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卒業生の活躍
【薬学部卒業生紹介】北村 朱理 さん
2024-10-27
北村 朱理 さん
2022年度卒業
香川大学医学部附属病院(香川県木田郡):病院薬剤師
卒業後の経歴を教えてください
新卒で香川大学医学部附属病院に就職しました。今は調剤室と注射室をローテーションで担当しています。
現在の仕事内容について教えてください
院内、外来の内服薬や注射薬の調剤を行っています。その中には治験薬も含まれており、扱いには注意が必要です。まだまだ分からないことがたくさんあるため、添付文書やカルテを見て調べることを習慣づけています。
また週1回、整形外科の病棟で服薬指導を行っています。ただ薬の説明をするだけでなく、患者さんとお話をするなかで入院中困っていることや病状などについて伺い、薬剤師として対応を行います。
大変だったのは、入職して半年後には当直業務を担当することでした。薬剤部内で泊まり、夜間はひとりで対応をしなければいけないため、最初は緊張して寝ることができませんでした。
仕事をする中で、就実大学薬学部で学んでよかったと思うことを教えてください
就実大学では、コミュニケーションの向上を目的とした授業が多いと思います。特に実務実習前に行う模擬患者さんに対して行う服薬指導の授業が印象的です。最初のほうは緊張して頭が真っ白になり、何を話せばいいかわからなくなってしまい、悔しかったのを覚えています。ただ模擬患者さんや先生方からのフィードバックもきちんとあるため、言葉の選び方やどのように話を引き出せばいいかなどを学ぶことができました。この経験が就職後にも活かされていると思います。
将来の薬剤師へのメッセージをお願いします
まだまだ現場では薬剤師が足りていないと日々感じます。読んでくださった皆さんが少しでも薬剤師という職業に興味をもち、背中を押すことができていたら嬉しいです。
薬剤師として出会えることを楽しみにしています。
(取材:2024年)