2018.12.06 

就実やんちゃキッズ

中・四国保育学生研究大会で研究発表を行いました

12月1日(土)に第59回中・四国保育学生研究大会が、山口学芸大学・山口芸術短期大学(山口県山口市)で開催されました。就実短期大学幼児教育学科からは、本学科を代表して23名(1年生11名、2年生12名)の学生が参加し、『ねぇ、聞いて~勇気を持って伝えよう』という創作オペレッタを発表しました。

これまで学生たちは、大会に向けて放課後も遅くまで大学に残り、一所懸命に練習を重ねました。また、11月28日(水)の昼休みには壮行会を実施し、幼児教育学科の全学生と教員の前でオペレッタを披露し、最後には温かい声援に包まれながら大会へ臨みました。また、リハーサルでは就実こども園の先生方にも来ていただき、保育現場の立場から貴重なアドバイスをいただいたり、11月24日(土)に就実やんちゃキッズで子どもたちの前で本オペレッタを公演することを通して、子どもたちの実際の反応も参考にしながら作ることができました。

今年は授業の関係から、前日に広島に一泊しました。前日に大道具を使った練習はできなかったのですが、バスの中で何度も打ち合わせをし、最後までより良いものにするため改善を重ねました。大会当日は天気にも恵まれ、開会式前のアトラクションから当番校の熱演に会場は盛り上がりました。各会場での研究発表・劇・ダンスなど、参加校のパフォーマンスはどれも素晴らしく、学生たちはとてもよい刺激を受けたことでしょう。

本学科の発表は、14時10分からの体育館での最終演目でした。大トリということもあり、学生たちは緊張した様子でしたが、本番が始まると、日頃の練習の成果を十分に発揮して一所懸命演技をしました。作品の中盤には、自分の気持ちを素直に伝えることの大切さを伝えるため、オリジナルダンスを踊りました。学生の声かけで聴衆もダンスに参加していただき、会場全体が一つになりました。会場は笑顔に包まれ、15分間の研究発表は大成功のうちに終わりました。

発表後には、「考えさせるテーマと内容であった」、「色々な子どもたちに実際に見せてほしい」という講評をいただきました。最後に、学生交歓会において、自校紹介のパフォーマンスを行いました。30秒という短い時間でしたが、元気で明るく楽しい本学科の魅力をしっかりアピールできたのではないかと思います。参加した23名は今までの努力が実を結んだことに充実感を感じているようでした。一方で、今回発表してみて、次なる課題も発見できたようで、発表後の反省会において、1年生は今年の2年生に負けないくらいより良いものを作りたいと気持ちを新たにしていました。

来年度、第60回中・四国保育学生研究大会は就実大学での開催です。今までの開催校から学んだおもてなしの心でお迎えしたいと思います。

 

第59回 中・四国保育学生研究大会

期日:平成30年12月1日(土)

主催:中・四国保育士養成協議会

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