2年生の「実習指導（保育所）」の授業では、学生一人ひとりが手作りおもちゃを製作します。今年はオンラインで2年ぶりに手作りおもちゃの発表をすることができました。5月11日には、クラスメイトからの推薦によって選ばれた代表者15名が、それぞれの場所から、おもちゃの使い方や工夫点、展開の仕方等を発表しました。発表されたおもちゃはどれも子どもの五感を刺激し、発達段階に応じた工夫や展開が詰まっていました。

  今後は、実習等の子どもと触れ合う機会に、授業で製作した手作りおもちゃを試してみる予定です。果たして、子どもたちは学生のねらい通りに遊んでくれるでしょうか。今回の発表会で多くの人の手作りおもちゃを見ることで、2年生は、改めて「子どもの目線に立つとは？」や「教材づくりのポイントは？」などの問題意識をもちながら実習先に活かせるおもちゃの準備をさらに進めていくことでしょう。

  実際の子どもの反応を見ることで、子ども理解を深めたおもちゃを製作し、この経験を活かして欲しいと思います。