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　薬学部では、将来の医療人として必要となるコミュニケーション能力の養成を目的として、1年生のときから学修を進めていきます。

　今回取材した「初年次ゼミナール：なぜ医療人は白衣を着るのか」では、各学生が事前に作成した「過去の医療者との体験談」をもとにクラス単位で話し合い、望ましい医療者像についてのグループとしての考えをまとめ、発表しました。
　学修のまとめとして、担当の毎熊先生から、発表された望ましい医療者像は3つのテーマ（「医療専門職としての卓越性」「患者さんにとっての最善を考え続ける省察能力」「患者に寄り添い医療者と繋がるためのコミュニケーション能力」）に集約されること、そのような望ましい医療者であることの象徴が白衣であるということについて解説がありました。
　学生達にとっては、話し合う・まとめる・発表するというスキルの練習のみならず、自分たちの目指す将来像を明確化する機会ともなったと思います。

　今後学生達は、前期・後期を通して複数のプログラムを経験しながらコミュニケーション能力を磨いていきます。