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体験入学&研究室公開

「体験入学&研究室公開2019」実験体験内容詳細

2019-06-18

「体験入学&研究室公開2019」の実験体験内容の詳細です。 イベント概要はこちら

 

(A)酵素の働きを知る

   ~生体内の機能調節に関わる酵素の実験に挑戦しよう~

教員:坪井誠二・守谷智恵・川上賀代子(生化学)

概要:我々の研究室では、快眠誘導作用や抗酸化作用をもつ生理機能物質を探索しています。これらの物質は酵素の働きを調節することで効果を発揮します。この体験では酵素の働きや特徴について理解していきます。

 

(B)ウイルスを使って、遺伝子を操る

   ~DNAを切ったり、貼ったり~

教員:工藤季之(分子生物学)

概要:私たちは、ウイルスを利用して遺伝子を操作する方法を研究しています。目には見えないDNAを、目には見えない酵素で切ったり、貼ったり。とても簡単な方法の組み合わせで、新しいウイルスのもとを作り出します。 

 

(C)組織標本を顕微鏡で見る

   ~ミクロの世界へ!組織標本を顕微鏡で見てみよう~

教員:洲﨑悦子(人体構成学)

概要:薬が作用するのは人体に存在する色々な臓器であり、さらにはそれを構成する細胞です。よく知っている臓器にはどんな細胞や組織配列があるのでしょうか?思いもよらない美しい配列に感動すると思いますよ!

 

(D)抗がん剤の効果を知る

   ~癌細胞に対する抗がん剤の細胞障害作用を体感しよう~

教員:柴田隆司・小野浩重・加地弘明(薬物療法設計学)

概要:抗がん剤は癌細胞をやっつける薬です。でも、本当にやっつけているのかどうかわかりませんよね?この体験では実際のがん細胞を用いて抗がん剤の細胞障害活性を測定します。また、薬が最大限に効果を発揮する用量についても学びます。

 

(E)モデル錠剤作製と成分分散状態のイメージング

   ~高速ラマンイメージング法による最先端の非破壊・非接触イメージング技術を体験してみよう~

教員:森山 圭(医薬品構造解析学)

概要:有効かつ安全な医薬品を製造するためには、含有成分の混合均一性は極めて重要な評価事項となります。本学が所有する最先端の高速ラマンイメージング装置を用いて、みなさんで作製したモデル錠剤中の成分混合状態を見てみましょう。