就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2026.05.26 

「校内古墳巡り」を行いました(5月24日)

授業・課外研修など

 2026524日(日)に森林研修施設「就実・森の学校」と総合歴史学科の共催で「校内古墳巡り」を実施しました。就実学園の校地(岡山市中区今谷地区)に現存する古墳群とその周辺にある金蔵山古墳・沢田大塚古墳を見学しました。これらの古墳は操山古墳群に属しています。

 当日は、大学から笠井山の山麓にある「就実・森の学校」に貸し切りバスで移動しました。午前中は講師の乗岡実先生(総合歴史学科非常勤講師)、引率の石田省三先生(就実学園職員)の説明を聞きながら笠井山を登り、山中に点在する古墳を見学しました。就実学園の校地にある古墳の多くは、現在では墳丘が失われ横穴式の石室が露出しています。参加した学生や教員は石室に入り、内部の構造を実見しました。笠井山の頂上には神社の礎石や磐座が残されており、古来この地が信仰の対象であった様子がうかがえます。笠井山の南がかつて海であったことを物語るように、校地の一角には貝塚の跡もありました。

 昼食は「就実・森の学校」のスタッフの皆さんが用意した「たけのこカレー」をいただきました。笠井山は孟宗竹(モウソウチク)の群生地で、たけのこを収穫できます。2026年春には、「就実・森の学校」で学生が収穫したたけのこが、就実大学の学食のメニューとして提供されました。

 午後はバスで移動し、金蔵山古墳(岡山市中区沢田地区)を目指しました。金蔵山古墳は前方後円墳で、岡山県内で4番目の大きさを誇ります。墳丘の上に登ると、後円墳に竪穴式石槨の入口を確認することができ、内部を実見することも可能でした。次に訪れた沢田大塚古墳(岡山市中区沢田地区)は、石室が広く、数名で内部に入ることができます。石室の奥には仏像が安置されており、現代でも地域の信仰の場として活用されています。古墳の見学を終え、バスで大学に戻った後、解散しました。

 当日は季節はずれの暑さで、水分補給に留意しながらの見学会となりました。幸い体調を崩すこともなく、新緑の竹林を散策しながら古墳を巡ることができました。就実学園の校地が豊かな自然と歴史遺産を有することはもちろん、「就実・森の学校」が地域の方々と協力して竹林の整備と活用に取り組んでいることを学びました。古墳に向かう道すがら、学生が「就実・森の学校」のスタッフと歓談する場面もあり、地域の方々と交流する機会にもなりました。

 今回の「校内古墳巡り」では、昨年度につづき乗岡先生、石田先生が解説・引率をご担当くださいました。また、「就実・森の学校」の皆さんにも多大なご協力をいただきました。篤く御礼を申し上げます。

*   *   *

戻る