2025.06.20
オープンキャンパス
■2025年6月オープンキャンパス(6月15日日曜日)
2025年6月15日(日)、10時30分から15時までオープンキャンパスをおこないました。学部イベントである人文科学部相談・展示コーナー「人文カフェ」において総合歴史学科の展示をするとともに、学科説明会・ミニ講義・総合型選抜(自己アピール型)の説明会、体験型ワークショップ、総合型選抜(自己アピール型)の面談・登録もおこないました。
【学部イベント「人文カフェ」】
人文科学部相談・展示コーナーである「人文カフェ」が10時30分から15時までB館2階のBコモンズで開かれました。「人文カフェ」は人文科学部の学びや雰囲気を来場者の皆さんに知っていただくために、人文科学部3学科がそれぞれ展示ブースを設けるとともに、人文科学部の教員や学生に気軽に相談や質問をしていただける会場です。総合歴史学科のブースでは、授業で用いる辞典や教科書のほか、史料集、推薦図書、卒業論文、在校生のメッセージ、新入生研修旅行で学生が撮影した写真などを展示しました。来場した高校生や保護者の方々は学生スタッフに、受験勉強のことや大学生活のことについて質問をしたり、時には興味ある分野について学生スタッフと話し込むなどしていました。大学の授業や卒業研究については、教員が展示物などを使いながら個々に説明する場面もありました。




【学科説明会】
学科説明会では、中塚朋子教授が学科の教育の特色などを、教員の紹介を交えて説明しました。続いて在学生4名(2年生:田村祐稀さん、3年生:杉浦秀尚さん、横部樹さん、4年生:竹本裕香さん)がさまざまな学外研修や、クラブ・サークル活動の様子、アルバイトの様子、学内外での過ごし方について紹介しました。学科全体の学外研修の説明とその感想に加えて、各学生の学生生活が生き生きと説明され、参加してくださった皆さんにも好評でした。最後に三田智子准教授より総合型選抜(自己アピール型)の説明がおこなわれました。



【ミニ講義】
日本史コースの苅米一志教授が「鬼女は人を喰らったのか?-安達ヶ原伝説をめぐる歴史資料を読む-」というタイトルでミニ講義を行いました。福島県に伝わる「安達ヶ原の鬼婆伝説」の成立や解釈について説明してくださいました。伝説はふたつの伝承が基盤になっており、さらにこのふたつの伝承の土台は『今昔物語集』や『古事記』にあると説明されました。そしてこれらの歴史資料を読み解きながら、伝説の成立経緯が説明されました。また、伝説の内容には仏教的解釈も大きな役割を果たしていることも強調されました。文字史料、口頭伝承史料、博物館展示の写真、地図、絵画資料など、多様な歴史資料を用いて、現在まで残る伝説の根源を明かすという歴史研究の面白さが示されました。


【ふたつの体験型ワークショップ】
歴史遺産コースの杉山由里子講師は「洞窟壁画の動物たちとボツワナの人びと―何万年後の世界に何を残す?―」という体験型ワークショップをおこないました。最初に、アフリカのボツワナの洞窟に残された動物の壁画から、動物と壁画を残した先住民たちとの関係性が説明されました。その後、参加者は「自分が書き残したいもの」を考え、粘土を用いてその壁画をそれぞれ作ってみるという体験をしました。
もうひとつの体験型ワークショップは、西洋史コースの小林亜沙美准教授がおこなった「ヨーロッパ中世の字を見る・読む・書く!」でした。古代ローマ帝国で使われたアルファベットが、中世ヨーロッパで様々な形になり、中世末にほぼ現在のアルファベットの形に落ち着いた様子が説明されました。説明を受けながら高校生は中世のABCを自分で試行錯誤しながら読み、現代のABCとの違いに驚いていました。
体験型ワークショップでは、教科書や研究書とは異なる方法で、「過去」に触れる体験ができます。サポートしてくれた学生スタッフの存在も参加者にとって心強かったのではないかと思います。




【次回のオープンキャンパス】
次回のオープンキャンパスは2025年7月19日(土)と20日(日)に開催します。総合型選抜(自己アピール型)の説明会・面談・登録もあわせておこないます。ミニ講義や体験型ワークショップの内容も変わりますので、ぜひご参加下さい。
(文責:小林)