:三田)

↑過去のオープンキャンパスの様子はこちら

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