2026.03.13
イベントなど
総合歴史学科では、2024年度より就実中学校の生徒を対象とする「就実大学見学ツアー」を行っています。2025年度は、2026年3月9日(月)に未来創造コースの中学1年生60名が参加して実施しました。
開校式を行った後、渡邉将智准教授(アジア史コース)が総合歴史学科の専門コースや就実大学・就実短期大学図書館の概要を説明しました。施設見学では図書館の書棚や閲覧スペースを見学しました。見学中に書棚の歴史学関連の書籍に興味を持つ生徒もいました。その後、S館のS102講義室やB館のB コモンズ(デリ・カフェ)、A館のひかりてらすなどを見学しました。中学生たちは、S館の階段教室の大きさや、整備された施設に驚いた様子で、「こんな大学に通ってみたい」と感想を話していました。


施設を見学した後、大学の授業を体感してもらうために、中山穂孝講師(歴史遺産コース)の講義を聴講してもらいました。講義では「戦争と観光-戦争継続のために「旅」はどのように利用されたのか?-」をテーマに、戦中の日本政府が国民の愛国心を養い総力戦体制を維持するために、日本国内や満州などの占領地の旅行を推奨したことを解説しました。中学生たちは大学ならではの専門的な講義を熱心に受けていました。


講義の後、中学生からの質問に総合歴史学科の教員4名(中塚朋子教授、苅米一志教授、渡邉准教授、中山講師)が応じました。中学生からは、教員の在職年数や大学で行われるイベント、大学側が求める入学者の資質などについて質問がありました。なかには特定の学部を受験するために必要な事柄を尋ねる生徒もおり、大学進学に対する関心の高さがうかがえました。閉校式では、中学生から総合歴史学科の教員4名に、「就実・森の学校」の竹を用いて製作した栞が贈られました。


今回の「就実大学見学ツアー」を通じて、大学での学びを実感してもらえたことと思います。参加した中学生の皆さんが大学進学を将来の進路の候補とし、できれば就実大学・総合歴史学科への入学を志してもらえたならばうれしく思います。ご参加いただいた未来創造コースの生徒の皆さんにお礼を申し上げるとともに、就実中学校の先生方のご協力に感謝いたします。
「就実大学見学ツアー」は、就実中学校と総合歴史学科の中大連携事業の一環です。今後も中学生の進路選択に役立つ企画を進めていきたいと考えています。
(文責:渡邉)