2021.03.08 

教員の活躍

澤津まり子先生の最終講義をおこないました

長年幼児教育学科の教育にご尽力された澤津まり子教授が、定年退職を記念して、『卒業生の傍らに』をテーマに最終講義を行いました。今年度はコロナ禍により、対面での参加は学内の教員のみ、在校生や卒業生はオンラインでの参加となりました。最終講義が始まる前から、幼児教育学科教員の心のこもった飾りつけや卒業生達からの様々なお花が届けられ、最終講義に華を添えていました。会場には澤津先生とご縁のあった先生方や、職員の方々も多数お見えになり、オンライン参加も在校生を中心に、卒業生たちや縁のあった先生方が続々と参加してくださいました。

 最終講義では、澤津先生ご自身が、現在の研究を志すきっかけとなる出来事や背景が語られ、これまでの人生を振り返られながら、本学に就任されるまでの経緯が様々な出会いと共にもたらされたものであったことが語られました。そして、現在の幼児教育学科における柱の活動となる「就実やんちゃキッズ」設立の苦労話や「潜在保育士復職支援研修会」、「里帰りトーク会」、「先輩の話を聴く会」等、立ち上げの経緯や歴代の学生たちの思い、在学生や卒業生への思い等、澤津先生の学生や卒業生への愛情を感じる話を、学生たちの贈り物と共に語っていただきました。最後には、在学生や卒業生には懐かしい、教員にとっては初めての4月の講義で話される素話の披露がありました。素話の前には、誕生月の教員達によりロウソクの明かりが灯され、幽玄な雰囲気の中で、春にちなんだお話がイメージ豊かに語られました。最後にオンラインで参加された在校生や卒業生、教員からも様々なメッセージをいただき、とても和やかに会を締めくくることができました。

 澤津先生、これまで学生や幼児教育学科を支えていただき、本当にありがとうございました。いただいたバトンをしっかりと受け取って、在校生や卒業生、これからの幼児教育学科を教員全体で盛り立てていこうと思います。

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