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2023年度 薬学部新入生研修旅行の様子を掲載しました【5/9更新】

2023-05-09

【5/9更新】写真を追加しました

 本年度は、4年ぶりに宿泊を伴う薬学部新入生研修旅行を実施しました。
 一泊二日で、両日とも天候に恵まれ、絶好の研修旅行日和となりました。

〇1日目:津山洋学資料館/衆楽園周辺散策
 津山洋学資料館は、宇田川玄随や箕作阮甫などの洋学者の資料や展示品を見ることができます。宇田川らは、オランダから伝わった知識を日本語に翻訳したり、自ら実験や観察をしたりして、医学や自然科学の発展に貢献しました。津山にゆかりのある科学者たちの好奇心や探究心に触発された学生も多かったようです。
 衆楽園は、江戸時代に津山藩主・森長継が築いた庭園で、池や島や橋などが美しく配置されています。地元の方から、桜だけでなく紅葉も美しいとうかがい、また秋に訪れたいと思った学生もいたようです。また、多くの学生たちは、鶴山公園(津山城跡)まで足を延ばし、フォトコンテストのための写真撮影を行うなどして親交を深めていました。

●クラス対抗フォトコンテスト
 1日目の研修旅行中に、「研修旅行でみつけた、みんなに紹介したいもの」を撮影し紹介するクラス対抗のフォトコンテストの作品発表と投票を夕食時に行いました。発表された作品はどれも素晴らしい写真であり、学生と教員による投票はたいへんな接戦となりました。入賞したクラスには賞状と豪華景品が森薬学部長から贈呈されました。フォトコンテストを通じて、学生たちの感性や技術に感心させられました。

〇2日目:美観地区散策
 美観地区は、江戸時代から続く町並みが保存されている地区で、白壁や格子戸などの古い建物が立ち並んでいます。新しい友人たちと伝統工芸品等のお土産を見るのも楽しく、あっという間に集合時間となったようです。

 研修に参加した学生からは、「薬学のことを学べたのと同時に、担任の先生や同じ学科の人たちとお話しして距離が近くなれたのが嬉しかった」、「先生方からの励ましの言葉も心に刺さった。これから6年間の自分のモチベーションに繋がった」、「学生生活への期待が高まる研修旅行になった」などの感想がありました。

 二日間という短い時間でしたが、多くのことを学び、そして6年間一緒に学ぶ友達との仲を深める良い機会になったと思います。