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地域支援・社会貢献

2017年度 チャレンジワーク!お仕事体験教室「薬剤師さんになろう」に協力しました。<平成29年12月2日(土) 於 岡山市立福田小学校>

2017-12-02

岡山市立福田公民館(岸律子館長)が主催する「チャレンジワーク!お仕事体験教室」のお手伝いに本学教員と学生が参加しました。本講座は、「勤労観や職業観を醸成し、将来を考える契機とする。」を目的とする事業で、岡山市立福田小学校の生徒さん240名が14職種からひとつを選んで体験する企画となっています。我々が担当した「薬剤師さんになろう」のコーナーには3年生から6年生まで19名が参加し、就実大学からは平岡修准教授、渡邊政博助教、加藤久登助教、古林呂之准教授と4名の学生スタッフが担当しました。小学生は「学校薬剤師」の仕事と「軟膏づくり」「水剤づくり」「粉薬の手分包」の調剤を体験しました。白衣に身をつつみ、初めての体験をした小学生は、黙々と軟膏を混合したり、お互いの調剤を鑑査しあったりと真剣そのものでした。鑑査と服薬指導も薬剤師の重要な仕事ということが理解できたと思います。体験後には、「手でお薬を包むのは、最初は難しいけれどできるようになってうれしかった!」などの感想を話してくれました。また、水質検査を終えた小学生に「〇〇先生、この結果を校長先生に伝えてください」とこちらが言った際に、“先生”と呼ばれた子供達のびっくりした顔がとても印象的でした。

この体験が子どもたちの将来の夢を実現するために役立てば幸いです。

最後になりましたが、子供用白衣をご貸与下さいました岡山市学校薬剤師会はじめご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。(薬学部学外教育委員会)