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　本学薬学部山田准教授は細菌感染対策として、細菌が産生するネバネバ成分（バイオフィルム）の阻害物質についての研究を行っています。その中で、松脂由来のアビエチン酸系化合物にバイオフィルムの阻害効果があることを明らかにしてきました。また、松脂を扱う国内大手メーカーの荒川化学工業株式会社と、産学連携の共同研究を通してアビエチン酸系化合物の有効活用に関する研究を推進しています。
　2023年8月31日に開催された日本防菌防黴学会 第５０回年次大会において、本学の山田准教授、加藤久登助教、塩田澄子教授、工藤季之教授らは荒川化学工業株式会社との共同研究の内容に関する発表「アビエチン酸系化合物の殺菌作用と病原性抑制作用」を行いました。その内容が荒川化学工業株式会社のHPにて紹介されました。

荒川化学工業HP記事はこちら
https://tsunagu.arakawachem.co.jp/3406265