2019.11.28 

キャンパスライフ (学生の活躍)

2年生の保育実習 施設実習 幼稚園実習が終了しました

幼児教育学科2年生の3実習は、保育所実習から始まり、その後幼稚園教育実習、施設実習と続きます。

まずは、保育所実習Ⅰ(7月16日~7月26日)および保育所実習Ⅱ(7月30日~8月9日)の20 日間にわたる保育所実習が終了しました。学生たちにとってははじめての実習でありましたが、園の先生方からご指導いただきながら、環境整備、子どもの発達過程や個人差への配慮など、保育内容・保育所の役割について多くを学びました。

9 月1日~ 28 日、4 週間にわたる幼稚園教育実習をおこないました。後期の授業では、実習体験を様々な角度から振り返ることになります。

施設実習は、施設実習Ⅰ(10月1日~10月10日)、施設実習Ⅱ(10月11日~10月20日)の10日間または20日間の施設での泊まり込みの実習を行いました。施設実習で障がいや養育上の問題を持つ利用児・者への支援を学び、保育者としての、対人援助にかかわる知識や技術を学ぶことができました。

以下に実習を終えた学生の感想を紹介します。

 

〇学生の感想

保育所実習

・言葉ではなく、ジェスチャーや表情をみて子どもの伝えたいことを理解する難しさを学びました。子どもだけではなく、保育者も表情、ジェスチャーを分かりやすくすることでコミュニケーションが取れるんだなと思いました。子どもの変化にすぐに気づけるようになりました。

・遊ぶことの大切さを学びました。毎日外遊びがあっても、園児の中でのルールがあり、友達と関わったり、異年齢児と遊ぶことで周りとの関わりを学んだり、遊びの中で集団活動を自然と行っている姿を見ることができたため、遊びを通して園児同士で成長していくということを改めて感じました。

幼稚園実習

・最初は分からないことだらけでどうずればよいのか分からず苦しんだこともありましたが,幼児と毎日接していく中で徐々に打ち解けていき,一緒に遊んだり,給食を食べたりする時間がとても楽しくなりました。幼児の成長を身近に感じ,見守ることのできるこの仕事は本当に魅力的だなと改めて思うことができました。

・この実習を通して楽しいこと,嬉しいことだけでなく,幼児の命を預かっているという責任感,幼児の対応に悩んだことや,難しいと感じることなど様々な気持ちの中で過ごしました。様々な気持ちの中で一番強く感じたことはとてもやりがいのある職業であるということです。私は改めて幼児と関わる職業の道をめざしてよかったと心から思いました。

施設実習

・児童養護施設の実習は、複雑な問題を持っている子ども達、ひとり一人と真剣に向き合うことでした。時には、保育士であったり、おねえさんだったり、お母さんだったりと、体全体で愛情を注ぎ関わっていかなければなりません。将来は保育者となる自分にとって貴重な実習でした。

・障害児施設の実習は、実に奥の深い実習でした。利用者の方の将来のこと見据えた計画と指導、そのために関係機関やご家族との連携の必要性を学びました。また、何よりも私自身の「障がい」や「障がい者」に対する考え方が大きく変化したということです。この10日の実習は、利用者の方々から楽しく多くのことを学ばせて頂きました。それは、今までの人生で経験することのなかった、感動、喜び、そして感謝です。

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