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体験入学&研究室公開

「体験入学&研究室公開2018」実験体験内容詳細

2018-06-25

「体験入学&研究室公開2018」の実験体験内容の詳細です。 イベント概要はこちら

(A)医療者の考える技術と態度を学ぶ
   ~患者さんとの面談に基づく薬剤師の臨床推論~
教員:毎熊隆誉・手嶋大輔(医薬品情報解析学)
概要:医療者は、患者さんとの面談で得られた情報を元に、医学的な根拠と照し合わせながらその症状を引き起こすからだの異常(病態)を推測しています。患者さんとの模擬面接を行いながら薬剤師として考える技術と態度を学びましょう。 

(B)モデル錠剤作製と成分分散状態のイメージング
   ~高速ラマンイメージング法による最先端の非破壊・非接触イメージング技術を体験してみよう~
教員:森山 圭(医薬品構造解析学)
概要:有効かつ安全な医薬品を製造するためには、含有成分の混合均一性は極めて重要な評価事項となります。本学が所有する最先端の高速ラマンイメージング装置を用いて、みなさんで作製したモデル錠剤中の成分混合状態を見てみましょう。
 
(C)ウイルスを使って、遺伝子を操る
   ~DNAを切ったり、貼ったり~
教員:工藤季之(分子生物学)
概要:私たちは、ウイルスを利用して遺伝子を操作する方法を研究しています。目には見えないDNAを、目には見えない酵素で切ったり、貼ったり。とても簡単な方法の組み合わせで、新しいウイルスのもとを作り出します。 

(D)薬物の粘膜透過性評価
   ~薬物の粘膜透過に与えるpHの影響~
教員:古林呂之・井上大輔(薬物動態学)
概要:薬物の粘膜透過性は、投与液のpHにより影響を受けるものがあります。薬物の解離状態や粘膜細胞の状態の変化と関係があるのですが、それらを培養細胞を使用した実験で調べてみましょう。
 
(E)これがiPS細胞だ!
   ~ノーベル賞細胞のiPS細胞を観察して細胞培養体験をしよう!~
教員:中西 徹・山崎 勤(分子臨床診断学)
概要:万能細胞のチャンピオン iPS細胞はどんな組織にもなれる細胞です。この細胞を使った再生医療や新薬開発が現在進んでいます。生きたiPS細胞を観察してiPSワールドを体感しましょう。また実際に細胞培養操作も体験できます。