ご挨拶

第26回クロマトグラフィーシンポジウム(CS26)開催について


謹啓
 時下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 平素よりクロマトグラフィー科学会の活動に対し、多大なご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、来たる2019年6月5日(水)~7日(金)に、就実大学110周年記念ホールにおいて、クロマトグラフィー科学会主催の「第26回クロマトグラフィーシンポジウム (CS26) 」を開催する運びとなりました。平成の声とともに発足した本会も今年30年周年を迎えますが、中国四国地区での開催は2010年広島開催以来9年ぶりとなります。分離科学分野の研究で最先端をリードするこの歴史と伝統ある学会の30年という節目に、シンポジウム開催のお世話をできますことを大変光栄に存じます。
 今回のシンポジウムでは、初日のワークショップにて「人の健康と環境を守る分析科学」をテーマに、疾病予防に貢献する分析科学に焦点を当て、PM2.5など身近な環境汚染,受動喫煙,危険ドラッグ,ドーピング薬物,酸化ストレスや糖化ストレスなど,人の健康に係わる最近話題となっている諸問題を取り上げ議論したいと考えております。また、2日目以降のシンポジウムでは、特別講演、依頼講演のほか、一般講演(口頭、ポスター)、技術講演等を予定しております。会期を通じてクロマトグラフィーや電気泳動法関連の新しい技術と応用についてご発表をいただき、講演者をはじめ参加者の皆様と共に活発に意見交換をしていきたいと考えております。
 本学は、JR岡山駅から電車で一駅3分、西川原・就実駅を出ると目の前がキャンパスで、アクセスにも大変便利なところにあり、日本三大庭園の後楽園や岡山城へも徒歩圏内です。また、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋開通と岡山桃太郎空港開港が共に30周年となりました。交通の要所として発展を続ける「晴れの国おかやま」へぜひお越しいただき、瀬戸内の豊富な海の幸、山陽のフルーツや山菜、そして美味しい備前の地酒を堪能していただければ幸いに存じます。多くの先生方ならびに企業の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
                                               謹白

                            第26回クロマトグラフィーシンポジウム
                            実行委員長 片岡洋行(就実大学薬学部)