就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2022.02.02 

【社会教育主事課程】御津公民館「御津防災キャンプ」の参加の記事を掲載しました。

授業・課外研修など

 2021年11月27日に、社会教育主事課程の科目(社会教育演習Ⅰ・Ⅱ)の授業の一環として、岡山市立御津公民館で開催されている「御津防災キャンプ」に参加しました。御津防災キャンプは、昨年度から幼児や小学校3年生以下の児童とその保護者を対象とした、楽しみながら防災について学ぶイベントとして実施されています。参加者は、各ブースをまわり防災学習を受けるとシールが獲得できます。そして、集めたシールの数に応じて関連グッズを入手することができる構成になっています。

 御津防災キャンプへの参加は今回で2回目です。大学生として防災について学ぶブースやパフォーマンスをグループごとに企画・準備を行い、当日実施しました。企画は、前期(社会教育演習Ⅰ)の授業において、個人で立案・発表した企画を発表し、投票によって上位3つを選定しました。本年度は、①「防災射的 君の一発で救い出そう」、②「落とさず運べ!てづくり簡易担架体験」、③「防災レンジャー」という企画となりました。

 選定した企画案を前期の終わりにグループごとで練り直し、後期(社会教育演習Ⅱ)の授業で実施にむけた具体化と準備を進めました。御津公民館職員である小槇氏や二宮氏、消防局職員でありまちの防災屋さん(クアトロ・シクロ)主催者である大川氏にもゲスト講師に数回お越しいただき助言をいただきました。他方で、防災教育と社会教育について文献を輪読し、国内外のさまざまな災害の事例を通して、社会教育の関わりに関する理論や実践について学習しました。

 当日は想定していた通りには運ばない場面もあり、学生たちは入念な準備のみならず臨機応変な対応が現場で求められることを実感したようです。また、世代を越えた住民同士の交流に主体的に参加することにより、地域づくりや地域における学習活動への関心を深めていました。

(文責:中塚)

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