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　5月17日（土）3限にキャリア支援・開発課主催による「薬学キャリア講演会」が開催され、1年生から５年生まで幅広く110名の薬学生が聴講しました。
　厚生労働省医薬局 医薬品審査管理課長 中井清人先生をお招きし、「薬剤師の期待とその役割を考える―薬剤師目線と国民目線で考えます―」と題して、病院、薬局、ドラッグストアなど様々な場面で活躍する薬剤師の職能を進化させていく必要があることや実際の国家公務員の仕事内容について、ユーモアを交えながらご講演いただきました。
　中井先生の話術に学生たちは引き込まれるとともに、活発な質疑応答も繰り広げられました。聴講した学生は「薬剤師のやるべき仕事が分かった」「未来について考えるきっかけとなった」「自分の将来の職業について考えが広がった」「これからの薬剤師のあり方についてお話をしていただき、それについて考える良い機会になった」などの感想をもっていました。また、中井先生のご講演の後には、麻薬取締官の方から、仕事内容や受験についての説明会も併せて行われました。学生にとって国家公務員の仕事内容や国民に求められている薬剤師の職能について理解が深まった一日になったようです。