就実大学 人文科学部 総合歴史学科

2025.07.16 

総合歴史学科の学生が学生歌を作曲しました。

卒業生の紹介

2025年3月に総合歴史学科を卒業した柴田優さんが、大学のイベントで使う学生歌を作曲しました。

この学生歌は、2025年3月に行われた就実学園創立120周年記念イベントで披露されました。

学生歌を作曲した柴田さんに作曲の苦労話や楽曲のポイントなどについて聞いてみました。

 

①作曲に至った経緯について教えてください

 昨年(2024年)8月初旬、学生課より「相談したいことがあるので学生課へ来てもらえないか」と連絡が送られてきました。その後、8月中旬頃に学生課へ向かいました。そこで学生課の担当者を含むイベントの実行委員会(以下、実行委員会)の方から、大学のイベントで使用する楽曲制作の依頼をされました。突然の依頼に私は驚きましたが、話し合いを行った上で楽曲制作の依頼について了承をしました。そして9月下旬頃に歌詞が渡され、楽曲の制作に取り掛かりました。

 

②作曲する上でどのような苦労がありましたか?

 “歌詞のある曲”を制作するということが一番苦労しました。私はもっぱら吹奏楽やオーケストラなどの器楽曲、広い意味での“歌詞のない曲”ばかりを作っているため、歌詞のある曲の制作経験はあまりありませんでした。そのため楽器による演奏が前提の曲ではなく、人が歌うための“歌詞のある曲”を作ることが難しく感じました。私はあくまで作曲担当ですし、イベントの実行委員でもありません。作詞担当の方が書いた詞を、より引き立たせることこそが自分の使命であると考えていたので、曲の作風として個性は出しつつも、自我は出さないように心がけました。そのため詞を何度も読み込み、作詞担当の方の制作意図を可能な限り汲み取れるよう努力しました。

 それに加えてイベントの実行委員会から「応援歌を作りたい」「明るく・元気な曲を」という要望が来ていました。また、大学からの要望を最優先にしつつも私個人の制作上の課題として「若者が聞くこと」、「イベントで使用されるということ」を意識しつつ作業を行いました。こうした大学側からの要望や、自らに課したミッションをクリアしていくことにも非常に苦労しました。

 そして、あえてこの場で言わせていただくとすれば、卒業論文の執筆と同時並行で楽曲制作を行っていたということも、苦労したことの1つであるといえるかもしれません(無事、卒業することができました)。

 

③楽曲のポイントを教えてください

 楽曲全体としてのメッセージは、作詞者の方や実行委員会の方が解説をしてくださっているのでここでは割愛します(イベントのコンセプトは「就実学園の創立120周年をお祝いし、関わるすべての皆さんに感謝と未来へのエールを送る」でした)。

 作曲担当としてポイントを挙げるのであれば、曲全体のメロディ部分に注目していただきたいと思います。歌詞を読んでいただくとわかりやすいと思いますが、等身大の大学生としての繊細な心の動きや、悩み、葛藤を曲としても表現できればと思いメロディを考えていきました。しかしながら、「応援歌を作りたい」「明るく・元気な曲を」という実行委員会からの要望もあるため、表現したいものと要望の両者のバランスを考えつつ制作しました。

 

④最後に一言

 ここまで作曲担当として楽曲についてお話してきましたが、この楽曲は作詞者の方や振り付け担当の方、実行委員会の方々やボーカルの方をはじめとした多くの方によって作られたものです。そうした楽曲制作・イベントに関わった全ての方々の努力や願いに思いを馳せながら、楽曲を聞いていただけたら幸いです。

 今回の楽曲の初披露は卒業式の後でしたが、こうした形で母校の歴史に名を刻むことができたのは非常に光栄なことであり、総合歴史学科で歴史を学んだ私にとって特別な意味を持ちます。

 就実学園創立200周年のとき、この記事が就実学園の歴史の貴重な“一次史料”として誰かの目に止まることを願ってやみません。

 

◆就実学園創立120周年記念イベントの様子(動画)は以下のURLからご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=Rb99MilDqHA

学生歌の制作については、イベント当日の山陽新聞朝刊にも掲載されました。
(2025年3月23日(日)山陽新聞朝刊24面より(©山陽新聞社 無断複製転載を禁じます))

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