教育心理学科の永田忍准教授と林秀樹講師の研究『（研究題目）心理実習体験を用いた学生の認知的柔軟性と精神的回復力を育むプログラムの開発と効果検証』がウエスコ学術振興財団研究助成に採択されました。

永田先生よりコメントが届きましたのでご覧ください。

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　2020年から就実大学で始まった公認心理師養成プログラムの中核の１つに『心理実習』があります。実習に参加する学生の皆さんの実習や公認心理師資格取得へのモチベーションがどのように変化するか、ということに関して研究を継続してきました。その結果、実習前後や実習中に不安や落ち込みなどを経験し、これらのモチベーションが低下してしまう方がいることが明らかとなりました。
　そのため、本研究では学生の皆さんが、心理実習を体験する過程で自分に生じるネガティブな思考や感情に上手に付き合っていけるように、認知行動療法を用いた心理教育プログラムを開発する研究を開始することにしました。このプログラムを少しでも早く学生の皆さんに提供できるよう、林秀樹先生、山田美穂先生（お茶の水女子大学）と一緒に研究を進めていきます。