留学生交流会を実施しました（6月28日）

　現在、総合歴史学科には韓国の祥明大学校からの交換留学生が2名在籍しています。今回は交換留学生の皆さんと在学生の交流会を開催しました。最初に留学生のおふたりに自己紹介を兼ねて、韓国の文化や留学生活についてお話しいただきました。
　

　朴是垠（パク・シウン）さんは、韓国での大学生活の様子、ソウル市内のおすすめスポット、韓国の大学生のアルバイト事情や休学・浪人・編入に対する意識などを紹介しました。朴さんは韓国でデザイン学を学んでおり、今回の交流会のポスターも制作していただきました。

　尹貞潤（ユン・ジョンユン）さんは、韓国でも歴史学を専攻しています。今回は韓国と日本の電車やバスの乗り換え方法の違いなどに加えて、伝統的な韓服の種類についても解説していただきました。尹さんが出題するクイズに答えながら、韓国の文化を楽しく学ぶことができました。

　プレゼン後に行われたフリートークでは、韓国語を上達させるための秘訣や、興味のある日本文化、おすすめの韓国料理などについて、在学生から質問が寄せられました。留学生のおふたりは、プレゼンの時と同じく流暢な日本語で答えていました。また、留学生が来場者に九州（特に福岡）のおすすめスポットを訊ね、大学院生や学科教員が九州国立博物館・吉野ヶ里遺跡などを紹介する場面もありました。留学生がクイズを追加で出題するなど、和気あいあいとした雰囲気で交流することができました。

　今回は総合歴史学科以外からも大勢の留学生や在学生が参加され、この機会に他学部・他学科の留学生の皆さんにも自己紹介いただきました。交流会の閉会後も留学生と在学生が個別に会話を楽しんでおり、今後の交流に期待をもつことができました。

　本学での留学の期間には限りがあります。しかし、オンライン会議システムが身近なものとなった現代では、留学期間の終了後も様々な方法で交流を続けることができます。今回の交流会が良いきっかけとなり、留学生・在学生が異文化への理解をより一層深めていくよう願っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責：金、渡邉）