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【薬学部】2年目のキャリア支援プログラムがスタートしました
2025-05-02
医療の高度化や社会ニーズの多様化に伴い、薬剤師に求められる専門性や役割は年々広がっています。就実大学薬学部では、こうした変化に対応できる多様な力を備えた「次世代薬剤師」の育成を目指し、昨年度より独自の「キャリア支援プログラム*」を開始しました。
本プログラムは、学生がそれぞれの個性や興味を活かしながら、将来の進路を主体的に考え、必要なスキルを段階的に身につけていくことを目的としています。
今年度の2年生は、1年次に実施された「早期薬学体験」などのプログラムを通じて、自らの将来像について考える機会を重ねてきました。2年次となる今年度は、それぞれの関心に応じた「キャリア支援科目」を受講し、具体的な薬剤師像の形成を目指しています。
4月からは、キャリア支援科目の一つである「地域医療と薬局経営」がスタートしました。この科目では、現場で活躍する薬剤師の先生方の講義に加え、グループワークや薬局見学・体験などを通じて、「地域医療に貢献する薬剤師像」への理解を深めていきます。
*「キャリア支援プログラム」の概要
本プログラムは、以下の3つのステップで構成されており、段階的に薬剤師としての目標を明確にし、実践的な力を養っていきます。
① 目標を探る
低学年次から現場での体験学習を取り入れ、薬剤師の多様な働き方を知りながら、自身の将来像を模索します。
② 目標を定める
「高度医療」「地域医療」「危機管理」「こころのケア」といった重点領域を軸に、自らの関心に沿った学びを深め、具体的な進路目標を明確にします。
③ 目標に向けて実践する
これまでの学びと並行して、実習や専門科目などを通じて、将来の目標に必要な知識・技能を実践的に身につけます。
就実大学薬学部では、単に知識を習得するだけでなく、学生一人ひとりが将来像を描き、それに向けて着実に成長できるよう、継続的なキャリア支援に力を入れています。